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皇居一般参観で江戸城を見学する

 言わずと知れた徳川将軍の居城であった江戸城。かつての本丸・二の丸・三の丸であった皇居東御苑、皇居外苑は無料で入ることができます。一方、一般参賀などの特別な機会を除いて入れない地区もあります。

 平日の午前・午後には、自由には入れない地区を見学する「一般参観」が行われています。宮内庁庁舎や宮殿の他、江戸城の富士見櫓や伏見櫓といった歴史的建物も間近で見られるので、城ファンとしても見逃せない機会です。

江戸城桔梗門

 午前の部は、9時から桔梗門の前で整理券配布が始まります。事前予約は埋まりやすいので、当日の整理券狙いで行きました。外国人観光客を中心にかなり混雑しています。

 運よく整理券をもらえたので、一般参観に参加することができました。事前予約で100人、当日140人が定員ですがほぼ一杯です。

富士見櫓

 本丸の南端にある富士見櫓は、江戸城に現存する最も古い建物の一つです。明暦の大火の後、万治二年(1659)に再建されました。明暦の大火で焼けた天守は再建されず、富士見櫓が天守の代わりとなりました。

石垣の高さは15m、櫓の高さは16m

 通称を二重橋と呼ばれる正門鉄橋からは、伏見櫓を間近で眺めることができます。

伏見櫓

 京都の伏見城から移築されたと伝わることから、「伏見櫓」の名があります。

 本丸の西に建てられた富士見多聞を、本丸の外側から眺めます。皇居東御苑を訪問すれば入ることができます。

この角度からは一般参観でしか見られない

 石垣ファンとしては、本丸の外周にあたる石垣も見逃せません。

 1時間15分ほどの見学ですが、通常は間近で見られない建物をじっくりとみられる良い機会となりました。

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