計画中の文学ゼミ的活動について
これまでカムクワット読書会では、多くの近刊小説を課題作品にした読書会を行ってきました。有名な作家の新刊、新人賞作品やこれからの活躍が期待できる作家の作品。
それらを読んでいると、何だか見えない部分で共有されている問題意識があるような気がするけれど、それを言語化することが難しいことを痛感しました。
何気なく生活していると気づかない違和感を、小説という形式で読者に手渡してくれる作家さんがある種の神様(創造主)であると仮定すると、読者はそれを解読する預言者になるのかもしれません