東福 敏樹

鹿児島県の山奥に住んでいます。集落水道を利用してますが美味しい水です。シカやイノシシが…

東福 敏樹

鹿児島県の山奥に住んでいます。集落水道を利用してますが美味しい水です。シカやイノシシが出ます。 田舎の生活状況や日々の出来事、気付いたことなどを書いていきます。 東京で施術家として40年を期に2022年に帰郷。 施術家、農業人、コンテンツクリエイター。

最近の記事

竹の黄葉に見る命のバトンタッチ

竹林の中は、静かに時が流れます。 田舎に住んで初めて知ったことの一つに タケノコが顔を出し始めてしばらくすると、 親竹の葉が黄色くなっていくのです。 すると、タケノコもだんだん出なくなる。 長い間空に向かって伸び、天を突くかのように成長した親竹。 今はその役目を終え、黄金色に色づきながら、ゆっくりと葉を落としていきます。 それはまるで、 親が子を育て上げた後の、ほっとしたため息のよう。 タケノコは、その親竹の栄養と愛情を受け継ぎ、 大地を力強く突き破り、新しい命を輝かせ

    • 大切なことは 目には見えない

      1年ぶりに東京時代のお客さん家族とスカイプしまして。 お父さんお母さんそして男のお子さんの3人家族です。 みなさんお元気で楽しい会話だったのですが きっかけはお子さんの悩みから。 物事を小さいころからじっと観察する傾向のある男の子で 小学校は入る前から不安がっていたのだけど入ったら 授業がね、色々次から次に新しいことばかりで、 覚えられないし疲れてくったくた。 なので学校に行きたがらない。 というか学校がもろイヤになって!校門の前で泣きわめく。 すごすごと教室に入ったとし

      • 都内から故郷鹿児島へ。Uターン準備からリアル生活になって8か月の報告

        帰郷のきっかけ 家族にとって引っ越しは一大イベントです。 東京鹿児島間は約1,500キロの距離。 それに、 「実家へ」とはいえ10年以上空き家状態。 Uターンを決意したきっかけ 4,5年前から私ども夫婦の会話に 自然、田舎、野山、土いじりなどのキーワードが頻繁交わされるようになってきたのです。 そろそろ田舎に帰るか。と言っても長い間お付き合いしてるお客さん達と別れるのは寂しい。忍びない。名残惜しい。 Uターンを決意したのは、次女の事で。 次女の環境を整えてあげようというの

        • 自然というのは本気で人間のことを思っている。

          若葉の頃となってきました。 悠々と葉っぱは広がっています。さりげなく。 春は身体の悪い面も出てきますが。 どういうことかというと 冬は寒くって(今年は寒かった) 春になると発散しないといけないけど・・・ 身体はいろいろ溜め込んでいたり 運動不足もあり 代謝やデトックスをうまくできなくて さらに、 春の湿気が体のなかに侵入してきて 疲れやすい、疲れが取れない、眠くなるわけで。 基本的には 運動して汗をかいて溜まった余分なモノを排出。 またこんなお茶もある https:/

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          未来造りと引き算思考

          先日、メルマガで実家は集落水道なんです。 とお伝えしたところ 私のところもそうなんです。とのメールをいただきましてね。 お、仲間がいた!と思ってたら なんと 間を置かず来院されたお客さんもそうだったのです。 これには驚いた! 集落水道を利用している方はそう多くはない。。稀です。 というか 集落水道の名前さえ聞いたことのない人がほとんど。のはず。 実家は湧き水を貯水して8世帯だったかな?で共同で使ってます。 そうそう アポロ11号が月面着陸した1969年(昭和44年)は

          未来造りと引き算思考

          「やせがえる 負けるな一茶 ここにあり」のフュージョン伝説

          鹿児島の奥座敷に位置する 霧島の山は森が深い。 山並みの一角に 穿った岩から水がコンコンと湧き出る所がある。 夏でも手がちぎれるほどに冷たい。 汗を流し流し山登りを楽しむ人達には 乾いた喉を潤すかけがえのない湧き水である。 湧き水を手ですくいゴク、ゴクと喉を鳴らす。 す~っと元気が蘇ってくる。生き返るほど水がカラダに染み渡る。 中にはわざわざ水汲み目当てにポリタンク を背負って来る人さえいる。 そう知る人ぞ知る 隠れた名水なのである。 さて、 ここの湧き水は 「一茶ど

          「やせがえる 負けるな一茶 ここにあり」のフュージョン伝説

          インターネット前と後では腰痛の改善方法は違ってきた。

          手技療法に携わって今年でちょうど40年になります。 短いようで長い。長いようで短い。 息吸って吐いたらすでに40年。 浦島太郎みたいですが(笑) とはいえ あの頃と今では施術の方法はかなり変わってきた。実感してます。 腰痛を例にとると。 あの頃、すなわち40年前は 肉体の使い過ぎ 肉体の単純疲労による 腰痛が多かった。 ところが今は頭脳疲労による 腰痛が増えてきました。 ということは 同じ腰痛でも対処の仕方が当然違ってくるわけ。 きっかけはご存じのようにインターネット

          インターネット前と後では腰痛の改善方法は違ってきた。

          豪傑なおばちゃま

          梅が満開ですね。 梅の花は 可憐ですですがしくありながら芯を感じます。 この時期 私たちの体は芯がぶれやすい。 肉体的にも精神的にも 芯がぶれやすいです。 冬の体から春の体に代わる時期。 心身とも共に変動が起きやすいです。 加えてコロナ禍による生活。 特に体調がおかしくて 今からワクチン接種を予定している方は注意した方が良い。 体に予期せぬ変動が起こらないとも限らない。 そうなったらダブルパンチです。 そうなんです。 ダブルパンチを食らったお客さんがいたのですよ。 6

          豪傑なおばちゃま

          その人だけしか気付けないことがある。

          こんにちは 東福です。 春になればいっせいに若葉が茂り 花が一面に咲いている。 そういう光景は誰もが目にしたことがあるかと。 思うんですよ。 ただいたずらに歳を重ねてきたようだけど たいした貯金もできなかったにせよ 大した仕事もできなかったにせよ 知らぬ間に何かを習得して また得た感性のようなものが そして意識下にある深い深いところにあるモノが きっと誰にでもあるのではないか。 そうしたものが 歳をとっていくなかで はぐくまれて、さ~と開いてくるような花の種を私たちは

          その人だけしか気付けないことがある。

          <リーダーの条件を備えた男の話>

          今回五輪に出場しているアスリートで これは良い!と思ったメッセージを残した選手をシェアします。 その選手とは トンガの代表のテコンドー男子のピタ・タウファトフア選手。37歳。 開会式では旗手としてマスク姿で上半身裸の民族衣装を身にまとい行進した。 彼は3期連続の五輪出場しているのです。 初出場は2016年リオデジャネイロ五輪。 18年平昌五輪では雪のない常夏のトンガにあってローラースキーで猛練習し、ノルディックスキー距離に転向して臨んだ。 そう挑戦の人なのです。 新型コロ

          <リーダーの条件を備えた男の話>

          生命(免疫力)を生かす思考

          新型コロナインフルエンザは 時代の洗い直しをしているかのようです。 今の時代 情報量があまりのも多く 脳がメタボ状態。 何が真実なのか どうしたらいいにかが分からなくなる。 例えば ご存知のように コロナには罹りたくないけど ワクチンってほんとに大丈夫なの? ということ。 もちろん 接種する義務はないわけですが。 ここのところ 「1回目の接種しました」方が増えてきました。 「打つ前は不安だったけど打ってからの安心の方が大きい」 方が多い。生命を挟んだ不安と安心のベ

          生命(免疫力)を生かす思考

          吉田拓郎<今日までそして明日から>的心境?

          片道1時間20分 10日間自転車通勤してみました。 最初の3日間は殊のほかしんどく 坂を登るときなど ときには ペダルの力を借りて ときには ハンドルにしがみつき そう吉田拓郎さんの歌 (今日までそして明日から)の心境です。 つま先でペダルを漕ぐと 大腿四頭筋が熱を帯び じわりじわりと 四頭筋に疲れが広がっていき 頭までぼ~っとしてくる。 土踏まずでペダルを漕ぐと ハムストリングスがひきつれそうに 硬くなる。 毎日びっしょり汗をかいて 痩せるかと思ったら体重が2キ

          吉田拓郎<今日までそして明日から>的心境?

          錯覚とやや複雑な感情

          涼を感じるには標高が直接リンクしているのは 言うまでもない。 昨日(30日) 久々に秩父に遠出。 晴れて絶好のドライブ日より。 ドライブのときは風に触れるのが好きで 窓は全開。 緑が濃ゆくなるに従って 涼の度合いが増して気持ちいい。爽やか! 涼を感じると 味覚までも敏感になる感覚がある。 道の駅で食ったそば 海苔を練り込んでいるのかと 思うぐらい潮の香りがしたが かみさん それはざるそばだからよ。 海苔がちらしてあるじゃない。そか。 涼を感じていると 視覚までも鮮明

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          カヌーとタイヤ筏に例える生き方

          タイヤ筏に乗って川下りに挑戦しようとする二人の青年がいました。 タイヤ筏というのはタイヤを4つ並べてその上にベニヤ版を乗せ それらをロープで縛った粗末なもの。 そこにカヌーを抱えた人たちがやってきた。 一分おきに一艘二艘三艘がオールを漕いで先に出発していったのです。 タイヤ筏は最後の三艘が出ていって10分後に出発した。 それでどうなったかというと すべてのカヌーを追い抜いてしまったそうです。 まさかと思いますよね。 カヌーは流線型でしかもオールでコントロールして急流もな

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          感じるチカラ

          体操の指導をしているとき このやり方でいいですか? 何回やったらいいですか? 何分ぐらいやればいいですか? など気にする方はとても多い。 そういった気持ちになるのはよくわかりますが・・・ 大事なことは 正解を探すより感じることが大事。 体操をして自分の体の感覚を感じて、 それによってどういうことが自分の体に 変化として起こっているのかというのは 自分で感じないとわからないことです。 僕はあなたのカラダの中までわからないし、 どう感じているかもわからない。 ご本人がど

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          二回目のワクチンを接種

          イスラエルは国を上げて新型コロナウイルスのワクチンを接種しています。 そこで 在住している娘から二回目のワクチン接種の報告がありましたので。 どんな状況だったかをお伝えします。 念の為に申しますが ワクチンの接種を推奨しているための動画ではありません。 あくまでも 接種するしないは あなたの自由です。

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