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積読人たち

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「積読」と検索したらひっかかってしまった幸運の記事を収集します。きっと、お家が積読であふれている徳の高い方が執筆された記事ばかりでしょう。
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#本屋

#004 本屋はじめます 【番外編】 バンクーバー本屋めぐり/TSUNDOKU BOOKS

「ちょっと早めの夏休み!」と銘打って、カナダのバンクーバーへ9日ほど行ってきました。 バンクーバーを訪れるのは3回目。今回の裏テーマは、たくさんの本屋をめぐること。取り分け、バンクーバーは本屋が有名、というわけではまったくないのですが、海外では町の本屋さんってどんな立ち位置なんだろう?というのを肌で感じてみたいなと思っていたのです。 やると決めたら、とことんやりたくなる性格が功を奏して(?)個人書店を中心に全部で26軒! だいたい4日ほどかけてめぐってきました。新刊書店

今週の私 6/26-7/2 「趣味は読書です」

いきなりタイトル詐欺。 今週の私どこか、今年の私。 生まれてこの方、聞かれて難儀する質問の筆頭は 「ご趣味は?」 である。 どこからが趣味なのか?という定義の問題もあれど、写真の次に思いつくのが「読書」。 とは言え、言うほど読んでるだろうか?と思ってしまう。 多分、年間で1冊も本を読まなかった年もあったような気はする。 けれど、本を買わなかった年というのは多分、1回もない。 私が好きなのは「本」であって「読書」ではなかったのだと思う。 本を買って満足してしまう。

本の街 神保町の歩き方

神保町でつかまえて まーちん:なってぃのアテンドで、神保町ツアーが開催されたんですよね? なってぃ:そうですね。本・本屋さんが好きということで、日本の本屋の聖地といえば神保町だということで、みんなで集まりました。 まーちん:神保町の本屋さんを巡ったことがなくて・・・。神保町には行ったことがあるんですけど、飛び込みな感じになるじゃないですか? めちゃくちゃいっぱいあるし。 なってぃ:そうですね。当時、中学生のわたしは、宝塚のおっかけをしていて、好きな宝塚のスターさんの昔の

【65冊】4月に買った本たち

本、読んでますか。 私の働いている環境は4月が1年で最も忙しい。その忙しさからの逃避のために今年の4月は 4月の30日間、毎日書店に行って本を買い続ける なんてことをしていた。 その結果、書籍代として6万弱を計上したが、よくよく考えてみると同人誌代とか合わせたら多分余裕で9万くらいを書籍代にしてたかもしれない。怖。 そんなわけで今月もたくさん買った本たちのリストをまとめました。 ルール ・中古本はなし、あくまでその月に書店で売っていた新品の本限定(新刊では無い場合

息を吹き返したように見えた

本は、電子書籍派なんだけど、本屋さんに行くのは好きで、先日ふらっと立ち寄った本屋さんで、2冊文庫本を買った。 その日はある程度の時間、人を待っている必要があったから、本でも読んで待っていようと思った。 読みやすい東野圭吾の小説と、なんだか可愛らしい絵の描かれた表紙の短編小説。 いつも本は、表紙と裏のあらすじを見て、ジャケ買いしてしまう癖がある。なんとなく、見た感じに惹かれて買うのだ。 セルフレジで購入して、いつもなら店員さんに聞かれる「カバーはどうしますか?」も、セル

私が本を買うときの基準

 本日は読書感想文というほどでもないですが、たまには『つぶやき』や『こだわりのタイム』の連載小説以外でも記事を書きたくなりました。 本を定期的に読めるようになったのは大人になってからで、それまでは読書の習慣がついていなかった為、単発的に本を読むぐらいでした。 読書にハマっていた時期と、最近の読書事情は少し違います。 記事に載せてある本をだいぶ前に買って読みましたが、実はこの本は絶対に読みたい買いたいという本では特になかったです。 私は積読をあまりしない方なので、読

無計画が生んだ山(20230410)

積読の山が成長する一方で、読むスピードが買うスピードに全く追いつかない。全部の本をひとつの山に重ねているわけではないので正確にはわからないが少なくとも標高1メートルはゆうに超えている筈だ。(ヘッダーの写真はその一部。およそ標高40cm。) その時に欲しい本を後先考えずに買い、その結果が山となって部屋の片隅に鎮座している人は少なくないだろう。己の無計画さがそのまま形になって訴えてくる。 例えば今のように日記を書いていて、言葉が浮かばず手を止めて考えるとき、必ず癖で右隣を見る。

現実の世界で、鋭い感度を持っているであろう青年に遭遇した話。

今日は私が住む地域は、冬が逆戻りしたような、肌寒さがあった。 私は、最近は特にテレビをあまり見ない生活になったので、日本全国の細かな状況や、現実的な世の中の出来事などにとても疎いのだけど、どの地域に住む皆さまも今日は、私と同じように季節の逆戻りを体感されたのかな~??とか考えたりしていた。 そうして日頃オンライン上で交流のある方々に思いを馳せたりしつつ、日中は子供たちと穏やかに、マイペースに過ごしていた。 そしていつものタイムスケジュールの通り夕方に仮眠を取り、そして目

休学期間、本を50冊買った

こんにちは、awaiです。 わたしは欅坂46の曲を聴き始めるのが、元気が少なくなってる合図なのですが、今、欅坂46の角を曲がるを繰り返し聴いています。ピンチです。 今日、人生で初めて本を一気に3冊買いました。いつも1冊づつ買ってますが、ちょっと奮発してしまいました。これで、大学休学期間に、本を50冊買ったことになりました。ちなみに買った本はだいたい読み終えています。積読すると絶対一生読まないので、なんとか買ったその日から読み始めてます。えらい。 この一年、本屋と喫茶店(

89.(33/365) めちゃくちゃ薦められた本。

一昨日だったか、職場の同僚のBさんが朝から興奮気味に話しかけてくれた。 「にょん先生!ちょっと…いや、ほんと…めちゃくちゃ面白い本を見つけたんですよ!もうね、トリックが…というか、もう紙の本でしか絶対にあり得ないんですよ!」 とのこと。 本が大好きなBさん。 今年度から一緒に勤務しているのだけれど、確か夏休み中、一緒にお昼ご飯を食べた時に、本好きであることが発覚。 それからというもの、ことあるごとにいい本があったら紹介してくれるようになった。 ぼくとしては本当にありがたい。

「僕は足軽になりたい」(今村翔吾さんの「正直きつい」を受けて秘境の図書館職員が考えてみた)

◇今村翔吾「直木賞作家が『正直きつい!』 図書館への切なるお願い」(『文藝春秋』記事タイトル)1月21日。『文藝春秋』さんのオンライン記事にこのような見出しが踊った。発端は同記事にもあるとおり、今村翔吾さんの1月9日のツイートだ。 ↑とりあえず上記に引用はしてみたものの、文藝春秋さんでインタビュー動画が公開されたことが物語るように、図書館による複本の大量貸し出し(無料!)というのは「到底Twitterで語り尽くすことはできない」問題である。ぜひ関心のある方は『文藝春秋』当該

積んだ本を貪れるか

年末に向けて、どんどん本が積み重なっていく。個人的な興味本位や、仕事のリサーチに使えそうなもの、「あの人との共通言語として」のコミュケーションツールとして、一年をふり返ってみてもいろんな本を買い漁ってきた。 しかしまあ積読ばかりなんで、来年は、積んでいくのは変わらず続けながらも、並行して貪り読むという時間づくり(とその動作に引き込まれるきっかけづくり)を進めていきたいなあ。 つまみ読みに関しては、ちょっとその精度というか、頻度を増やす。根本的には、今足元に"既にあるもの"

おさまらない積読読書会(第22回積読読書会レビュー)

「あやしくないよ、こわくないよ」 そんなモットーで毎月毎月22回も続けてきた積読読書会。イヨイヨ、だんだんと「怪しいかもしれない」と思うようになってきてしまいました・・・。 2022年最後の積読読書会は「眠い」「明日は雪山に入るから」などなどと脱落者が続出するなか、深夜2時半まで続けられました。 深夜2時半。 今年最後の積読読書会ということもあってかなかなか話がおさまらない積読家の皆さん。何より、主催者小宮山が一番喋り散らかしていたような気がします。 ・・・なんにつ

積読がストレス発散法

本屋さんに立ち寄ってあてもなく歩いていると帰る頃には両手に本をかかえている。 気がついたら手には6冊の本。いかんいかんと精査しても3冊購入。 カバーをかけてもらった本をかばんにしまって清々しく外に出る。 最近ふと気がついた。 あ、これが自分のストレス発散方法なんだと。これだけ本を購入するときはいつもどこか衝動的で、それでも必要なことをしたという充足感に満たされる。今思えばたいてい何かをこん詰めて向き合ったあと。 「あーーーがんばった!!!」 ぷはーっとビールののどこしをたの