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【エッセイ】高校時代好きだった子が、6年ぶりの再会で結婚していた話

僕は今、京都でLaughterというコーヒーショップを運営しています。


・6年越しの再会

お盆に久しぶりに実家に帰省しました。
そこで最も楽しみにしていたのが、高校時代の友人たちとの再会でした。

高校卒業後も定期的に会っていましたが、社会人になる直前に集まってからはそれぞれ忙しくもなり、中々タイミングが難しく…。

「ちょっとしたら落ち着くよね」と言っていたらコロナが大流行。
飲み会どころか、帰省もままならない状況に。

グループラインで新年の挨拶はしていましたが、その他はほとんど連絡を取り合うこと無く…。

気付けば約6年の月日が経っていました。
しかし!ようやくコロナも落ち着き、以前と同じように皆で食べて飲んでワイワイできるようになりました。

「もう会うことは無いかな…」
皆そう思っているかもかもしれない。でも、この歳になって旧友と再会して語り合う時間の楽しさを何回も味わってきました。
勇気を振り絞ってグループラインに呼びかけてみたら、みな好反応!

こうして、6年ぶりの再会が決まりました。

・緊張のワケ

迎えた当日。僕はメンバーの誰よりも緊張していたと思います。
それは、その日会うメンバーに高校時代好きだった子がいたからです。
お互いラインは知っていますが、その他のSNSでは繋がっていないので、お互いの動向は全く知らないまま。
なんだかとっても不思議な気持ちで再会の時を迎えました。

当日来れたメンバーは5人。
6年越しでも、みなどこかに面影があってスムーズに再会。
気付けば、あの頃と同じように自然と喋り始めていました。

・不意に訪れたその瞬間

雑談をしながらお店を見つけ店内へ。
なんだかぬるっと会話が始まったので、かっちりとした近況報告というよりは、他愛のない思い出話で盛り上がっていました。

と、話題は家事の話へ。
「自炊って大変だなぁ」という話から、その子が6月に結婚し、今は旦那さんと一緒に暮らしていることが明かされました。

「おぉ~!結婚おめでとう!!」
そこから話題は夫婦の共同生活のお話へ。

高校生の時想いを馳せていたその子は、長い時を経て一人の奥さんになっていました。

・時の流れを噛みしめた…

その話を聞いたときは、ただただ時の流れを噛みしめました。
高校生の頃はまだまだ子供で、わーわー盛り上がっていた我々もついに結婚する年になったのかと。
「大人になったんだなぁ」と、時の流れを噛みしめました。

今の時代、結婚や出産はSNSを通じて知ることも多いですが、こうやって知るのも味があって良いなぁと思いました。
昔の人は、こういった一つ一つの出来事にもっと感動していたのかもしれません。

・話は変わるけど…

ちょっと話は変わりますが、最近コロナ明けで久しぶりの再会が重なる中で、同窓会とかってやっぱり重要なんやなぁと思うようになりました。

以前は、「同窓会なんかわざわざ行かんでも、会いたい人に直接連絡したら会えるやろ」と思っていました。

でも、会ってない期間が長くなると
「今もう違うところに住んでいるかもしれん」とか、「奥さんや旦那さんがいて中々来づらいかもしれん」とか、学生時代には無かった誘うハードルが出てくるんですよね。

だからこそ、「同窓会」という大義名分のもと、再会する機会があるって結構大切なことなんやなぁと実感しています。

大人になってからの友人も大切だけど、学生時代を共にした思い出もまた素晴らしいもの。
何年経っても、会えばあの頃のままでいる。そんな関係性を改めて大切にしていきたいと思いました。

今回の内容はこちらでもしっかりお話しています~!

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