tsukiyo@会話考察家

会話について考えるのが好きです。 子育て21年生、介護9年生。 このまま順調に、ちょっ…

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会話について考えるのが好きです。 子育て21年生、介護9年生。 このまま順調に、ちょっとヘンなおばちやんから、かなりヘンなおばあちゃんになれますように🌵🍭

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誰かの世話をしている、敏感な仲間たちへ

noteを始めた時、会話についてのシリーズと、もう一つ書きたいテーマがありました。 それは、私がここ数年携わっている介護をはじめ、子育てや看病などで、家族のお世話を…

自分が弱いと思っているHSPのアナタへ
私もそう思って生きてきたから、すごくわかる。
でも気づいたら、思いもかけない場所にいて、絶対無理!と嘆いていたハードな波も、いつのまにか乗り越えていた。
こんな私にもできたんだから、きっと大丈夫。自分が思ってるより、ホントはずっと強いから。

テテを見てると、時々胸が苦しくなる。あの美しい横顔や、唯一無二の低音ボイスに魅せられ過ぎてしまって。
そして必ずこう思う。
出会ったのがおばさんになってからで、チンチャ良かったなって。
だって、これが若い頃だったら、きっと恋焦がれて、大変なことになっていただろうから。

全力を尽くすのが、どうも性に合わない。
100%のパワーを出すと、私の場合あとに残るのが達成感ではなく、混乱だから。
もちろん子育てや介護は、全力を尽くすことばかりで、だからいつもワケわかんなくなっちゃうんだな。
がんばったことを味えるくらい、余力を残して暮らせたらいいのに。

物欲をはじめ、いろんな欲がめっきり減った。その代わりに、快適かどうかの見極めには厳しくなったかも。
多少無理をしてでも、おしゃれをしていた頃も愛しいけど、やっぱり今のラクちんなほうが幸せかな

向いているようで、向いてない〜誰かの世話をしている敏感な仲間たちへ#2

気がついたら、人生の多くの時間を、誰かの世話をして過ごしていました。 小さい頃の弟の面倒から始まり、高校時代はサッカー部のマネージャー、フルタイムで働いていた母…

いろんなモノの値段が変わっていて、ホントにビックリする。長年目にしていたり、いつも必ず買うモノの値段が変わっていると、支払う時に計算が狂い、戸惑ってしまう。
値上がりをちょっと舐めていたかも。お金が余分にかかることより、慣れ親しんでいたものの急激な変化は、思いのほかしんどい。

あらゆるものががデジタル化していくのは、やむを得ないことだとわかっている。その方が便利なことも、たくさんあるしね。
でも、私のように目に問題があり、画面をずっと見ているのがつらい人は、これからどうすればいいんだろうと、時々とまどう。
少数派にも優しい対策が、どこかにあるのかなあ。

桜の咲く頃に生まれた。
ある時友達に「いい季節に生まれたんだね」と言われてハッとした。
春はずっと一番好きな季節だったけど、桜のことは、あまり意識をしてなかったから。
そっか。みんながウキウキしている、美しい時期に、私は命を授かったのかぁ。それだけで、十分幸せな気分になれるな。

感情のコントロールは、えらく難しい。
自分でもビックリするくらい、大きく揺れてしまうこともあるから。
身体が疲れている時ほど、ムダにエネルギーを使ってしまったりして。
あぁそれ、明日の分にとっとけば良かったのにぃ、と後になってため息をつく。

青春真っ只中の息子に意見している私を、昔の私が、遠くから見て笑っている。
はいはい、確かにそれが正論ですよ。でもあなたも、あの頃は今のことしか考えてなかったよねって。
その声が聞こえてきた時だけは、息子への言葉がけが、柔らかいものになっている。

「ヒマ」と「退屈」に憧れるようになってからだいぶ経つ。今の私は、たとえ39度の熱があったとしても、やらなきゃいけないことが溢れている。
よく超えられない苦労は来ない、と言うけれど、勘弁してほしいことだってあるよね。
神様ぁ〜聞いてますかぁ。私だって、高熱の日は寝てたいんですよぉ。

認知症が、こんなに悲しい病気だなんて、母がなるまでは思いもよらなかった。記憶を失うだけでなく、あらゆる感情をも、どんどん失いかけている。
でも、悲しいのは、周りだけかも。本人は、何があっても、すぐにニュートラルな状態に戻って、静かな世界で過ごしているから。

「らしくないね」
いつもなら絶対しない選択をして、良くない結果が出た時に、弟からそう言われた。
あぁ、結果の良し悪しよりも引っかかっていたのは、そこだったのかぁ。
なんとなくイヤな感じがしたのに、私の中の私の声に耳を傾けなかったから、うまくいかなかったんだね。ごめんね、私。

BTSのJINが、ファンのために入隊を遅らせたことを知って、大泣きした。同じ寒がりだから、冬を避けたかった気持ちがすごくよくわかるし、私だったら、絶対自分を優先しちゃうよ。すごいなぁ、えらいなぁ。こういう決断ができる人たちだからこそ、みんなからもたくさん愛されるんだよね

韓国語の勉強をスタートして半年。スキマ時間での独学だから、ものすごぉくちびっとずつだけど、この歳になっても、まだ何かを新しく学べてることにワクワクする。テキスト片手にラジオを聴いて、韓国ドラマを見て、OSTやBTSの曲を楽しむ毎日。自分の世界を広げるって案外簡単だったんだね

誰かの世話をしている、敏感な仲間たちへ

誰かの世話をしている、敏感な仲間たちへ

noteを始めた時、会話についてのシリーズと、もう一つ書きたいテーマがありました。

それは、私がここ数年携わっている介護をはじめ、子育てや看病などで、家族のお世話をしている方に寄り添った内容のシリーズです。

自分以外の人の世話をするというのは、口で言うほどカンタンなことではありません。相手の状態によっては、自分の1日が予定通りに過ごせないこともしょっちゅう起こるし、小さい子や認知症のお世話だと

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自分が弱いと思っているHSPのアナタへ
私もそう思って生きてきたから、すごくわかる。
でも気づいたら、思いもかけない場所にいて、絶対無理!と嘆いていたハードな波も、いつのまにか乗り越えていた。
こんな私にもできたんだから、きっと大丈夫。自分が思ってるより、ホントはずっと強いから。

テテを見てると、時々胸が苦しくなる。あの美しい横顔や、唯一無二の低音ボイスに魅せられ過ぎてしまって。
そして必ずこう思う。
出会ったのがおばさんになってからで、チンチャ良かったなって。
だって、これが若い頃だったら、きっと恋焦がれて、大変なことになっていただろうから。

全力を尽くすのが、どうも性に合わない。
100%のパワーを出すと、私の場合あとに残るのが達成感ではなく、混乱だから。
もちろん子育てや介護は、全力を尽くすことばかりで、だからいつもワケわかんなくなっちゃうんだな。
がんばったことを味えるくらい、余力を残して暮らせたらいいのに。

物欲をはじめ、いろんな欲がめっきり減った。その代わりに、快適かどうかの見極めには厳しくなったかも。
多少無理をしてでも、おしゃれをしていた頃も愛しいけど、やっぱり今のラクちんなほうが幸せかな

向いているようで、向いてない〜誰かの世話をしている敏感な仲間たちへ#2

向いているようで、向いてない〜誰かの世話をしている敏感な仲間たちへ#2

気がついたら、人生の多くの時間を、誰かの世話をして過ごしていました。

小さい頃の弟の面倒から始まり、高校時代はサッカー部のマネージャー、フルタイムで働いていた母の代わりに、晩年の祖母も見守りました。その後息子を育て、子供と関わる仕事をし、今は認知症の母の介護をしています。

こう並べると、まるでものすごく世話好きみたいですが、息子を産むこと以外は、はっきり決意したわけではなく、なんとなく成り行き

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いろんなモノの値段が変わっていて、ホントにビックリする。長年目にしていたり、いつも必ず買うモノの値段が変わっていると、支払う時に計算が狂い、戸惑ってしまう。
値上がりをちょっと舐めていたかも。お金が余分にかかることより、慣れ親しんでいたものの急激な変化は、思いのほかしんどい。

あらゆるものががデジタル化していくのは、やむを得ないことだとわかっている。その方が便利なことも、たくさんあるしね。
でも、私のように目に問題があり、画面をずっと見ているのがつらい人は、これからどうすればいいんだろうと、時々とまどう。
少数派にも優しい対策が、どこかにあるのかなあ。

桜の咲く頃に生まれた。
ある時友達に「いい季節に生まれたんだね」と言われてハッとした。
春はずっと一番好きな季節だったけど、桜のことは、あまり意識をしてなかったから。
そっか。みんながウキウキしている、美しい時期に、私は命を授かったのかぁ。それだけで、十分幸せな気分になれるな。

感情のコントロールは、えらく難しい。
自分でもビックリするくらい、大きく揺れてしまうこともあるから。
身体が疲れている時ほど、ムダにエネルギーを使ってしまったりして。
あぁそれ、明日の分にとっとけば良かったのにぃ、と後になってため息をつく。

青春真っ只中の息子に意見している私を、昔の私が、遠くから見て笑っている。
はいはい、確かにそれが正論ですよ。でもあなたも、あの頃は今のことしか考えてなかったよねって。
その声が聞こえてきた時だけは、息子への言葉がけが、柔らかいものになっている。

「ヒマ」と「退屈」に憧れるようになってからだいぶ経つ。今の私は、たとえ39度の熱があったとしても、やらなきゃいけないことが溢れている。
よく超えられない苦労は来ない、と言うけれど、勘弁してほしいことだってあるよね。
神様ぁ〜聞いてますかぁ。私だって、高熱の日は寝てたいんですよぉ。

認知症が、こんなに悲しい病気だなんて、母がなるまでは思いもよらなかった。記憶を失うだけでなく、あらゆる感情をも、どんどん失いかけている。
でも、悲しいのは、周りだけかも。本人は、何があっても、すぐにニュートラルな状態に戻って、静かな世界で過ごしているから。

「らしくないね」
いつもなら絶対しない選択をして、良くない結果が出た時に、弟からそう言われた。
あぁ、結果の良し悪しよりも引っかかっていたのは、そこだったのかぁ。
なんとなくイヤな感じがしたのに、私の中の私の声に耳を傾けなかったから、うまくいかなかったんだね。ごめんね、私。

BTSのJINが、ファンのために入隊を遅らせたことを知って、大泣きした。同じ寒がりだから、冬を避けたかった気持ちがすごくよくわかるし、私だったら、絶対自分を優先しちゃうよ。すごいなぁ、えらいなぁ。こういう決断ができる人たちだからこそ、みんなからもたくさん愛されるんだよね

韓国語の勉強をスタートして半年。スキマ時間での独学だから、ものすごぉくちびっとずつだけど、この歳になっても、まだ何かを新しく学べてることにワクワクする。テキスト片手にラジオを聴いて、韓国ドラマを見て、OSTやBTSの曲を楽しむ毎日。自分の世界を広げるって案外簡単だったんだね