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【マーケティングを学ぶ】オススメ書籍を10冊ご紹介します!

今回は新入社員や新たにマーケティングに関わる仕事をはじめた方に向けて、マーケティングを学ぶ際にオススメの書籍をご紹介します。

マーケティングといっても、その範囲は幅広く奥深い世界なので『各領域の全体像が分かる』ことと『マーケティングコミュニケーションに関するもの』を軸に選びました。もし他にオススメの書籍があれば、ぜひコメントで教えてください!

このnoteをきっかけに、マーケティングに対する理解が少しでも深まると嬉しいです。

1)マーケティング戦略 第5版

一冊目は、基本的なマーケティング理論をインプットするのにオススメな「マーケティング戦略 第5版」。はじめに読むには少しハードルが高いかもしれませんが、よく読むとマーケティング戦略の全体像が分かります。

トライバルで毎年実施している『マーケティング検定』は、この本から出題しています。マーケティングの成り立ちと4P(Product・Price・Place・Promotion)を網羅的に理解できる良書です。

2)グロービスMBA集中講義 [実況]マーケティング教室

本書では、時代の変化や技術の発達とともに進化しつづけるマーケティングの基礎から応用まで学ぶことができます。マーケティング1.0~3.0の歴史の流れや各ブランドの事例などが詳しく解説されているのもポイントです。

『そもそもマーケティングって?』と感じている方は、「マーケティング戦略 第5版」とあわせて読んでみてください。

3)現代広告論

広告業界の構造や広告が出稿されるまでのプロセス、どんなプレイヤー・媒体があるのかを幅広く理解できます。広告の強み・弱みをしっかりと知っておくことで、戦略における広告の位置づけを正しく把握して活用できるでしょう。

4)ブランド戦略論

ブランドマーケティングに焦点をあてて『ブランドとは何か?』『ブランド戦略とは何か?』『ブランドの構成要素とは?』『ブランドの価値を上げるには?』などが理論的に書かれています。

購入するには少し金額が高いのですが、ブランドに正解はないことがよく分かる良著です。用語や事例が丁寧に書かれている点についても◎です!

5)明日のプランニング 伝わらない時代の「伝わる」方法

マーケティングに携わる方は、よく『(消費者に情報を)伝えるためにはどうすべきか』という課題に直面します。『どうすれば相手に伝わるマーケティングコミュニケーションができるのか分からない』『相手にちゃんと伝わっているのか不安である』方の処方箋としてオススメしたい本です。

刺さるマーケティングコミュニケーションについて、事例とともに分かりやすく書かれています。

6)新版 戦略PR 空気をつくる。世論で売る。

戦略PRとは、広告によるメッセージが受け入れられやすい世の中の『空気』をつくる手法です。自社の商品情報や特長を広告で一方的に発信するのではなく、さまざまなメディアの力を活用してその『空気』をどのように作るのか、その手法が詳しく解説されています。

新版では、2009年1月に刊行された「戦略PR」の事例が最新版になっています!

7)影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

消費者がどんなメッセージに影響を受けるのか、どんな心理的メカニズムで動かされるのかが筆者の体験にもとづいて書かれている本です。この本を手にとったとき、まずその分厚さにびっくりしますが、テンポよく読み進められると思います。

これからどんなマーケティングコミュニケーションをするべきなのかに悩んでいる人も、ここで書かれている『人の動かし方』を知っておくことで、また違う見方や考えをすることができるでしょう。

8)行動経済学まんが ヘンテコノミクス

雑誌「BRUTUS」で連載されていた人気マンガ「ヘンテコノミクス」の単行本です。

人々の経済行動の真実と理論が分かりやすくマンガで描かれています。マーケティングコミュニケーション相手である大衆の特徴がよく分かる本です。

9)この1冊ですべてわかる心理マーケティングの基本

マーケティングに欠かせない“生活者理解”。生活者の心理を理解するための定性調査のキホンが丁寧に書かれている本です。

心理マーケティングを理解する上での3つの視点や各調査手法(MROC、グループインタビュー、デプスインタビューなど)について学ぶことができます。リサーチを自ら行う機会が少ない方も要チェック!

10)熱狂顧客戦略

新規顧客を獲得して、クーポンなどのCRM施策やキャンペーンで囲い込むマーケティング施策ではなく、ブランドのファンとつながり、ファンとともに未来を描いていくための『熱狂顧客戦略』やその方法をご紹介しています。

本書はトライバルのコミュニケーションデザイナー 高橋遼が執筆しています。最後の最後にスタッフの書籍をご紹介しましたが、これからのブランドに必要な“本当に大切な顧客を見つける”ことを丁寧に解説しているので、ぜひご覧ください!

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ちなみに私は本を読むのがすごく苦手だったのですが、気になる本を部分的にでも読みはじめたことでマーケティングのことが少しずつ分かり、次第に読むことにも慣れていきました。

もともと本を読むには、全てのページをくまなく読んで、全て理解しなければいけないと思っていたのですが、そんなことはありません。ぜひ自由に、少しでも興味のあるタイトルや章から読みはじめてみてください。

新型コロナウイルス感染症により、まだまだ大変な状況が続きますが、少しでも「マーケティングって面白い!」と感じて仕事にもつながることを願っています。


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