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NTT技術史料館・科学館訪問記

この記事は、2020年8月20日の訪問時点での情報に基づいて、当時連載していた科学館訪問記の連載記事の為に執筆しました。
緊急事態宣言で休館となった間に、連載が終了となってしまったので、2021年10月1日に再開したのを機に公開いたします。

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「武蔵野台地」とは関東平野の荒川と多摩川に挟まれた地域を指しますが、その名前にちなんだ「武蔵野市」は、新宿からJR中央線で15分ほど、吉祥寺や井の頭公園の所在地でもある人気エリアです。JR三鷹駅北口からバスで15分ほどの所に、NTT(日本電信電話株式会社)武蔵野研究開発センタがあり、同敷地内に企業博物館「NTT技術史料館」があります。

電気を用いた通信は1726年(享保11年)頃に研究が始まり、1839年(天保10年)にイギリスの鉄道で実用サービスが開始されました。また、1876年(明治9年)には、スコットランド生まれのグラハム・ベルにより電話が発明されました。

日本での通信事業の始まりは、1869年(明治2年)に東京と横浜間の官営(国営)電信サービスからです。1871年(明治4年)には日本政府で通信等を所管する工部省が設置され、1885年(明治18年)には、通信と郵便を所管する逓信省として改組されました。さらに1949年(昭和24年)には電気通信省が設置されますが、電信電話業務の拡大に伴い1952年(昭和27年)に国営企業となる日本電信電話公社(通称「電電公社」)が発足し、行政部門は郵政省に引き継がれました。1985年(昭和60年)電電公社はNTT(日本電信電話株式会社)として民営化され、2001年(平成13年)の省庁再編により郵政省は現在の総務省となっています。

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エントランスホール(体験コーナーは現在休止中)


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https://metagrapher.net/2021/10/03/4580/

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