星新一「ボッコちゃん」読んでみた

やっと……
やっとだ……

曲を作り終えて……
はらつくねが戻ってきたよ。

えーと
　
私の中に。

皆さんの力を借りて、文学と親しくなろうとしたのも束の間……

「音楽やります！」
って言ったりするんだぜ。

私は……
気が多いな？
脳内がとっちらかんてんだ。

しかし。

やっつけ仕事で読んで感想を書くのなんて……
より嫌だわ。
　
という事で、やっと……
落ち着いて楽しめるぜ。
待たせたな……

文学！

ボッコちゃん (新潮文庫)

星新一を紹介してくれたのは

めろさん。

これは……
ゼヒ皆さんにに読んでほしい記事。

こういうの記事と全力で笑かす時とのギャップがたまらんな？

（´ρ｀*）ｺﾎﾝｺﾎﾝ

さて、読書の感想。

⚠ネタバレあります⚠
⚠あくまでもつくね個人の素直な感想です⚠

これが……
星新一。

これが……
ショートショートの神。

こんな短いのに
こんな……
こんなん出来るんか。

（あ、ジャルジャルの時と同じ事いってら）

すげぇや。

世にも奇妙な物語とか
笑うせぇるすまんとか

ああいう雰囲気の
怖面白い、
最後の数行で、実は……

が分かった時のゾッとする感じ。

いやぁ……

どれもこれも面白かったので
どれをピックアップしたらいいものか。

「暑さ」
これ、面白かったわぁ……
このラスト。
（あっ……あぁぁ……家族が！おったんか……）
って、その後を想像して、ゾワゾワする。

ちょっとシュールなコントのようですらあるな、と思ってみたり。
（違うか？）

「不眠症」
ループ、でもないんか……
やっと辿り着いたら振り出しに戻る
みたいな不条理さが何とも言えない。
やっと眠れたと思ったのに、実はリアルではより残酷な現実が待っているっていう……

実は私、これと少しだけ似たような経験をした事がある。

ある日。
その日の仕事がまあまあハードで、それでも何とか夕方までかかって終わった……
　
と思ったら

〜♪
（？？……何か……音がする）

辺りを探し音を止めた。

え……
スマホのアラーム！？

（嘘やん！夢？めっちゃ仕事頑張って終わらせたとこなのに！？こっからスタート？うわぁ……ヤダわ……）

悲しい現実やな。

「妖精」
何でも叶えてくれる妖精は
同時に自分のライバルに
その2倍の幸運をもたらす。

いやぁ……私なら
これはどうするだろうかな。
ライバルが
好きなヤツならいいけど　
気に食わんヤツだとなあ……

己の度量の大きくなる事を願わずにいられない。


「肩の上の秘書」
ストレートに楽しかった。
この発想、すげぇなと。

人間は本音を言って
肩の上のインコがオブラート翻訳者なんかい。

本音で生きる方がいいとは言うけども……
やはり、多少の包んだり隠したり体裁整えるのも必要なのね、っていう……

「愛用の時計」
この本の数少ないハッピーエンドの話。
とても大切にしてた時計が時間がズレるようになってしまって
結果、事故を免れるって……

時計に
魂宿ってますやん。
持ち主愛されてる！
いい話やん！

こんなの書けるのに、大概が
（ああああ）
というオチで
モヤモヤやゾワゾワが残るお話ばっか書いて。

新一君は……
どういう子なん？

人間が好きなん？　　
嫌いなん？

人間に絶望してるん？
希望を見出してるん？

不思議やわ……
あと、めっちゃ宇宙人出るやん！

人間、人間、宇宙人。
人間、人間、宇宙人。

3回に1回くらい出るやん！
（つくねの圧倒的体感）

新一君は……
宇宙人ってオチなん？

名前も星じゃもんなぁ……

あと……
ショートショートだから、当たり前っちゃ当たり前なんか……

キャラクターを掘り下げて書く事はそんなないんかもしれんけども。

この人の作品の登場人物
「エヌ氏」とか
名前がイニシャルである事が……
怖過ぎる。

淡々として人間味が薄まりますな。
体温が低い感じがして
そこがとても良い。

いやぁ……
読み始めは

いかんせん、新一ワールドが
ほぼほぼ、はじめましてなもんで
世界観も何もかも

なかなか新一色に染まらないつくね。

中盤くらいで

ふむ。
ふむふむ……
ほっほーう……

心が動き出す。

終盤。

うはぁ……
はわわわ……
あー……
終わる。

夢中。

いやぁ……
堪能したわ。

脳内が……
星新一。
（スグ染マルネ）

これも、全部私の見てる夢なんやで……

とか

皆、実は宇宙人に操作されてるんよな……

なんて思ってニヤニヤしている。

チャララララッラッラ〜ン♪

つくねはけいけんちを30てにいれた！

レベル6になった！

レアアイテム
みんな違ってみんな宇宙人ショートショートの神様のひと欠片
をてにいれた！