大切なことは 目には見えない
1年ぶりに東京時代のお客さん家族とスカイプしまして。
お父さんお母さんそして男のお子さんの3人家族です。
みなさんお元気で楽しい会話だったのですが
きっかけはお子さんの悩みから。
物事を小さいころからじっと観察する傾向のある男の子で
小学校は入る前から不安がっていたのだけど入ったら
授業がね、色々次から次に新しいことばかりで、
覚えられないし疲れてくったくた。
なので学校に行きたがらない。
というか学校がもろイヤになって!校門の前で泣きわめく。
すごすごと教室に入ったとしても気分が悪くなって保健室に直行。
という状況なのです。
こういう子なのでお家で学校のことを想像しただけで
もう俄然不安になるのです。
だから親御さんも毎日たいへん。
実は
僕も小1の時、学校に行くのがイヤで
朝家を出るのだけど途中山で遊んで下校時間になる頃
そ知らぬふりして帰ったこともありますよ。
バレてむちゃくちゃ怒られた記憶がある(笑)
文科省の指導する授業のカリキュラムはあるんだろうけど
教師は
子どもが知ってることを交えて教えるのが良い。と思う。
子どもが知ってることをね。
野球でもサッカーでも相撲(東京時代相撲の好きな女の子いた)でも
ゲームでもYouTubeでも
先生は広く浅く知ってれば良いのです。
先生はわざと間違ったことを言っても良いのです。
先生 それ違うよ!と言ってくれる。はず。
「違っちゃった。間違っちゃったあ!
教えてくれてありがとうね」
これだけでも素直に間違ったことは謝る。
間違いを指摘してくれて感謝することを憶えていくわけだ。
子どもの頃のことを思いだすと解ると思いますが
知ってることを話すと
子どもは身を乗り出して話すし
僕を見てくれてる。私を見てくれてる。ニンマリ
そういう気持ちになるもの。
知ってることを
新しい知識にリンクさせれば好奇心も湧いてきて
憶えも早い。
先生が子供たちに近づく意識では無く
子どもが自然と先生に近づいていく。
すると親近感も持つようになるしラポールも芽生える。
このように目に見えない情感を膨らませることが自然とできて来る。
ご存じ
サン=テグジュペリの小説:星の王子さまに出て来るフレーズ
「大切なことは 目には見えない」ということ。
理想論と言われるかもしれませんが
教育で大事なことは
「大切なことは 目には見えない」ことを育むのが教育だと思う。
新しい知識は自然と付いてくるのではないか。
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