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なぜ演奏の調子が悪くなるのか ①

これまで、特に専門的に演奏活動を始めてからというもの、楽器演奏の調子の浮き沈みには本当に悩みました💦

音が出づらかったり、昨日は調子が良かったのに今日は別人のように吹けなかったり、1日休んだだけで初心者のようになってしまう不安....

いつも音を出す前からビビっている自分がいました🐣

もちろん今でも調子の良し悪しはありますが、以前に比べて大幅なUpDownは無くなってきたなぁと感じます。
1日休んだときの心配事は減りましたし、ウォーミングアップの時間も随分少なくなりました。

何故そうなってきたのか、備忘録のためにも書き綴っておこうと思います📝

①軸ができていること

なんのこっちゃ...という感じですが、これまで楽器練習にあたり、数々の○○テクニックや△△メソッドに触れ、実践してきました。
教えていただいたり、テキストやネットに書いてあること、自分でやり方を見つけたりしてきました。
その時は「これだ!」「なるほど、そういうことか!」と演奏しやすくなったり「怖いもの無し!俺無敵!」な気になったりしていましたが、練習を続けていく内に「あれ?」と窮屈さ、不調コース真っしぐらな時期に突入していくことが多かったのです。

そんな中出会ったのが「4スタンス理論」でした。

誤解を恐れずどのようなものか簡単に説明するならば、

①軸を作るために、軸のある状態で立つこと⇒『正しく立つ

②軸ができてくると→脳が安定して、自分の意図した動きに力を向けれるようになる。出力が高まり、可動域も広がり、パフォーマンス力がupする。

③体幹(胴体)から末端部の手足の先まで、動きの連動がスムーズになる

そして、
■正しく立ててくる(軸ができてくる)と、自然に4つのタイプ(A1、A2、B1、B2)の身体の動きが現れてくる→4スタンス理論。

血液型診断や動物占いのように、自分が何のタイプか知りたい!という方は多いと思います。

しかしながら、タイプは「正しく立つ」ができてこそ。そして自然に現れてくるものですから、タイプが先に来てしまうと本末転倒との事でした。

この「正しく立つこと
そして正しく立つために、身体をゆるめるエクササイズ『リポーズ』に数年前から今現在も取り組んでいます。

正しく立つ」「リポーズ」に取り組んでからというもの、

  • 起床時に前日までの疲れ、身体がダルさが激減。

  • 人混みでの、人酔いすることが少なくなる

  • 首や肩、腰が痛くなったりすることがほぼ無くなり、痛くなる前に気付けるようになった

  • 自分に合った身体の使い方があるし、他人にも他人に合った使い方があると知れた→レッスンをする時の思考の変化

と、さまざまな面で意識の変化や、身体の変化を多く感じることができました。

今まで習ってきた事や経験は、もちろん無駄なものは一切なく、色々な考え方や幅広い知識を得ることができましたし、自分にとって貴重な財産となりました。

しかしながら、多くのテクニックやメソッドの多くは、末端部へのアドバイスやアプローチにスポットが当たっているように思います。

体幹から末端部へという連動があるので、末端部の動きは結果論でもあり、そこにアプローチする事は対症療法的です。

その時は効果があっても、やはり根本的には変わってはいないので、すぐに元に戻ったりしてしまいますし、自分に合っていない動きであればケガや故障へと繋がってしまうでしょう...

軸のない状態で楽器演奏をしていたら、やはり不調はあって当然ですし、そもそも身体が疲労困憊状態で、良い音なんて出るわけがありませんし、生産的な練習なんてできませんよね😅

この正しく立つことの恩恵、凄まじいものがあります(現在進行形✌️)

長くなってしまったので、今回はここまで。
ここまで読んでいただきありがとうございました😊

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