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受容・共感がもたらす非学習の連鎖

カウンセリングが劣化した大きな要因は受容性や共感性に傾斜した事により学習を放棄した反芻人間を大量生成した事だ。

またネットのクラスタ文化は非学習の反芻人間によって形成されている。

主にオフラインでは自身の非学習性が受容・共感される文化で消費しネットのクラスタ文化ではフィルターバブルの温室空間で信者同士でなれ合っている状態である。相乗効果で視野の狭い鳥かごの鳥になっていく。

これは何もカウンセリングだけの話ではない。

占いであっても夜の店であっても基本的にはその人の話を否定せず親身になって肯定する事が良いこととされている。

ただでさえ思考停止した人々がフックにかかれば反芻マジックから抜け出せなくなる。無論ある程度節度をもって対話をする事は必要であろう。しかしそれは相互フィードバックを前提とする健全なコミュニケーションであればの話だ。

畢竟これは学習強化どころか非学習強化だ。学習して存在が認められないのならば非学習反芻で享受される方を選択するという事だ。学習して何の立場も向上しないのであれば非学習のポストで承認される事を選ぶという事だ。

受容・共感によって人々は学習するどころか益々非学習が強化され「自己反芻/業界/クラスタ」に埋没し抜けられなくなる。

学習教材(数百円)に使います。