土山 誠 | Makoto Tsuchiyama

士業・コンサル向け事業コンサルタント |300冊以上の電子書籍を出版 |多数のランキン…

土山 誠 | Makoto Tsuchiyama

士業・コンサル向け事業コンサルタント |300冊以上の電子書籍を出版 |多数のランキング1位を獲得 |税理士試験科目合格 | 200件以上のクラウドファンディングを成功させた日本一のプロとの提携により実質無料の出版を実現|

最近の記事

社労士が高単価の顧問契約を獲得するには

社労士の方は1号業務と呼ばれる手続き業務や2号業務と 呼ばれる就業規則などの作成業務が中心の方が多いと思います。 3号業務と呼ばれる労務関係のコンサル業務を 受任されてる方はまだまだ少ないようです。 今後のAIの進展によって手続き業務が奪われる 恐れがあることはご存じの方も多いと思います。 今回は社労士の方が3号業務を含めた高単価の顧問契約を 獲得するためのポイントについてお話しします。 以前ご紹介した社労士 近藤由香さんの場合は 経営者のめざす未来像、組織像をじっく

    • 行政書士が顧問契約を獲得するには

      行政書士が顧問契約を取るにはどうしたらいいのしょうか? 継続収入になる顧問契約をとれたらと思われる方は多いと思います。 その前に、そもそも経営者はどのような場合に 顧問契約を結びたいと考えるのでしょうか? 自分の経営に関する悩みを聴いてほしい。 できれば助言をもらいたい。 と思われているのに、社内の部下には相談しにくい 経営者は多いと思います。 しかし、それらの経営者をどう探したらいいのか? と思われるかと思います。 部下にさえ話しにくいのに 信用のおけない他人に気

      • 税理士が複数の会社で役員として関与している事例

        公認会計士で税理士の藤田先生の著作の 「経営参謀としての士業戦略 」にある 各士業の皆さんの事例をご紹介したいと思います。 今回は山本会計事務所 税理士 山本慎二さんです。 私は税理士として主に会計や 税務の相談を中心に扱ってきましたが、 さまざまな企業の経営に関わる中で、 人事の相談や販売戦略の相談など、 もっと経営に踏み込んだ相談に 乗れるようになりたいと思っていました。 ほとんどの経営者は何らかの悩みを抱えています。 その悩みには従業員や顧客といった〝人〟が関

        • 社労士が報酬単価を5~10倍にした事例

          公認会計士で税理士の藤田先生の著作の 「経営参謀としての士業戦略 」にある 各士業の皆さんの事例をご紹介したいと思います。 今回は中小企業診断士・社会保険労務士 岩出優さんです。 私は以前、社労士事務所で、 社会保険加入手続きや給与計算業務を行っていましたが、 これからの時代は手続き業務では付加価値を提供しにくいと思い、 より経営に深く関与する今の業務を始めました。 それにより報酬の単価は手続き業務の5~10倍となり、 かつ顧問として継続的に関与するため、継続収入が得

        社労士が高単価の顧問契約を獲得するには

          社労士が経営の根幹に関わる経営参謀になった事例

          今回も公認会計士で税理士の藤田先生の著作の 「経営参謀としての士業戦略 」にある 各士業の皆さんの事例を ご紹介したいと思います。 第3回は港国際社会保険労務士事務所  社会保険労務士 近藤由香さんです。 私は、社会保険労務士(以下「社労士」と記載) として活動をしています。 社労士になったばかりの頃は、助成金や給与計算、 手続き業務を中心に行っていました。 ただ、多くの経営者と関わる中で、 手続き業務の代行だけでは物足りなく感じ、 経営の根幹に関わる仕事を して

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          司法書士が社長に質問することで経営参謀になった事例

          今回も公認会計士で税理士の藤田先生の著作の 「経営参謀としての士業戦略 」にある 各士業の皆さんの事例を ご紹介したいと思います。 第2回は司法書士法人ライズアクロス  司法書士 髙橋圭さんです。 私は司法書士として資本政策の提案から入り、 その後、経営参謀として関与することが増えています。 そのうちの何社かは監査役として 経営に関与させていただいています。 資本政策は出口をどうするか という点に集約されてきますが、 それを設計するうえでは必ず 〝そもそも会社をど

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          行政書士が顧問契約で経営参謀になった事例

          公認会計士で税理士の藤田先生の著作の 「経営参謀としての士業戦略 」にある 各士業の皆さんの事例をご紹介したいと思います。 今回は行政書士赤沼法務事務所 行政書士 赤沼慎太郎さんです。 私は、事業再生、事業承継、起業支援のコンサルティングを主業とし、 資金調達、資金繰り改善を中心に経営支援を行っています。 現在の顧問先は12社で、月に一度顧問先を訪問し、丸一日かけて打ち合わせをします。 役員会議や店長会議、営業会議などに出席し、そこで司会を務めることもあります。 相談

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          士業別の顧問契約獲得方法とは?

          今回は士業の顧問契約の取り方について お話ししたいと思います。 士業の方で安定的な顧問契約を 結びたいとお考えの方は多いと思います。 税理士の方、社労士の方は既に顧問契約を 結ばれている方も多いと思いますが なかには年間契約のみで月々の 顧問収入がない方も多いと思います。 また、行政書士、司法書士の方は単発業務が多いと思いますが 考え方とやり方次第で顧問契約の獲得が可能です。 顧問契約と一口に言っても業務の内容は様々です。 顧問弁護士のようにいつでも相談にのれますよ

          士業別の顧問契約獲得方法とは?

          士業が知るべきセールスの極意とは?

          今回は士業の方に限らず世の中のほとんどの人が できていないセールスの極意についてお話します。 商売をやられている方、セールスをされている方の大半が 自分の商品を凄いと思っています。 凄いと思っているのは相手じゃないんですよね? 自分自身なんだという事にまず気づいてほしいです。 飲食店を例に挙げるとわかりやすいんですけど、 凄く入りづらそうな看板が立っていたら入らないですよね? それなのに、俺の料理の味がおいしければ、 客は勝手に来るって思っている店が非常に多いです。

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          士業の固定観念からの脱却方法

          士業の方は定型業務だけをやられている方が 多いと思います。 それで十分な売上をあげられている方 プライベートな時間を確保できてる方は問題ないと思います。 売上と時間にお悩みがある方は、これからの お話を聞いていただければと思います。 思うように売上が上がらないときは お客さんの悩みに応えられてない場合が多いです。 どのようにお客さんの悩みに応えたらいいのか 例を挙げて説明したいと思います。 カメラスタジオから集客の依頼を受けた話です。 そのスタジオは大通りから奥まっ

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          士業がやるべきアップセルとバックエンドとは?

          アップセルとバックエンドってご存じですか? たいていの士業の方はこれをされてないと思います。 アップセルとは例えば、300万円の車を購入したとすると 車屋さんで購入した瞬間に、 カーナビとか皮張りシートをどうしますか? とか、別の商品を売られるんです。 気が付くと300万が330万とか340万円になっているんですよ。 それが、アップセルっていう手法です。 次にバックエンドって手法なんですが、 商品を売って、時間が経ってから売る手法です。 当店で車を購入してくれた方は

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          士業がめざすべき経営参謀とは(AIにできない「情緒的価値」の提供 の重要性)④

          前回に引き続いて公認会計士で税理士の藤田先生の著作の 「経営参謀としての士業戦略 」をご紹介していきます。 そして、気持ちに寄り添いながら経営者の話を深く聴き、 課題の本質を引き出す質問をし、その質問に対する回答を 整理してフィードバックします。このフィードバックが 経営者に大きな気づきをもたらすことも少なくありません。 特に知識やノウハウを提供しなくても、このフィードバックを するだけで大きな付加価値を発揮することができます。 私もかつて経営コンサルティングは 経営

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          士業がめざすべき経営参謀とは(今後事業承継で経営を知らない社長が一気に増える可能性あり)②

          前回に引き続いて公認会計士で税理士の藤田先生の著作の 「経営参謀としての士業戦略 」をご紹介していきます。 日本の経営者の平均年齢をみなさんはご存知でしょうか。 東京商工リサーチの2018年の調査によると、 経営者の平均年齢は61.7歳とされています。 中小企業庁によると、経営者の平均引退年齢は70歳とされ、 その70歳を越える中小企業や小規模事業者の経営者は 2028年頃までに約245万人にのぼり、 その約半数の127万人は 後継者が未定であると見込まれています。

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          士業がめざすべき経営参謀とは(AI時代に求められる士業とは「あなたは資格に使われてませんか?」)①

          最近、「経営参謀としての士業戦略」 という本を読ませていただいて この著者の公認会計士で税理士の藤田先生は、 ご自身はもちろんのこと指導された士業の方 弁護士、税理士、社労士、司法書士、 行政書士、弁理士の方々が すでに経営参謀として 活躍されている実例も紹介されています。 共感できる部分が多数ありましたので、 今回はその内容をご紹介しながらお話ししたいと思います。 前回までの私のお話とかなり重複する部分がありますが あらかじめご了承いただきたいと思います。 「技

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          士業の未来戦略とは?

          政府のデジタルガバメント構想を見ると 士業の手続き業務の未来は厳しいものがあります。 「急成長を実現する!士業の営業戦略」という 社労士と行政書士の両先生の共著で書かれていることですが 音楽業界の例をとりあげてインターネットで音楽データが 直接買い手に送られるようになったことで 「カセットやCDを販売している小売店」が不要になった現在と同じことが 士業の業界でも間もなく起こると考えておられます。 一方で、士業におけるコンサル領域の仕事の 市場価値はむしろ上がると予想さ

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          士業のオワコン防止術

          士業にはそれぞれ法律があり 中小企業診断士を除いて独占業務が決まっています。 資格を取ったことがプラスになるのならいいのですが 本来業務にこだわりすぎるあまり 資格を取ったことにより取り組む 事業の幅を狭めてしまっているケースが少なくありません。 しかも独占業務がすごく高単価なら良いですが 現在の状況はそうとは言えないと思います。 専門性を追求することはいいことですし、 USPを限りなくとがらせてアピールするのは良いことだと思います。 しかし、低単価の手続き業務だけ

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