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#134 サラリーマン、曲コピーチャレンジをする〜分析編②〜(夜に駆ける)

はじめに

こんにちは。マツムラと申します。このnoteは、サラリーマンが作曲活動を始めていく備忘録・軌跡を書き綴っていきます。

今回は曲コピーチャレンジです。コード分析の続きですね。

↓↓ 前回 ↓↓

前回までのおさらい

前回は出だしのボーカルパートのコード分析をしていきました。
今回はイントロパートの分析をしていきましょう。

コード分析

以下の部分のコード分析になります。

コードとしては、
①:|A♭|G7|Cm7|B♭m7|
②:|A♭|G7|Cm7|B♭m7/D♭・E♭|
③:|A♭|G7|Cm7|B♭m7|
④:|A♭|G7|Cm7|Cm7|

といった感じでしょうか。

いつも通り見やすくキーをCに合わせます。
①:|F|E7|Am7|Gm7|
②:|F|E7|Am7|Gm7/B♭・C|
③:|F|E7|Am7|Gm7|
④:|F|E7|Am7|Am7|

①③④(Just The Two Of Us 進行)

こちらはほぼほぼ同じなのでまとめて見ていきましょう。
キーがCの時のダイアトニックコード表が以下です。

画像1

久しぶりに引っ張り出してきました。
これを見るとここで使われているEとGmはダイアトニックコードではないことがわかります。
転調もしてないので、ツーファイブワン進行みたいなテクいことが行われているのでしょうか。

調べたらすぐに引っかかりました。こちらは「丸の内サディスティック」でも有名なJust The Two Of Us 進行が使われています。

ザックリ言うと、キーAm(ナチュラルマイナースケール)に転調している形になります。 ※CとAmは平行調の関係なので厳密には転調ではない。

マイナースケールには大きく3つありますが、Just The Two Of Us 進行では以下ナチュラルマイナースケールを使っています。

画像2

Just The Two Of Us 進行はメジャーともマイナーともつかない浮遊感を演出することができます。とにかくおしゃれになります。
いろんな派生系もあるみたいなので押さえておきたいですね〜。

「夜に駆ける」ではキーCとAmを歌詞の雰囲気に合わせて使い分けているように感じます。この辺も曲に説得力を持たせるには必要なポイントになってきそうですね。

②(分数コード・ツーファイブワン進行)

|Gm7/B♭・C|の部分について見ていきましょう。
ツーファイブワン進行については昨日の記事で見たので割愛します。

ってことで分数コードについてです。コードにスラッシュの記号が書かれていますね。
こちらは分数コードと呼ばれているもので、
単純な話で分子のコードを分母をルート音としろって意味です。

今回で言うと、ピアノは普通にGm7を鳴らしていますが、ベースはB♭を弾いています。

何故こんなことをするかというと、一番はベースのフレーズを滑らかにするためですね。
飛び飛びの音を弾くよりも、今回みたいに上昇するフレーズとして小説終わりに組み込むことで、次に進む原動力になったりする効果があります。

とはいえ乱用するものではないので、困った時の裏技って感じで頭の片隅に置いておきましょう。

さいごに

今回はコード分析編でした。
分析して色々見えてきましたね。自分の楽曲にも活かせるところが多そうです。

次回は音作りをしていこうかなと思います。

ここまで見ていただきありがとうございました。

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