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とにかくひたすら映画について語る vol.2

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どうやらマガジンにはnote100記事しか保存できないらしいので、vol.2を作成しました。
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2017年6月の記事一覧

【cinema】告解

【cinema】告解

2017年36本目。イタリア映画祭1本目。

やっとイタリア映画祭の感想にたどり着きました。毎年開催される映画祭の中でも楽しみにしていて、私は、GW後の5月の活力はこの映画祭から得ていると言っても過言ではありません。ここから5本立て続けに書いていきます!

G8財務相首脳会議にドイツに集まった各国首脳とそこに呼ばれた神父、絵本作家、ミュージシャン。彼らを招待した世界経済を牛耳る財界の大物、国際

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【cinema】ライオン 25年目のただいま

【cinema】ライオン 25年目のただいま

2017年35本目。

「ムーンライト」を見た同じ日に続けて見たもの。だからって何がどうこうないのだけど、とにかく色んな意味で精神を消耗した一日だった。

そして、この映画の内容とはかけ離れたレビューをひたすら書き連ねますので、ご承知おき下さい。

インドで迷子になった5歳の少年が、25年後にGoogle Earthで故郷を探し出したという実話を、「スラムドッグ$ミリオネア」のデブ・パテル、「

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【cinema】ムーンライト

【cinema】ムーンライト

2017年34本目。

一ヶ月半以上前に観た映画。

マイアミを舞台に自分の居場所とアイデンティティを模索する少年の成長を、少年期、ティーンエイジャー期、成人期の3つの時代構成で描き、第89回アカデミー賞で作品賞ほか、脚色賞、助演男優賞の3部門を受賞したヒューマンドラマ。マイアミの貧困地域で暮らす内気な少年シャロンは、学校では「リトル(チビ)」と呼ばれていじめられ、家庭では麻薬常習者の母親ポー

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満を持しての初トレインスポッティング@塚口サンサン劇場。自分が映画を見始めた頃ロードショーだったけどその時は見れなくて、やっと劇場で。この20年、めっちゃ映画見てきたけどやっぱ語り継がれる所以がわかるお話。何しろ全てが最強。来週からやるT2楽しみ。 #トレスポ #note映画部

【cinema】ナショナルシアターライブ スカイライト

【cinema】ナショナルシアターライブ スカイライト

2017年33本目。

これで何本目になるんだろう、ナショナルシアターライブ。見始めた頃は、やっぱりお芝居は映画よりちゃんと劇場で見た方がいいよ、なんて偉ぶった感想を書いていましたが。映画で見る醍醐味もあって、字幕があるだけとても冷静に観られる。多分本場だと半分も理解できないし…。また、観客の熱気は舞台ほどではないにしても、単に映画を観終えたのとは違う感触を覚えるのです。心の中では、ものすごく拍手

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【cinema】午後8時の訪問者

【cinema】午後8時の訪問者

2017年32本目。

ある日の夜、診療受付時間を過ぎた診療所のドアベルが鳴るが、若き女医のジェニーはそのベルに応じなかった。しかし翌日、身元不明の少女の遺体が診療所近くで見つかり、その少女が助けを求める姿が診療所の監視カメラに収められていた。少女はなぜ診療所のドアホンを押し、助けを求めていたのか。少女の死は事故なのか、事件なのか。そして、ジェニーはなぜドアホンに応じなかったのか。さまざまな疑

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【cinema】ナショナルシアターライブ ハングメン

【cinema】ナショナルシアターライブ ハングメン

2017年31本目。

イギリス北西部の街オールダム。死刑執行人でパブ経営者ハリーは、街の有名人。死刑執行制度が廃止になるというニュースが出たある日、ハリーの反応に関心がある記者たちがパブにやって来るが――。というのも、ハリーが昔死刑執行した女性を狙う殺人事件の容疑者が冤罪であったのでは、という話が浮上したため。一方、ロンドンから見慣れない若い男ムーニーがやって来て、ハリーのパブの空き部屋に下宿人

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