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寝違え注意報発令中

骨盤矯正・ボキボキ手技・ストレッチを
一切やらない異色の整体師トリプルKです。

このところ、「寝違え」で首を痛める方が続出しています。
軽度のものから、全く動かせなくなる重度のものまで人それぞれです。

今回は続出している「寝違え」についてお伝えします。

【お礼】
「tsumu」さんのイラストを頂戴しました。
有難うございます。


ここ数日、程度の差はあれ、首の痛みを訴える方が多いように感じます。

首の痛みがある場合、寝違え以外の原因もあるので、首の痛みのすべてが寝違えとは限りません。

ただここ数日、寝違えが原因であるケースが多発しています。


起床して直ぐに痛みを感じれば、ご自身で寝違えを自覚できますが、起床時にさほど痛みを感じない寝違えもあります。

これが厄介で、ご自身では身に覚えがないため、なんで首が痛くなったのか分からない事態が起こります。

その場合、自分では寝違えたと自覚していないことになるので、治療家サイドで寝違えであるかどうかを見極める必要があります。


寝違えであるかどうかを見極めるには、全身を診る必要があります。

何故なら先ほどお伝えしたように、首の痛みの原因が寝違えだけに限らないからです。

全身を診て確認し、痛みの原因を見極めていきます。


以下に、
寝違えである場合の3つの特徴を挙げます。

第一頸椎だいいちけいつい(首の一番上の骨)がズレて硬くなっている。もしくは第三・第四頸椎の辺りが硬くなっている。

・左右どちらかの斜角筋しゃかくきん(下記イラスト参照)が硬直している。

・左右どちらかの肩の位置がズレている。

イラストは、右の斜角筋になります。

寝違えた場合、3つの特徴すべて該当するケースが多いです。

肩の位置は問題なくて、首だけにズレや硬直が起きることもありますが、大抵は肩の位置もズレています。

一つずつ確認をして、3つの特徴が一致して、他に痛みの原因と成りうるものが無ければ、「寝違え」と判断して間違いないでしょう。


ところで、
「寝違え」はどうして起きるのでしょうか?

ここ数日起きている寝違えは、寝ている間に体が冷えてしまい、無意識に肩をすくめてそのまま固まってしまうパターンです。

肩をすくめたまま固まってしまうので、肩の位置がズレてしまいます。
また、そのような状況では、首も変な体勢になり、頸椎がズレてしまうのです。

寝ている間に体が冷えるのは、
体温は日中に高くなり、寝ている間とくに明け方が一番体温が下がっているからです。

これに加え、気温の低下により体が冷やされてしまうのです。


いかがだったでしょうか?

体が冷やされて、肩をすくめたまま固まり、頸椎もズレて寝違えてしまう方が続出しています。

予防としては、寝ている間に体が冷えないように、掛け布団や寝巻きで調整をして下さい。

寒いと感じなければ、寝違える確率がぐっと下がるはずです。

これから気温が上がって逆に暑い位になると思いますが、どうぞご注意ください。




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