見出し画像

大寒の日によせて〜今、いろいろと辛かったり、将来が不安になったりする方へ

🔹こんなことをしたいのに、なかなか出来なくて辛いと思う方いませんか?

🔹自由に動きたいのに、なかなか動けなくて切ない方いませんか?

🔹将来が不安になって胸が締め付けられるような思いになっている方いませんか?


今はおかげで元気になりましたが、私は
数年前まで、そんな思いのかたまりでした。

だって

いきなり重症筋無力症という難病になって、
病院に行っても治らず、ひどいときには、
手も上がらない、まぶたもあげられない、ものもかめない、飲み込めない、
言葉の呂律も回らない、ものもまとめに見えない…自分の頭ですら自分の首で支えることができない…、呼吸すらできない時もありましたからね。

今までできていたことができなくなって、
本当に辛かったです。

ちょっと寝返りを打っただけで、血液中の酸素濃度が減ってしまってナースステーションから看護婦さんが飛んできてくれたこともありました。

何をするのも体が重い、
まるで呪いがかかっているかのように全身に何十キロもの、おもりがぶら下がっているかのように、何をするのも大変で、今までできていたことが何もできなくなってしまう…

こんな状態ですから、なかなか身動きが取れない自分が辛かったです。

しかも

「この病気とは一生の付き合いになるでしょう」

というようなことを医者から言われ、
将来が不安でたまらないときもありました。


そんな私が、1年で1番寒いと言われる大寒の日に、書いた詩が、Tumblrと言うSNSに残っていました。

画像1


これ↑は、
2014 年の 大寒の日に書いたものです。
重症筋無力症と胸腺腫という悪性の腫瘍の告知を受け、暗闇の中で、光を探そうと、必死で、自分を励ましていたんですね。

それから、7年後の大寒の今日、愛犬と散歩に行ってきました。

画像2

【後ろに見えてるのは姫路城です😊】


あのころは、
今みたいに、こんなに元気になれて、
こんなに楽しく、
こんなに生きがいのある毎日が過ごせるなんて、想像もできませんでした。


今日は大寒。かつての私のように、いろいろ辛くて、心や体が寒くて仕方がない方も、いらっしゃるかもしれません。

でも2月の立春、
3月の啓蟄(「啓」は「開く」、「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」意で、「冬籠りの虫が這い出る」日とのこと)

そして、3月20日の春分と、

季節は、これから、少しずつ、
春に向かっていきます。


今日も桜の枝の先を、目を凝らして見つめてみると、

画像3

つぼみの赤ちゃんを発見!

遠くから見るとわかりませんが、こんな寒い中、春の開花に備えていたんですね。


どうか早く温かい春がきますように…💕

災い転じて福になりますように…💕





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?