子どもは正直だ!大人は「はだかの王様」状態に気づいた方がいいかもね。
子どもたちと話していると、すごくおもしろい。
時にその純真さに、驚かされたりする。
先日も、送迎車の中でこんなことをスタッフに話す児童がいた。
「〇〇さん!」
「なあに、Hくん。」
「〇〇さんは、なんで、メガネをしてマスクをしているの?」
「なんで?」
「それって、すごく怪しい、不審者に見えるよ!」
この会話を聞いて、(たしかに、そうかもしれない。)と思った。
普通に考えれば、そう見える。
子どもは正直なのだ。
このHくんの発言を聞いて、ある物語を思い出した。
それは、「はだかの王様」である。
ご存じのとおり、
一人の子どもが「王様は、はだかだ!」と大声で言い、みんなの目を覚まさせる物語である。
ボクの事業所は、スタッフがマスクを着用・非着用は、自由である。
思い返せば、今年の4月1日。
スタッフに、朝のミーティングで、マスクの着用について確認した。
と同時に、その日からボクは、マスクを外すことを宣言した。
そして、
「マスクをつけても、つけなくても、皆さんの自主判断であること。」
「マスクをつけている人が、つけない人を非難するようなことが無いように。また、その逆の場合も、この事業所では非難するようなことは、絶対に無いように。」
とのことを、あらためて確認したことを思いだす。
ちなみに、当事業所で、ボクがマスクを外した理由は、2つ。
一つは、
「自己判断でマスクを外したいから」。
もう一つは、
「代表であるボクがマスクを着けていたら、それ自体が同調圧力になりかねない」。
という理由であった。
今日は8月25日。
あれから、約5か月経った。
それでも、マスクを外しているのは、ボクだけである。
大人は「はだかの王様」状態に、気づいた方がいいかもしれない。
Hくんの正直な言葉に、ボクはそう思った。