歌もダンスも音楽もストーリーも全部イイ!! ~ ミュージカル ヘアスプレー ~
悩むなぁ、どうしようかなぁ・・
チケットサイトからの案内メールでチケットを取るかどうか悩んだ舞台でした。
演者の渡辺直美さんは気になっていましたが、他の方では田村芽実さんが歌が上手いとよく目にしていたくらいで、どうしようかなぁと思い続けていたところ、チケットサイトの優先案内が来たので、では、行きましょ!っとポチリ。
そして、本日、東京建物Brillia HALLへ行って参りました。
先にひと言、感想を書いておきますね、ネタバレ含む文章前に。
絶対、観に行くべきです!!
めちゃめちゃイイです!!
さて、心を落ち着けて・・・
ここからネタバレを含む感想を書きますので、これから観劇予定の方は、後日また読みにいらして頂けましたら幸いです!
ストーリーは、1960年代のアメリカ。
渡辺直美さん演じるビックサイズのボディとヘアスタイルのトレイシーは、ティーン向けのテレビダンス番組「コーニー・コリンズ・ショー」の大ファンです。いつか番組のダンサーになりたい!っと、友達のペニーこと清水くるみさんと夢中で番組を見ています。
ある日、番組でダンスメイト募集のお知らせを見て、オーディションを受けたいと熱望しますが、母のエドナこと山口祐一郎さんの反対を受けてしまいます。しかし、父のウィルバーこと石川禅さんはやりたいことには挑むべき派なので応援してくれることになり、いざオーディションに挑みます。
しかし、マイノリティへ厳しい時代。
特にテレビプロデューサーのヴェルサこと瀬奈じゅんさんは、ゴリゴリの差別主義者。その娘のアンバーこと田村芽実さんはダンスメンバーですが、瀬奈さんのゴリ押しでどうにか売り出そうと画策されています。
番組内で一番人気のダンサー、リンクこと三浦宏規さんは自身のデビューの野心があり、その目的達成の願いも秘めつつ田村さんと付き合っています。
オーディションではルックスで渡辺さんは追い出されてしまいますが、ひょんなことからメンバーに新規加入し、番組に出演出来ることになります。
話しは変わりますが、渡辺さんは学校で先生にイマイチ不人気で、そのため進学コースから外されてしまい、マイノリティの多いクラスへ編入されてしまいます。ですが、そこで、ダンスの上手いシーウィードこと平間壮一さんと知り合います。
平間さんの通っている「コーニー・コリンズ・ショー」で月に一度行われる「ブラック・デー」の司会者のメイベルことエリアンナさんのいるクラブ?へ連れて行ってもらいダンスを上達させていきます。
一緒についていった清水さんはそんな平間さんに一目惚れ♪
話は戻りまして・・
渡辺さんは番組に出演出来ることも嬉しいのですが、憧れの三浦さんにも会うことが出来て大喜び。純粋にダンスが好きで元気に楽しく頑張る渡辺さんに、三浦さんは容姿なんかは関係無く、心惹かれて行きます。
ある時、渡辺さんが月に一回の「ブラック・デー」を通常番組に融合すべく画策をしますが、失敗。どうにか人種差別などマイノリティの壁を壊して、みんなで一緒に踊りたいと思い続けますが、壁は厚く高いまま。。
そんな時に番組内で人気投票の特番があり、渡辺さんと田村さんが僅差でトップ争いのデッドヒート。
結末は・・・??
渡辺さんと三浦さんの恋の駆け引きや行方もさることながら、友達の清水さんと平間さんの関係も見逃せません。
渡辺さん、田村さん、清水さんの各家庭における親子関係だったり、マイノリティとしての人種差別に関しても、1960年代の厳しさが反映されています。
休憩を挟む前半・後半に分かれていますが、ほぼ全編で歌いっぱなし、踊りっぱなし。
運動量が半端じゃありません。
ですが、歌も上手けりゃ、踊りもキレッキレ!!
後半は生のオーケストラが入るので、迫力がどんどん増して行きます。
特にエリアンナさんが最高で、独唱シーンは凄くてゾクゾクしました!
他のミュージカルの出演があったら、観に行きたくなりました。
渡辺さんのダンスも日本のビヨンセとして、失礼ながらあの体格で素晴らしい動きを舞台ところ狭しで見せて下さいます。
田村さんもさすが、スマイレージからアンジュルムと泥水を啜る(失礼!)ような元アイドル時代があったこともあるんでしょうが、小憎たらしい演技と動きが抜群でした!
メインの演者さんもさることながら、他の演者さんのダンスが揃っているし、キレッキレだしで気持ち良すぎます。
終演後、拍手が鳴りやまず、お客さん1階席のみならず、2階席・3階席も総スタンディングオベーション!!
自分も立ち上がり頭上で拍手しっぱなしでした(笑)
むっちゃくちゃ良かったし、ストーリーも凄く楽しかったです!!
ここ最近で一番推します☆
ご興味を持たれましたら、躊躇わず、ぜひぜひ足をお運び下さい!
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