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日常に英語時間を 2つのひらめきを実践してみた感想と紹介

語学学習をする上での問題として、
①何をどの順番で学ぶかという学習内容の面と、
②その時間をどう作り出し、いかに継続するかという機会の面の2つがあると思う。

①はいくらでも情報がある。でも②は自分に合ったやり方を見つける必要がある。

毎日忙しい人が机に向かう時間を取るのは難しい。その解決法として、私の英語やり直しメンター、エバンス愛さんから「ながら聞き」や「ながらシャドーイング」を教えてもらった。

少し前には、もう一度生活パターンを見直して(これも)英語時間をほんの少し増やすことができた。

最近また英語時間を増やす工夫をひらめいて実践したことが2つあったので書いてみる。

「英語を」ではなく「英語で」学ぶ

ある程度英語のレベルが上がったら、英語を学ぶのではなくて英語で何かを学んだほうがいい、とよく言われる。

学ぶと言っても学問を学ぶ必要はなくて、例えばエバンス愛さんは洋服を海外サイトで買う派だから、気になった服の英語レビューは真剣に読みこむそうで。でも私は日本人体型だから国内サイトじゃないと合わない。

私がよく調べるものって何だろう。。と考えてまず思いついたのが、レシピ検索。

あまり料理は得意でないし、そういえば頻繁にレシピサイトのお世話になっているなぁと。この時間を英語時間に変えれたら毎日英語読むじゃん!ピカーン!と閃いた。

レシピ検索

とは言っても、海外サイトで現地メニューのレシピを見ても日本には食材がなかったり、味付けに馴染みがなかったりする。そこで、「英語で書かれた日本料理」のレシピを探してみたら、出てくる出てくる!

その中でも特にこれだ!と思ったのは、こちら↓

https://www.justonecookbook.com

おすすめポイント①  
 アメリカ在住のNamiさんという日本人の方が執筆だから、日本人に合うレシピで安心

おすすめポイント②
デザイン含めかなりしっかりしたサイトなので、ブロークンではないちゃんとした英語

おすすめポイント③
作り方だけでなく、料理の紹介や、ちょっとした近況(家族や友人のこと)も書かれていて、
英会話にそのまま使えそう。

おすすめポイント④
作った人のコメントが200とか付いていて、感想表現のレパートリーが広がる。それもページを行ったり来たりしないで1ページ内で見れる。

あと、Namiさんの素敵な笑顔と美味しそうな料理の写真もやる気が出てとても好き。

で、このサイトを見ながら唐揚げを作ってみた。

感想は、日本料理の英語レシピは使える!

その理由は

①スマホでレシピの英文を読みながら手を動かすから、目からの情報と手の動きがつながり、表現や単語が頭に入りやすい。

②すでに馴染みのある料理なら材料も工程も頭に入っているので、知らない単語があっても推測がつきやすい→挫折しにくい

③子供や夫が話しかけてきても、イヤホンでながら聞きしてる時みたいに相手の話が聞こえなくて不機嫌にさせる(苦笑)と言うことがない。英語を読みながらでも家族の声は聞こえるし、話が終わってサッと目を戻せばまた英語モードになれる。

④お湯を沸かす、焼ける(揚がる)まで待つ、このちょっとした待ち時間にも、すでに開いている画面でレシピ文やコメントを熟読できる

料理にかかった時間がそのまま英語の時間ではないけど、少なくとも1品5〜10分は見ることになるから、積み重ねれば結構な時間になると思う。

しかも、レシピの書き方は、製造業のマニュアルとか、化学系実験手順にも似ているから、実務(産業)翻訳や社内翻訳の参考にもなると思う。

YouTubeエクササイズ動画

もう一つの「英語で学ぶ」は、エクササイズやストレッチの動画。

最近の自粛生活で運動不足になり、一家全員丸くなってきたから痩せたい。体も柔らかくしたい。ということで、YouTubeをテレビで映して家族で取り組んだ。ストレッチ、筋トレ、ダンス。。。

日本語の動画から始め、見ているうちに、沢山喋ってくれる動画の方が分かりやすいなー、と思ったその時に、「この解説を英語で聞いたらいいんじゃない?」と閃いた。

それがいい理由は、

①料理と同じく、自分の体の動きと英語がつながって覚えやすい

②レシピの書き言葉に対し動画は話し言葉。
リスニングの練習になる

③仮に聞き取れなくても動画で動きを真似できる→エクササイズはできる→挫折しない

自動字幕機能のおかげで聞き取れなかったフレーズや、知らない単語のつづりも確認できる(画面右上の●●●から設定できます)


沢山ある動画から選ぶ基準(私の場合)は、

沢山喋っている(これ大事)
・自分の理想のスタイルや雰囲気
・「この人の喋り方好きだな」と思う
・実践できる難易度
・目的のモードになれる(エクササイズならポジティブに、ストレッチならリラックス)

これをクリアしたYouTuberさんはこちら↓

ヨガやストレッチのゆっくり伸ばす系の動画。Kassandraさんの穏やかでゆっくりとした話し方にとても癒される。ポーズも初心者向けのを選んでくれてる感じ。

アップテンポな曲に合わせてキックやパンチ中心のアクティブ系動画。日本人の方であまり喋りもないけど、短時間でおもしろ楽しく身体が温まる動画に英語のテロップや字幕がついているところが好き(全動画ではないけど)。家族でやっても盛り上る。

ストレッチ前には軽く体を温めた方がいいと聞いたので、上のKassandraさんの前にMarina さんの動画でウォーミングアップすることに。(正確には、息が切れて倒れてそのままストレッチに入るだけ ^^;)


と、ここで、男性YouTuberならどんな方がいるかざっくり調べてみた。

個人的には、あまり筋肉を見せつける系の動画は好きではないので、服を着てる動画もある人をピックアップ↓

好青年な感じの彼。印象に反してよく喋る!しかも早口!自動字幕も目で追うのが大変だけど、やりがいはある。動画はストレッチや筋トレで、ビギナー向けから本格的なものまである印象。

大胆な腕のタトゥーのインパクトに反して、何とも穏やかな声に癒される。話すスピードも上のTomよりゆっくりで聞き取りやすい。動画はビギナー向けのヨガで、呼吸法の動画は寝る前に良さそう。

注意点

レシピサイトもエクササイズ動画も、ある程度の英語レベルは必要。じゃないと、レシピは暗号文に、動画音声はただの雑音になってしまい、どれだけ数を重ねても英語の上達は期待できない。

レシピサイトなら基本文法や読解力、動画なら基礎的な文法、語彙、リスニング力が必要。

例えば、料理なら工程の少ないレシピ文を書き出して、動詞、目的語、補語で囲んでから単語の意味を調べる。特に、よく出る料理の動詞を覚える。

エクササイズ動画の前に、リスニング教材でリスニング力を上げる。

私はエバンス愛さんのおすすめする文法、語彙、リスニング教材で英語やり直しをしたけど、特に効果を感じたのは、アルクのヒアリングマラソンによるリスニング力アップ。これでアメリカ英語のレロレロ音(分かりにくい^ ^; a little bit about みたいな)もキャッチできるようになった。

教材について詳しく知りたい方は、エバンス愛さんのサイトやメルマガを参照下さい。

まとめ

英語で料理とエクササイズを学ぶ。

一つのアクションで、一石二鳥。

しかも、どちらも家でできる。

英語学習のためだけの時間を取りづらい方にとてもおすすめ。ぜひ、やってみよう♪


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