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男性に対する疑問点を脳科学をベースに解説してみた【前編】

男性と一緒にいるとき、このような経験をしたことはありませんか?

たとえば・・

・記念日を忘れられたことがある

・電話で用件だけを済ませてすぐに切ろうとする

・買い物に行っても楽しそうにしていない

心のなかで「なんで?」という疑問と「ムカつく!」という感情が湧きますよね。

結論から言うと、男性脳と女性脳の違いが、考え方や行動パターンに大きく影響していると考えられます。

この記事では脳科学をベースに、女性にとって理解に苦しむ男性の行動パターンを解説してみました。

もちろん全ての男性に当てはまるものではありません。

あくまでも”そのような傾向が強い”という認識で読んでいただけると幸いです😃

記念日を忘れるのは、エピソード記憶の能力が弱いため

記念日を忘れられたことがある人もいると思います。

これは男性の「エピソード記憶」の能力が女性よりも弱いから・・だそうです。

人間の記憶は下記の3つに分類されます。

①短期記憶
その場でだけ覚えていれば十分なので、数分で消える記憶。初対面の人の名前など。

②長期記憶
ずっと覚えておいたほうがいいので、何年も消えない記憶。自分の家の住所など。

③感覚記憶
覚えていなくても困らないため、一瞬で消える記憶。車の窓から見た景色など。

上記で述べたエピソード記憶は”長期記憶”に区分されており、このエピソード記憶に関わっている脳の”海馬”という部分が、男性は女性よりも小さいと言われています。

(海馬:記憶を保管する場所みたいなもの)

また、エピソード記憶は感情を含めた記憶のため、感情の振幅の大きい女性の方が強く記憶されるとも考えられています。

女性は記念日だけでなく、過去に体験したうれしい思い出や、腹立たしい思い出など、記憶が明確ですよね😅

たとえば、「3年前の出来事」など、昔のことを追求することも珍しくありません。

僕の妻も、数年前の出来事を昨日起こったかのように、ほじくり返すことがあります 笑

なので、女性は「付き合って1年」「出会って1年」のような記念日を多く作る傾向があるのでしょう。そのため、エピソード記憶が弱い男性は、ますます混乱して覚えられなくなるというワケなんです^^;

長電話が好きじゃない

「まだ伝えたいことはあるのに、なんで用件が終わるとすぐに電話を切りたがるの?」

このように、男性との電話のやり取りで不満を感じる女性もいるでしょう。

実はコミュニケーションには2つの働きがあります。

①道具的コミュニケーション
➡目的を達成するための方法

②表出的コミュニケーション
➡自分の気持や感情を表すための方法

日常会話ではこの2つが混ざり合いますが、女性の電話での会話は、表出的コミュニケーションで行われることが多いと言われています。

あなたも、電話で他愛のない話しを一時間以上したことはありませんか?

それは電話を「感情や気持ちを伝え合うツール」「不安を解消するツール」として捉えているからです。

会って話すことと同じように電話を活用していると考えられます。

一方で男性は、電話を「道具的コミュニケーション」「情報伝達のツール」として捉える傾向があります。そのため、用件を伝え終わるとすぐに電話を切ろうとしがちになるのです。

さらに、脳の構造の違いも影響を及ぼしています。

男性は女性と比較して、視覚で物の距離や方向を察知する”空間認識能力”が優れているそうです。

視覚で相手を認識しなければ本能が刺激されないため、「長電話をするくらいなら会ったほうがいい」と長電話を苦手に感じる人が多いと考えられます。

一方で女性は男性よりも”言語中枢”が発達しているそうです。

そのため視覚に入らなくても、会話がスムーズにできるのでしょう。

というわけで、男性がすぐに電話を切ろうとしても、あなたのことが苦手という可能性は低いのでご安心ください😃

長電話よりも、スタバでコーヒーを飲みながら話すほうがいいかもしれません☕

目的のはっきりしない買い物が苦手

「すぐそこで待っているから、終わったら声かけて」

男性と一緒に買い物をしているとき、このように言われたことはありませんか?

僕も妻と買い物に行くと、よく言います 笑

これも男女の脳の違いから起こるそうです(言い訳じゃないよ・・)

女性は男性よりも、右脳と左脳の情報の行き来がスムーズで、"一度に多くのことを処理できる"と言われています。

一方で男性は右脳を活用する傾向が強いため、あれこれ話しながらたくさんのものを見て回ることが苦手。

買い物自体がキライというわけではありません。
目的がはっきりした買い物であれば、長時間探し回ることもあります。

また、男性は分析が好きなので、候補の商品をピックアップして比較検討するのも得意です。

家電製品や電子機器に詳しいのは、男性が多いですよね。

家電製品や電子機器を選ぶのが得意なのは、機能や性能の違いがハッキリしているからでしょう。

逆に、多様な個性があるファッションなどを選ぶのは苦手だと考えられます。

ちなみに、イギリスの心理学者、デビット・ルイスによると、クリスマスの時期に買い物をしなければならない男性のストレスは、暴動の鎮圧に向かう警官と同等だそうです・・笑

男性と買い物にいくときは、一つでも目的のある買い物があるといいでしょう😃

まとめ

1.記念日はカレンダーに印をつけておく

2.長電話よりも会って話すほうが好まれやすい

3.はっきりした目的のある買い物を、一つだけでも取り入れる

男性は女性脳を理解し、女性は男性脳を理解する。
それぞれお互いの特徴を理解して、一緒に楽しく過ごせるといいですよね。

そろそろクリスマスやらお正月やらで、買い物に行く機会も増えると思います。

体調を崩さないよう気をつけてくださいね。

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最後まで読んでいただきありがとうございます!

次の記事でまた(^_^)/~

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