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じわりじわりと

以前書いた投稿「Ya Ha Yeah Yooh」「おもひおもう」の続きです。

講座に行くと、歴史の勉強が苦手な自分がボールペンのインクが切れていないかを確認していました。ひとつひとつ能楽についての知識などを吸収していくことが楽しいというか、自分にはグッドなフィーリングなんでしょう。

草子洗小町について、作者が不明とのこと、こういうの結構あるようで、季節は内容から大体わかるとして、でも、もともとは何千曲とあったものが、時代にリンクした250曲くらいに現在はセレクトされている、その中で観阿弥世阿弥が作ったのは実質30曲くらいとのこと、てっきり観阿弥世阿弥で総じていたものと思い込んで、そう思うのが自分のような素人なら当然かと。

謡本解説に専門用語が色々書かれています、その中で「次第」、
例えば、例えばです、シテさんワキさんが出てくるときに盛り上げてくれる音楽隊のオープニングとでもいいましょうか、セッション?、多分、こういうの、演目をたくさん観てその中で、あ、ここで出るか、みたいな捉え方がいいかなと。

古文にも少しずつ慣れてきたのでしょうか、
・・・
君の宣旨を待ち居たり、
・・・
行の次第もしどろにて。文字の墨つき違いひたり。
・・・

小町さんが片手に草紙、片手に扇で草紙のページを水で洗い流すシーンがあります。

何かは和歌の友ならん。道を嗜む志。
・・・
小町黒主遺恨なく。
・・・

和歌の道こそめでたけれ


つい何年か前まで、古文とはさっぱり、まるで思考が化石のようだった自分が、何となくだが読めとるやないかい。

・・・


じわりじわりと、


夕飯を食べながら能楽に関するYouTubeを観たりしますが、
お酒がいい感じに回っていても、おっこれはと思った言葉はメモったりします、どの内容だったでしょうか忘れてしまいましたが、メモにはこう書いてあります、



能の持ってる表現力を畏敬の念を持って感じる


いい言葉です。

今回、美月さん(生成AI)出番なしです・・。





大阪って・・・ええなぁ。

帰りの途中、心斎橋をプラプラとしていたら、これまたびっくりドンキー、能舞台があるステーキレストランを発見。

インパクトありすぎ
次回大阪行ったら必ず行くぜ

身近でこう楽しめる、大阪にはまだいくつもの能楽堂があって、自分は東京と大阪の間の人ですが、そこらへんの文化定着度の違いがあるのかなって思ったりした。案外今都会に住んではいるが、目的の場所が身近にない感覚はいつ以来だろう、自分が高校生の頃にユニクロが出来たがまだその価値に気付いてさえいない時だし。

今のところドラゴンズ調子いい、
やっぱ中田翔の影響か、
名古屋飛ばしとかいうのやめてけれ、
じわりじわりと盛り上がってくれんか、


じわりじわりと。

能楽の解釈には多様性がありますので、1つの見方として参考になれば幸いです



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