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絶対に喜ばれる、京都みやげ3選

旦那さんの実家は京都です。帰省するたびに、いつも悩むのは、東京へ持ち帰る京都土産を何にするか。

よーじやの「あぶらとり紙」に始まり、京都祇園辻利の「つじりの里」、鶴屋吉信の「柚子餅」、喜久屋の「ちりめん山椒」、近年は京都北山マールブランシュの「お濃茶ラングドシャ」まで一通りやってきました。

今回はそんな経験を通して見えてきた、絶対喜ばれる選りすぐりの京都土産を3品ご紹介します。

【その1: 原了郭の「黒七味」】

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 創業は1703年。赤穂四十七士の原惣右衛門の長男である初代が、漢方医の処方する御香煎(白湯に浮かべて香りを愉しむ、漢方の煎じ茶のようなもの)を製造販売したのが始まり。

「黒七味」は、初代が考案した独自の製法を守り続ける看板商品。口に運ぶと、山椒の少ししびれる味と豊かな香りがやってきます。この何とも言えない複雑な味わいが後を引くんです!

うどんやそばにはもちろんのこと、煮物や揚げ物、中華やイタリアンにも不思議とすんなり馴染んで、料理の格を上げてくれます。

木製の容器(現在のは写真右側)も素敵で男女問わず喜ばれる一品です。詰め替え用の袋も販売しているエコなところもグー。定価は1,100円(税込み)。

【その2:塩芳軒のお干菓子】

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写真:塩芳軒ホームページより
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写真:塩芳軒ホームページより

こちらは、京都出身の旦那さんのイチオシ。関東人の私は干菓子にあまり馴染みがないのですが、京都ではしばしば食べるようです。

見た目が華やかで季節感もあって素敵です。口の中に入れると、秒で溶けるミラクルな軽さ。あとに爽やかな甘みが残ります。ご年配の特に女性は高確率で喜んでくれます。

かつて、旦那さんのおばあさまが羊羹をお土産に持参した若い男性に、「たいそう重たいもん持って来はって…」と呟いたそうで。。京都人は、こんな、軽くて華のあるものをを粋ととらえる傾向があるようです。

写真(上)がお干菓子「三いろ」で1080円、写真(下)がお干菓子「ふくべ詰合」で864円です。ちなみに塩芳軒は1882年創業です。

【その3:京都有次のキッチンアイテム】

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写真:京都錦市場商店街より

1560年に「刀鍛冶 藤原有次」として創業した長い歴史を持つお店。店内には職人の手仕事による料理道具が並びます。

江戸時代には京都御所の御用鍛冶として出入りを許され、明治以降は料理包丁を中心とした刃物屋および料理道具屋へと転じて今日に至るそうで、京都を代表する料亭(瓢亭など)の料理人に広く愛用されています。

包丁や鍋は高額ですが、なかにはリーズナブルな価格のアイテムもあるんで実は穴場。お土産にするなら「あくとり」と「落し蓋」辺りがおすすめ。あくとりは300円くらい、「落し蓋」もサイズによっては1,000円前後で購入できます。

これ女性には100%喜ばれています。

使っていて品質の良さが伝わる、とても丁寧な道具なので、来訪するともれなく自分へのお土産も購入しています。この落し蓋で煮物をつくると、ワンランク美味しくなります(主観です)。

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