見出し画像

双極性障害を持つ私が障害者雇用で就労しない理由

こんにちは。とろたくです。
2020年4月〜休職中で、そろそろと思い
就活活動をしはじめた私です。

散々迷ったあげく、一般雇用でいこう!と思った理由についてです。

自分に合った仕事内容がない

転職によって叶えたい1つの理由が
仕事内容だったこともあり、
それを叶えられるような仕事がないことです。
仕事内容もデータ入力だったりそのほかの雑務だったり
難しい仕事を任せないといったスタンスが標準な気がします。
そういった仕事が合うという方にはいいと思うんですが、、、
障害の特性(ADHDの可能性もあるらしいので)なのか
元々の性格なのか分からないのですが
私はいわゆる単純作業が苦手です。
ADHDという発達障害には色々な特性があるので
人によって症状は全く異なります。
マルチタスクが苦手な人がいればその逆の特性を持った人もいます。
単純作業自体は得意なのですが、
ずっとそれをやり続けることがとっても苦痛なのです。
今の会社はデータ入力が中心なのでめちゃめちゃ苦痛です。
あと、職場でのコミュニケーションがあまりないこと
自分で考えてアウトプットする機会がないこと
相手からの反応のない仕事
たぶん向いていないんだろうな、と。
基本事務職で探していたけれども
一般就労ならば単純作業ばかりでない事務職もあるし
もっと言えば事務職ではなくて
クリエイティブな仕事などにも
挑戦してみようかなと思っています。

障害を持つ自分を受け止めきれてない

一般雇用だろうが障害者雇用だろうが
これはクリアしないといけない問題だということはわかっています。
ただ、障害を持っている自分を重く受け止めてしまうのです。
1年半前まで健常だった自分。
こんなにも弱くなってしまった自分。
世の中的に理解がなく精神障害者はみんな一緒と扱われる風潮
障害者雇用となると全てに寛容にならなければ
ならない気がして怖くて仕方ないのです。
それによって自信がどんどんなくなっていることに気がつきました。
人間って不思議で周りにそう言われれば言われるほど
どんどん弱くなっていくんだなあ、と。
確かに体調を崩しやすいことは事実だし
深く反省しがちだし体力もあまりないです。
でも周りが「いやいや全然仕事できるよ自信持って」
って言ってくれるけど
障害者雇用で働くという事実が私の自信を奪うのです。
実際、障害者雇用での障害配慮を考えている時に
鬱になってしまって体調を崩しました。
最初は障害者雇用でもやってみようという
軽い気持ちだったんですが、
思っていたほど軽い気持ちで活動を勧められませんでした。

周りの目が気になる

すべての人が障害に理解があるわけじゃない。
何も知らない友達と話していても
冗談で「精神障害者っぽいやん」とか
平気で言う人もいます。
ニュースでも「容疑者は障害者手帳持ちだった」
とか差別的な報道もありました。
それは不思議なことではなくて
私もかつては普通にそんなことを言っていたかもしれません。
自分が当事者じゃなければ何も分からない。
そんなことに怯えながら働くのが怖いです。
今の所主治医には一般雇用でも働けると言われているので
いつか障害者雇用で働けと言われるまで
(言われないことが一番ではあるが笑)
一般雇用で働こうと思います。

イメージと違ったところもあった

ただ、イメージと違ったところはありました。
お給料面です。
確かに特例子会社などは、
給与が低くとても生活できないと思ったんですが
意外と一般企業だと給与は低くないところもあるなと。
障害者雇用だと給与が低いと思っていたので。
月給17万円〜25万円の求人もあって
そもそも事務職自体がおしなべて高くはないので、
一般雇用とあまり変わらないんじゃないかとも思います。

そんなこんなで、
双極性障害もちの私ですが
今回は一般雇用でいこうと思います。
やってみてダメでも次があると言い聞かせて。
独身のときと違って
稼げなくなったら実家に帰らないといけないということもないし。
旦那さんには甘えてしまうけれども
頭でっかちにならずに気楽に臨みたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?