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転職をして、整体師を目指す方へ 〜一人前になるにはどの位かかるの?〜

骨盤矯正・ボキボキ手技・ストレッチを
一切やらない異色の整体師トリプルKです。

整体師としてデビューしてから、
一体どの位で一人前になれるのだろうか?

まず、一人前という定義が曖昧なので、どういう状態が一人前と呼べるのか、考えてみたいと思います。


一人前を辞書で調べると、技能などが人並みの域に達することとなっています。

では、整体師の人並みとは、どの様な状態を指すのだろうか?

まず、骨格筋や関節などの基本的な解剖学の知識、徒手検査、関節の調整法、筋肉の調整法を備えていること。

問診→検査→手技→再検査の流れで、一人で施術を組み立てられること。

ギックリ腰や寝違えなどの急性症状にも対応出来ることなどが挙げられると思う。


では、上記の様な状態になるまで、どの位かかるのか?

僕は少なくとも、丸3年はかかると思っています。


一年目は、駆け出しで右も左も分からない状態です。

スクール若しくは、研修を受けて、技術の習得をしていたとしても、臨床経験はほぼ皆無です。

そして、まだ型通りの施術しか出来ません。

まずは、人に触れることに慣れることから始まります。


二年目は、一年目の経験を活かし、更に基礎固めをする年です。

技術の精度、問診や検査で原因を見立てる精度を少しずつ高めていきます。

徐々に成果を出せるようになってきますが、まだまだ臨床経験も少ない為、一日一日、一回一回の施術を大切にして、経験を積む時期です。


三年目は、二年間の経験から自信を持って、施術に入れるようになってくる頃です。

また、経験値も上がってきているので、二年目よりも成果を出せる状態になっているでしょう。

急性期の患者さんや重症患者さんも担当する機会が出てくる頃です。

三年目が終わる頃、ようやく一人前の整体師と呼べる位の状態になれるでしょう。


但し、この三年は絶対ではありません。

人によっては、もう少し短縮出来るかも知れません。

でも、逆にもっと時間が掛かる人もいるでしょう。

その差は、結局のところ個人の努力次第になります。


短縮出来る人は、他の人よりも時間を掛けて努力しているはずです。

例えば、みんなが休んでいる時に、勉強したり、練習したり、四六時中頭の中でその事ばかりを考えているいるはずです。

何もせずに上達する事は、あり得ません。

いずれにしても、一人前の整体師になる為には、それ相応の時間と努力が必要になります。

一流を目指すのであれば、更に時間と努力と経験を積む必要がある事は言うまでもありません。


「千里の道も一歩から」という諺がありますが、正にその通りで、日々の地道な積み重ねが実を結ぶのです。

楽をして習得する方法などありません。

それに、整体は楽して身に付けられるほど、簡単ではありません。


もし、楽して身に付けたいと思う様な気持ちだったら、整体師には向いていません。

止めておいた方が良いでしょう。

厳しいことを言うようですが、施術はマニュアル通りにはいきません。

自分なりに試行錯誤する努力が求められます。

それは、ベテランでも新人でも同じです。


何だか尻込みしてしまいそうですか?

でも、どんな世界でも、努力せずに一人前になることなど、あり得ない訳ですから、整体だろうが何だろうが一緒です。

真摯に取り組めば、必ず自分のものに出来るので、心配はいりません。

まずは、3年間みっちりと基礎を固め、臨床経験を積み、一人前の整体師を目指して下さい。

誰でも最初は初心者です。僕もそうでした。

不安に思うこともあると思いますが、整体師になる覚悟が出来ているのであれば、必ず乗り越えられるので大丈夫です。

強い意志があれば、あなたを一人前の整体師へと導くでしょう。


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