UIターンを生む図書館(クリエイティブ司書Instagramシリーズ)
今回の「クリエイティブ司書Instagramシリーズ」では、最近いただくことが多い講演・寄稿の内容を少し抜粋してお届けしています。テーマはやはり「UIターンを生む図書館」。
講演などのご依頼を希望される方へは資料をポートフォリオ的にお示しすることもできますので、小宮山剛まで各種SNS等にてご連絡をいただけますと幸いです。クリエイティブ司書の名刺をお持ちでぶん文Bunのメールアドレスをご存知の方は、どうぞそちらへお寄せください。
(椎葉村図書館「ぶん文Bun」の職員としてご対応いたします)
<小宮山剛のTwitterはこちら>
・秘境の村を変えるイノベーション
椎葉村図書館「ぶん文Bun」はそもそも交流拠点施設Katerieという複合館内にあり、施設目的自体が「イノベーション」です。
どんなイノベーションを目指しているのかや、なぜ日本三大秘境椎葉村という非常に不利な立地にもかかわらずこうした事業に注力するのか・・・といったことを講演ではお話ししています。
<交流拠点施設Katerieのウェブページはこちら>
<椎葉村の情報は観光協会ウェブページから>
・椎葉独特のコンセプトメイク「かえりたい」
交流拠点施設Katerie・椎葉村図書館「ぶん文Bun」のコンセプトメッセージは、クリエイティブ司書がその基礎を描き延岡のクリエイターさんに清書していただきました。
その根本にあるのは「村のルーツにせまりながら、先々もブレないコンセプト」を築きたいというクリエイティブ精神。クリエイティブ司書自身がキャッチコピーの勉強を続けてきたことが生かされたように思います。
講演では、そのあたりのコンセプトメイク・ブランディング・「遠くて身近な椎葉村」を演出する広報体制などについてもお話しできます。
<Katerieのブランドメッセージはこちら>
<クリエイティブ司書が実施したキャッチコピーコンテスト>
・「UIターンを生む図書館」が効いてきた
「UIターンを生む図書館」とうたいながら、全然人が来ないのでは話になりません。まぁ・・・立ち上げ当初は「こんげな山奥に人が来るかいな」とクリエイティブ司書自身も不安で仕方ありませんでしたw
が、2020年7月18日の開館から3年目に入り来館者数は3万人をゆうに超えました。2022年度に村外からお越しになってぶん文Bunで本を借りていかれる方(つまり遠くからぶん文Bunを目がけていらっしゃるリピーター様)の数は、2021年度に比べると倍以上のスピードで推移しています。
このほかにもどんな成果が図書館を運営することで生まれているのか、講演の中でお話しいたします。もちろん椎葉村の魅力や地域おこし協力隊の募集活動などなど様々な要素が複合的にかみ合っての結果ですが、椎葉村図書館「ぶん文Bun」はUIターン創出のハブとして機能し始めています。
・キーワードは「図書館の運営自体がソーシャルイノベーション」
一番の講演コンセプトは「図書館の運営自体がソーシャルイノベーション」ということ。俗っぽく言い換えると「図書館を運営することは自治体の儲けになる」ということです。
ニーズに応じて様々な話題に振り向けてお話しすることが可能ですので、是非ご相談いただけますと幸いです。
また、図書館以外でも「地域おこし協力隊のキャリア」についてもお話しすることができます。下記記事のような気持ちで取り組んでまいりましたので、必要とあらばご用命くださいませ。
※2022年4月1日より、クリエイティブ司書・小宮山剛は椎葉村役場の職員となっています。ご依頼をいただきます講演等は職員として対応するかたちで、課内等に共有のうえお引き受けさせていただきます。
その際、ご用命の料金等に関しましては様々なかたちがありますのでご相談ください。ただし、小宮山剛が個人事業主としてお受け取りすることはございません。