Tsukami1651

能楽に出会い、ハマり、そして漬かり、沼りつつある、芸能の創造主 観阿弥・世阿弥へのリス…

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能楽に出会い、ハマり、そして漬かり、沼りつつある、芸能の創造主 観阿弥・世阿弥へのリスぺ 中年ヒトの能学記「脳と能とnote」です。 魚はサーモンが好き、肉はハラミが好きです。

最近の記事

じわりじわりと

以前書いた投稿「Ya Ha Yeah Yooh」「おもひおもう」の続きです。 講座に行くと、歴史の勉強が苦手な自分がボールペンのインクが切れていないかを確認していました。ひとつひとつ能楽についての知識などを吸収していくことが楽しいというか、自分にはグッドなフィーリングなんでしょう。 草子洗小町について、作者が不明とのこと、こういうの結構あるようで、季節は内容から大体わかるとして、でも、もともとは何千曲とあったものが、時代にリンクした250曲くらいに現在はセレクトされている

    • おもひおもう

      以前書いた投稿「Ya Ha Yeah Yooh」の続きです。 大槻能楽堂でのイベントでは、実演前の見どころ説明ということで、話の流れや現代で言う例えに置き換えて説明していただける。色んな所でこういうの行われています、正直、見どころの伝え方は人によって違うと思う。 以前、色々な心理学の教授やお医者さんのお話を聞いたり講座に通ったりしていたが、その中で特に印象に残ってる記憶で、まずは体験講座という形で心理カウンセラーの衛藤信之先生のお話が非常に愉快で、気分良くその世界に引きず

      • Ya Ha Yeah Yooh

        考えるだけでなく、まずは行動、 教育番組の「のっぽさん」が目で伝えてくる、  できるかな?じゃなくてやるんだよ!・・・と(夢の中の話)。 固定休欲しいな~定休土日欲しいな~、 あ、私情出ちゃった。 予定が変わり時間ができた。 少し遠いが行ってみたい場所がある。 じゃぁいつ行くか・・・       今       で       し       ょ        Yeah・・・ Check it Out・・・ 五臓六腑に清流浸水 能と脳とnoteに心酔 午前0時の

        • 能楽と宇宙についてだぎゃ~

          ここは名古屋の丸の内、 オフィス街でよ、そっからテクシーしてよ、 能楽イベントに行ってきたがね。 はぁ、テクシー知らんのか、調べゃ~~て。 場所は「平家茶論」さんです。 入った途端、すんごい優しい空気を感じました。 平家物語が大好きなマスターさんが作った世界観、凄すぎる。 最近、歴史苦手な自分が能楽を切っ掛けに平家物語を読んで(漫画ですが)身近に感じたそれ・・・入ってすぐに土佐琵琶が置いてあって、 写真撮り忘れた、 試弾きし忘れた、 講座だぞ今日・・・ 紙とペ

        じわりじわりと

          苦手なもの

          HPのプロフにもある通り、 歴史を辿る作業・・・ダメです、苦手です。 そんな自分が・・・よく動いています。 わざわざ。 例えば聖地巡礼とか言いますが、 ま、似てるかもしれないし、 ま、近いものかもしれないし、 でも、興味があるからこそ、 行ってしまうんだろう。   ・   ・   ・ てなわけで、とある日、 京都、西陣に来ました、    ・    ・    ・ …よ~動くW。 西陣中央小学校の敷地内、 昔は観世家の屋敷があった場所で、今も鎮守社が祀られています

          苦手なもの

          月下の再会~三井寺の鐘

          先日行ってきた講座では、参加してる皆さんとで演目「老松」の一節の謡をさせてもらえました。 参加されてる皆様の中では自分は全然年齢が若いもので候、40、50代はまだまだぞぇと言われる世界、謡ったり舞ったり、年齢や身体の状態等もですが、テイストって変わっていくもの、これ、あぁ年取ったな的な日常世界でいう退化ではなく、ここでは進化していくものって捉える。 シテさんはあっちの世界の方を演じ(演ずるじゃなく真似るだろとか面倒くさく捉えず)、ワキさんはこの世の方を演ずる、あっちの世界の

          月下の再会~三井寺の鐘

          蝉丸~逢坂山の約束 - Blind Melody<後編>

          甘いものが食べとぅ~なった。 甘いお菓子を色々頂いた。入れてくれた手提げはラ・ブティック・ドゥ・ジョエルロブション。ロブションさんといえばフレンチのまさに神と称された方、息子のルイさんが最近まで名古屋タカシマヤに来てたようだ。 かく言う私、遠い昔にロブションさんに会ったことがある、というか当時働いていたお店にお客様で来て下さったのだが、完璧主義のロブションさんの前で必ず飲まれるペリエを用意し忘れ、当時、白金台のプラチナ通りを全速力で走って酒屋でペリエを買い占めた覚えがある

          蝉丸~逢坂山の約束 - Blind Melody<後編>

          蝉丸~逢坂山の約束 - Blind Melody<前編>

          さて、今まさに正解のない時代、自分はより自由にして根本を探究(探求)し、わからないことについては謙虚な気持ちを忘れずに勉学していきたいと思う…いきなりどうした?。 ふと、 さらに能楽が好きになったなって感じた、しょっちゅうCDやYouTubeや色々聞いてるうちに脳が慣れてきたというか、カスタマイズされてきたというか、ここ最近は演能が観れなかったけど、春以降ようやく時間が取れそうで楽しみである。 ふと、 思い出したのは、自分の名称である「Tsukami」の「ツ」は「津 近江

          蝉丸~逢坂山の約束 - Blind Melody<前編>

          美の中の救済

          先日、能楽の体験講座に行ってきました。 能とは何か? ルーツ、物語、流派、長く続いてきた理由・・・など、 能楽師の先生もとてもお優しい方で、 深く沁みいるお話がたくさん聞けました。 そりゃわし、観阿弥・世阿弥しらんけど、そこにリスペクトがあり、歴史などを振り返り、思考し、お話してくれる能の世界は、さすが能楽師さん、自分が思考している物事なんかより100倍グッとくるものがあり、この世界、さらなる興味が湧いてきたものです。 たまたま、わし、newspicksをよく観るヒトで

          美の中の救済

          ハートに風穴

          ふと、身体の動きと心の動き、 何か関連性はあるかなって思った。 頭だけで考えているより、実際身体を用いて解ることもある。 それなりに心理学を学んできたが、よく考えたらメンタルヘルスという言葉自体あっちのものであり、大概のセラピーは日本以外で生まれたものである。能と禅の関わり、茶も香も、何某か共通点はあるわけで、そこらへんの細かい内容はそこらへん得意な方々にお任せして、何故に、自分は、それこそ心(ハート)に通気口(風穴)があるとするならば、どうしてこうしてこうもスーッと能楽

          ハートに風穴

          雷電

          PS4で「原神」やってます。 ゆっくりと育成しています。 ギミックに思考が追い付かないことしばしば、 いや、かなりルーズなスピード感で進めております。 たまにログインした際のワールドの広さとミッションの多さに時折溜息を付いてしまうときがありますが、 地味に地道に成長しております。 そんな中、「雷電将軍」をゲットしました。稲妻を統治する神です。 岩・風・水・炎など他にも神とされるキャラクターがいます。 鍾離先生とかいつ手に入れられるのだろう・・・、 でも、雷電将軍が一番「

          邯鄲の夢 ~ Metropolitan Illusion

          かの三島由紀夫さんが最初に近代劇にされたというのも興味深いところです。 ちなみに「邯鄲の夢」という言葉がありますが。 さて、さらには「邯鄲の歩み」という言葉も知りましたが。 ちなみにこの2つの言葉、日本語で似たようなものってありますか。 ちなみに能楽「邯鄲」は、過去・現在・未来で分けると現在能と言われますが、この現在能に当てはまる有名な演目をいくつか挙げてください。 それでは、現代風にアレンジしてみましょう。 では、いつものように分類を。 ん?・・・ 邯鄲の面

          邯鄲の夢 ~ Metropolitan Illusion

          変身願望

          奇遇にもネットフリックス内で見つけた映画に、能楽を交えた内容の作品がありました。まだまだ最近のものでしたが「villege ヴィレッジ」という作品。 演目「邯鄲」を話の背景にされてるようで、実際に演能シーンや邯鄲の謡が要所に出てきました。横浜流星の演技がとても良かった。 ・・ふと回想。 かれこれ青年の頃、クラブで酒浸りの自分は休日は違うモードが欲しいと、俗にいう前衛映画にハマり、フランスやイタリアのヌーベルヴァーグや日本でいうATG(アートシアターギルド)を片っ端から観

          意識するのじゃ!!!

          湯豆腐が美味しい時期です。 What?。 いつぞやの話ですが、新熊野神社に行ってきました。京都十六社朱印めぐりにもありますが、自分の場合は御朱印ではなくです。 能楽発祥の地として知られていて、観阿弥・世阿弥が足利義満の前で「猿楽」を演能した場所です。 ちなみに三重県の名張に観阿弥ふるさと公園という所があり、ここは観阿弥が創座した地として記念碑や能舞台があります。年1の11月とかに記念祭がある時以外は閑散としているようで、自分みたいな変態マニア的には唆る所ですがね。

          意識するのじゃ!!!

          マスク

          トップ写真は、 去年に銀座シックス、観世能楽堂で拝見することができた能面さんたちです。少しずつ知得していくほどに理解していく中で、こうやって改めて見ると、圧巻です。 ・・・怖いですね。 最近は、「ワールドイズダンシング」が腑に落ちてから、能楽に関する漫画三昧でした。 さて、遠方の知人の農家から送られてきた野菜を軽く刻んで炒めものにし、残りをラーメンの具材にしました。麺を茹でます、麺を作る工程、麺作り、面作り、あ、そういえばという感じで、能面の製作工程が見たくなり、気にな

          幽玄への入り口

          2024年となりました。 今年も、ひとつひとつ亀の歩みで、 能楽を知り探求していこうと思います。 さて、 「ワールドイズダンシング」を全巻読み終えました。 当時は戦(いくさ)もあれば火事もあればで、当然今とは色々違うもので、そんな中で能楽を観覧してどのような気持ちを得ていたのかは、想定できるわきゃないんですが、ひとつ思うのであれば、チルアウト、チルってるという言語が最近聞かれますが、これに近いような受け入れ方があったのかなって思ったりしました。芸能観賞を通じて不安を鎮静化

          幽玄への入り口