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積読人たち

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「積読」と検索したらひっかかってしまった幸運の記事を収集します。きっと、お家が積読であふれている徳の高い方が執筆された記事ばかりでしょう。
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2023年4月の記事一覧

増える本、どうする?――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』『マジカルグランマ』など、数々のヒット作でおなじみの小説家、柚木麻子さん。今月は小説家にはつきものの悩みについてです。 ※当記事は連載の第25回です。最初から読む方はこちらです。 #25 ときめきでは決められない 新型コロナウイルスが発生してから三年。ものすごく本が増えてしまったのだ。物書きの家に本が多いのは当たり前だし、物書きに限らず自粛の間にネットで本を買いまくった人は多いだろうと思う。しかし、我が家のそれは、生活に支障が出るくら

『忘れる読書』を読んで

こんにちは。 読書感想文ためてました(汗) 内容 先行きのわからない時代を生きる上で必要なスキル 持続可能な教養が必要。 持続可能な教養とは 1抽象化する思考 2気づく能力を磨くこと 1を鍛えるためには読書が向いている。 2気づくとは、課題を見つける能力と言い換えられる。 2でも読書が有効。 学術文庫 思想的なアーカイブ 新書 より一般的な教養を身につける手がかりになる本 落合さんの今までの本のよみ方、捉え方。 本を読む時は、あえてメモをとらない。本の10%位が

2023/04/20 電車で行こう

木曜日 晴れ そろそろ本編に入るころかと朝ドラ『らんまん』を見たらすごいことになっている。 少々デフォルメが過ぎるのでは、あれではさかなクンだ。 まあ、牧野博士は笑って許してくれるかな。 駅で開催の古本市の日へ。 空は気持ちはいいけど目には優しくないピカピカの晴れ。 これから明るい季節、電車やバスの移動にも慣れなければ、ということで電車でGO。 久しぶりの電車は、なんの都合か高校生が結構いる。 最高気温27℃、半袖の人もちらほら見かけるというのに、隣に座った女子高校生は

本を発掘してきた!

2023年4月20日 読書月間とか言ってるくせに、今日はまだ1行も読んでません(汗) ちなみに只今0時をまわったところです(汗) 今日は何をしていたんでしょうか… 記憶がありません。ここ数日家に帰ってきてからのメンタルが穏やかでないので、思考が停止気味なんだと思います。 なので夕ご飯を食べて片づけをした後、何をしていたのか…気が付いたらもうこんな時間でした。 特に家族としゃべったり意味もなくテレビを見ていたわけでもありません。 インスタを少し見ていた記憶はあります。 でも

【読書】『積読こそが完全な読書術である』を読了しました。

「読了しました」と言ってしまって良いのかどうか、迷っています。 ちょっと不安になって、「読了」という言葉を、国語辞典で調べてみました。 少し、安心しました。 一応、最初から最後まで読み終えました。 しかし、全ての内容が記憶に残っている訳ではありません。 それでも読み終えた本は、本棚に挿しておきます。 これで、物理的には「積読」ではなくなります。 そして、今現在覚えている内容も、日を追う毎に記憶から消えていきます。 もしかしたら本棚から取り出して、もう一度読むことがあるかもし

#0814 最近仕入れたり積読から昇格した本's

電車通勤になって少しこれまでと読書の時間や形態が変わった。 積読から昇格した本があるかと思えば 楽しみにしてた新刊 友人が薦めてくれた本 などなどを その日の気分で。 心揺さぶられたらまたこちらでも紹介したいな。 ところで読書について。 昔から結構こだわってるのは『保育・教育』の本にばっかり偏らないようにしてること。 自分がちゃんと広い世界知ってるなんて思ってないかけど、 井の中にいちゃあかん 井の中にいることを意識できない人間になっちゃあかん とかは思ってる

いつも心に(あるいは図書館のマイページに)積読を

積読。 私にはあまり縁のない言葉だと思っていた。 積読。 これから読む予定の本が積みあがっていること、またはその本。 ……とでも言えるだろうか。 私は完全に図書館派なので、部屋にあまり本がない。 読みたい本は和書であればまず図書館に頼る。 洋書だとないことが多いので買ったりするが、いっぺんに3冊以上買うこともないため、未読の本が積み上がることがまずない。 しかし最近気づいたのだ。 私、「積読」、してる。 図書館のマイページに……!! 積読@図書館のマイペ

脳内断捨離会議実況

本を減らさなくてはと思うのに、ついつい書籍やコミックスが増殖する。 一番いいのは、本棚を断捨離して部屋に置かないことじゃないか、と思うのだが、その決心はまだつかない。 そもそもなぜ本を減らそうと思ったのかというと、引っ越しのたびに「本を梱包して、開いて、並べて」という作業にうんざりするようになったからだ。 本好きな人なら、こういった作業すら歓びだと思う。 なぜなら、かつての私がそうだったから。 昔、給料の5分の1を本代につぎ込んでいたころ、部屋に本棚が増殖していくのが嬉し

【活動録】第14回カムクワット読書会

こんにちは。本日、横浜駅から徒歩5分ほどの場所にあるレンタルスペースにて、読書会を開催しました。 午前の部にはリピーター2名、新規の参加者が1名。1名は読書会デビュー。カムクワット読書会でデビューしてくださるのは、主催者としては非常に嬉しいものがあります。 午後の部は、午前から引き続き2名、以前も読書会(今村夏子さんの『とんこつQ&A』)に参加してくださった方、散歩会に参加してくださった方の合計4名。 午前の部午前の部はわたしを含めて4名だったため、ひとり1~2冊の小説

「街とその不確かな壁」と「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を読み、彼の小説の旅を終える

「街とその不確かな壁」については発刊日から、つぶやいた。 「いまさら、紙の本を買っても…」と思っていた矢先、日経の書評を読むと内容が気になる。 「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」は、長らく待たされたあげく電子化したのを思い出した。 改めてAmazonで確認してみると普通にKindle版が存在する。 さっそく購入 「世界の終わり…」と、ゆっくり読み比べてから感想文を書こう。 両方一緒に読むのには Kindle が便利😊 MOH 追記: 私の本棚を確認

エッセイを書きたい(書いてみたい)

「自分でもエッセイを書いてみたい!」 そう思い続けて、もう半年も経っている。 ということを私のエッセイ処女作にしてみようと思う! 私とエッセイの出会いは、 上京して初めて付き合った彼と別れて、コロナ禍一人ぼっち孤独になった頃。 大学の頃までは自分のアイデンティティが地元にあったはずなのになぁ、 一人になったんだし、新しい自分たらしめるもの、没頭できるものがないかとぼんやり寝転んでいると、 実家に数冊さくらももこのエッセイ本があることをなんとなく思い出した。 「本かぁ、

夢の向こう

唐草さんの書く文章が、とても好きだ。 あったかくて、嘘がなくて、そして強さを感じる。ともすれば悲劇になりそうな話をなぜだかいつも温かい話にできるのはそのお人柄ゆえなのだな、と気づくのにそう時間はかからなかった。 そんなお人柄をいつも以上に感じたこの記事。忍者になりたくてトレーニングを積む女の子、友達になりたすぎる。おじいちゃんになりたい女の子も可愛すぎる。ひとしきり笑った後に、私の夢ってなんだったかな、と昔の記憶を紐解いてみた。 覚えている限りで最初の「夢」はおそらく「お

本に纏わる考察(読了の興奮のままに。ネタバレ含みます。)

ヒトの本質が純度100%で抽出された物語。 ユーモア優位の解釈困難なメタファーも 物語を展開させる複雑な装置もない。 キーパーソンたちのセリフにより 伏線が回収されていき、 最後には読者の期待通りの幕引きが 用意されている。 これまでの作品すべての集大成といえるような、モラトリアルな男たちの アドレセンスとの訣別が描かれている。 現実と非現実、意識と無意識・・・ それらは壁をはさんで存在している。 恐れるならば、壁はいつでもそこにあり続け ヒトによっては 『魂にとっての疫

積読でも本は買うべし

こんにちは😊 けさの日本経済新聞の 春秋という1面記事下にコラムが あるのですが、 東京都立中央図書館が催している 『みんなの積ん読展』に関するコラムでした。 起承転結の『起』と『結』の1文が 朝からお勉強になったのと、非常に素敵な 文章でしたので、ご披露させてください。 #日経新聞 #春秋 #読書 #みんなの積ん読展 #東京都立中央図書館 #図書館 #自己啓発 #朝活