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ロシアの格闘技「システマ」を体験してきた話

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今回の記事はシステマを体験した時の備忘録として書いています

感想としては「何もかもが新鮮で面白かった」「動画や書籍でみるのと体験するのはやはり違う」というところでしょうか

そして教えてくれた先生がHUNTER×HUNTERに出てくるウイング先生に雰囲気が似ていた^^

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出典「HUNTER×HUNTER」冨樫義博

そして本気出したらこうなるんだろうなぁ・・・

と勝手に想像していた^^

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有名なシーンですね

出典「HUNTER×HUNTER」冨樫義博

全くまとまっていないかもしれませんが最後まで心して刮目せよ

そもそもシステマとは?

歯磨き粉じゃない・・・

システマ(ロシア語: Система, ラテン文字転写: Systema)は、ロシアの武術、軍隊格闘術。近代戦における様々な状況を想定した実戦的格闘術として、近年注目を集めている。その歴史的背景と技術的特徴から、一般向けのセミナーでは護身術として整備されたプログラムを用いて指導されている。そのため2017年時点では競技格闘技ではない。
出典「https://ja.wikipedia.org/wiki/システマ_(格闘技)」

ウィキペディアではこう書いてある

今話題のロシアですがそんな話には一切なりませんでしたね

システマと聞くとみんな歯磨き粉や芸人さんの方を想像しますが、格闘技付き界隈ではもっぱらロシアの武術として有名です

個人的にはこの動画がとても面白かった^^

システマの基本原則

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出典「ツマヌダ格闘街」上山道郎


Keep breathing (呼吸し続ける)
Stay relaxed (リラックスを保つ)
Keep straight posture (姿勢を真っ直ぐ保つ)
Keep moving (移動し続ける)

システマでは個別の技よりも、身体の使い方の原理を習得することに重点が置かれていて、特に以上の4つが、システマ的な身体の使い方の基本原則であるとされるようです

あとは自由!!

日本の武術によく見られる「型」とかいうのものがないようです

本日やった練習

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リラックスしながらマッサージ(やる側とやられる側お互いが緊張しない、痛いところ(弱点)を観察する)

鞭で体を叩く(理由は忘れた)

呼吸の練習(基本の口から吐いて鼻から吸うやつ)

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出典「ツマヌダ格闘街」上山道郎

歩きながら呼吸(10歩で吐いて10歩で吸う)

拳立て伏せ(プッシュアップ、腕力を鍛えるのではなく地球を押すイメージ)

脱力して体を起こす(人に乗られた状態で行なったりする)

脱力して体を叩く(ストライクというやつの初歩技)

リラックスしたまま軸をずらしナイフを避ける

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出典「ツマヌダ格闘街」上山道郎

そういやこのマンガに出てくるドラエさんもロシア人だったなぁ・・・

印象に残ったこと

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筆者が個人的に特に印象に残ったことを2つ

・拳立て伏せのイメージは手に力が集まる

・軸を少しずらして関係を断つ

まずシステマといったら「拳立て伏せ(プッシュアップ)」ですよ

これを語らずしてシステマは語れないですよ

野球でいう素振りみたいなもんですかな

拳はそんなにガチガチに握り込まない方がいいみたいです

システマの本場ロシアの本部の人に「どうしたらシステマが上達するか?」という問いに「1日拳立て伏せを500回くらいしたら勝手に上達した(個人の感想です)」といった返答があったとかなかったとか・・・

そんくらい量をこなすと普通に腕力もつくよね^^

ネテロ会長の感謝の正拳突き1万回と同じ感覚かな?

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出典「HUNTER×HUNTER」冨樫義博

動画では拳立て伏せのやり方にしか言及していないが、イメージしながら拳立て伏をすると腕の力が抜けて拳にだけパワーが集まる感覚というのを感じることができる

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拳立て伏せをして手に力が集まるイメージというのがどうしても動画や書籍ではわからなかったのだが、今回先生に教えていただいて点と点が線でつながった

ちなみに腕を脱力したかったら力を抜くことに注力するのではなく、拳立て伏せを限界までしてヘロヘロになるところまでやると疲れて力が抜けるんだという先生の言葉でした

イメージはこれ

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出典『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』三条陸 稲田浩司

このようにわざわざめちゃくちゃ疲れた状態を作らなくても、いつでも一番楽な動作をして最大の力を発揮するのがシステマなのだ!(システマに限らず無駄な力を入れないというのは全ての動きに共通してますけどね^^;)

次に「軸をずらして関係を断つ」です

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先程のナイフを避ける練習でこの表現をされていたのですが、筆者がなんかいいな♪と感じたのは格闘技的な内容ではなく日常生活的な内容です

例でいうと、めっちゃ怒っている上司の人に対して真正面で怒りを受けるのではなく、少し軸をずらして怒りを受ける(物理的に)

そうすることで相手の影響を少しだけでも受け流すことができる上に、怒っている相手も怒りに勢いがつかずに収束に向かわせることができる

確かに真正面に対峙すると圧が半端ないが、少し軸がずれているとあまり圧を感じることがない上に、攻撃側も攻撃に集中しにくくなるのです

これを日常生活に生かして相手が攻撃(口撃)してきたら物理的に少し軸をずらして受けてみましょう(この時はしっかりと呼吸をしてリラックスしていることがシステマの真髄)

まとめ

今回夕方6時から9時までみっちり3時間システマを指導していただきました

目から鱗が落ちすぎて帰る頃には白目になってましたよ

今回システマ岡山の先生にはとても丁寧に教えていただいて感謝しかないです

システマ岡山の情報はこちら

あとシステマは格闘技じゃなくてリラックスして健康になろう!!みたいなことも言っていたのですが、それはまた機会があれば書きます

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出典「バキ」板垣恵介

また近場であるというときは行こうと決めた3月の夜であった・・・

ちなみに今回書いたことは筆者の個人的な感想です

「本当のシステマはこれだ!!」という人もいると思いますのでそちらが正しいと思います

今日言いたいことはそれくらい

最後まで読んでくれたあなたが大好きです

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