どうしても譲れない軸はぶらさないと決心したら、就活が怖くなくなった。
昨日のnoteに書いた、「あと1年で、新卒で就職しなければいけないんだろうか」ということは、ここ数か月、就活をせずに過ごしてきた私の心の中で一番重たい荷物だった。
そのことについての気持ちを思い切り言葉にして、自分なりのこたえをだした。
何かがものすごく変わったわけではない。就職すると決まったわけでも、「違うこの道に進む」と決まったわけでもないから。
荷物は変わらずそこにある。
だけど少し、軽くなった気がするのだ。
そして不思議なことに、私は今日初めて「求人サイトを見る」ということをした。もっと知りたい関わってみたい思う企業を見つけて、応募のための文章をじっくりと考える、ということもした。
昨日とは確実に、なにかが違う。
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昨日私が出した結論は「自分にとって自然な選択を積み重ねたい」ということだった。
卒業後の進路に関しての今の私の自然な選択は、大学4年の今就職活動をして、1年後に新卒入社するというものではないかもしれない。他の道もアリだと、心の底では感じている。
そう書いた。
だけど今日、私は求人サイトを開いてみようと思った。
それはなぜか。
一見矛盾しているような気がするけど、でもそれが私の心にとっての「自然な」選択だったから。
さらに言えば、自分にとって自然な選択を生み出すために、必要な行動だったから。
今日求人サイトを見たことで、苦しい気持ちは生まれなかった。ああやっと、歩きたいように歩き始められたなと思った。
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自分にとってベストな選択肢に出会いたかったら、自分にとって大切な要素、不必要な要素、ひとつひとつを洗い出していく必要があるんだと思う。
「自分を知り、社会を知るために就活をする。」
正直それって結構当たり前で、多くの人がそう言っているし、私自身その考え方を知っていたはずだった。
だけど自分と社会がどうつながれるか、ちゃんと試してみよう。そのために就活をしてみようと、心から思えたのは、今日だった。
それは昨日、自分が本当はどうしたいかの軸を見つけて、その軸をぶらさない決心をしたから。
「就活はする。だけど絶対あと1年以内に就職先を決めて新卒で入社しなければいけないわけではない。私は、私にとって自然な、自分が心から大切だ、必要だと思える選択を必ずする。そのための努力をする。」
その決心によって、これさえ大切にしていれば私は大丈夫だという安心感をやっと得られた。
だから、結果的に、就職という道にたどり着くかはわからないけど、どんな「働く」の選択肢があるか、今の私のどんな部分が生かせるのか、逆にどんな成長が必要なのか、とことん知ってみたいという気持ちが生まれた。
だから、求人サイトを見るという「就活」に踏み出したのだと思う。
その決心がつかなかった昨日までは、
「就活をするということはつまり、たとえ自分にとって大切なことと繋がっていないと感じていても、”新卒で就職しなければいけない”という当たり前に従うことの始まりになる。」
そんなふうに感じていたから、就活することが怖かったんだなと気づいた。
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シンプルでもざっくりでも大まかでもいいから、自分にとってこれはどうしても大事だなと思う軸を見つける。それを守る決心をする。そのために努力する覚悟を決める。
そこをクリアできたら、自分を揺さぶられるような気がして怖くなってしまうようないろんなことにも、一歩踏み出してみることができる。
そんな学びになった。
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走り出したら当然、思ったようには進めないこと、自分の弱みを人に見られて、傷ついたり落ち込んだりすること、たくさんあると思う。
就活だって、本格的に始めてから大変さを痛感するだろうし、そもそも就活を始めるにはもうだいぶ遅くなってしまっている。
でも、それでも、自分にとって自然な選択を見つけるためにがんばってみよう。そのための就活もしよう。噓なく思えている。
バタバタ転びまくるかもしれないけど、自分に正直に、関わってくださる人たちに対しての誠実さを忘れずに、もがこうと思う。
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