＜鳥善スタッフインタビューVol.12＞山下恵理奈さん
いつも鳥善noteをご覧いただきありがとうございます。静岡県浜松市でレストランやウェディング事業を運営しています、株式会社鳥善と申します。
隔週金曜日にnoteを投稿しながら鳥善の取り組みやスタッフの紹介を発信しております。
前回はジ・オリエンタルテラスのウェディングプランナー石黒みちるさんのインタビューを掲載しました。
昨年末はジ・オリエンタルテラスとル・グラン・ミラージュのいずれの会場でもクリスマスディナーが開催され、期間中はおよそ1000名のお客様にご来場いただきました。心より感謝申し上げます。
昨年のクリスマスは外出して過ごされる方が多くいらっしゃった様で、カップルやご家族で楽しいひとときを過ごせる場所として、当会場をお選び頂けることは本当に嬉しいことと思っております。
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さて、今回の鳥善スタッフインタビューは県内のホテルにてウェディングプランナーを経験した後に中途入社。その後も鳥善のウェディングの第一線で活躍された山下恵理奈さんをご紹介致します。”理想のウェディングプランナー像”を掲げて、ウェディング業界一筋でここまでやってきた山下さん。
現在の鳥善におけるウェディングスタイルのベースを全力で築いてきた軌跡と、母親となった現在のご自身における仕事への考え方の変化について山下さんにお話をお聞きしました。
〈プロフィール〉
山下恵理奈（ヤマシタエリナ）
静岡県浜松市出身。2015年入社の32歳。
常葉大学を卒業後、県西部のホテルでのキャリアを経て鳥善入社。
大学時代にJALの客室乗務員だった先生と出会い、ホスピタリティの素晴らしさを知ったことをきっかけにゼミに参加。次第に将来の自分の姿をイメージするようになっていく。先生と同じ客室乗務員になりたいと思っていたが、ある結婚式の二次会に参加した際、偶然にも憧れの大学の先輩が会場でウェディングプランナーをしている姿を見て、プランナーの仕事の魅力を感じる。プランナーを志望して入社した会社では憧れの先輩のいるホテルへ配属になり共に結婚式をつくる。3年間勤務の中で200組以上のカップル様を担当。ホテルウェディングで多くのプランニングを経験し退職。現鳥善代表の伊達と出会い”プランナーの仕事はここで最後”と決意し入社。自身の結婚・出産を経験し、現在はプランナーチームを裏方で支える事務に配属しており、後輩の育成にも携わる。後輩からの信頼は厚く、相談に来るプランナーは後を絶たない。
好きな言葉は『笑ってれば幸せになれる！』
■これまでの経歴、ウェディングプランナーを目指すことになったきっかけは？
元々はウェディングプランナーと言う仕事の存在は知らなかったんですよ。ここに至るまで本当にたくさんのご縁があって、今の私はあるのだと思っています。
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思えば私は高校生まで接客業と言っても、コンビニなどでアルバイト経験があるぐらい。販売されている煙草の銘柄を覚えたり、商品管理をするのは結構得意だった記憶があります。同じようにお客様の顔やお名前なども覚えることが得意で、自然と人と人とのコミュニケーションが好きになって行きました。
大学に進学はしたものの、まだはっきりと将来の自分自身のイメージが出来ていなかったんですね。
ただ、人と関わる仕事がいいなって思っているぐらいで。
そんな中、とある先生と出会ったことで私は将来への進路へのイメージを具体的にしていくことが出来ました。先生はかつてJALの客室乗務員の仕事をされていた方で、ホスピタリティの世界で働くことの素晴らしさをたくさん教えてくださいました。同じ女性としても魅力的でカッコいいと感じ”いつか私も”と思うようになりました。
その後のウェディングプランナーの仕事との出会いも運命的なものでした。
大学時代に知人の結婚式の二次会に参列した時のことです。その時の会場は県西部でも有名なホテルでした。あまり結婚式の場に行くこともなかった私はそこでウェディングプランナーの姿を見掛けました。それが偶然にもかつて同じ大学で憧れていた先輩で。そんな仕事があるんだって驚きもあってか、先輩のイキイキと働く姿を夢中になって目で追い掛けていましたね。
こうしたきっかけがあり、先生との出会いでホスピタリティのある仕事に就きたいと思えましたし、先輩の姿を見て私もウェディングプランナーになろうって心に決めて就活へと臨みました。
■鳥善との出会い、入社に至るストーリー
卒業後は念願のウェディングの会社へと入社しました。驚いたことに、そこでの配属先が以前二次会で来たことのあるホテルの婚礼課だったのです。
そう、憧れの先輩と同じ職場で社会人デビューすることが出来たんですね。私はいつもこうしたご縁に恵まれていると思っています。学生時代の先生、先輩、職場に関しても巡り合わせのような出会いがあって、それが支えになっているように思っています。
そのホテルでは専属プランナーとして多くのお客様と向き合う日々。地元のお客様もいれば、市外からお越しのお客様もいらっしゃる。ホテルという場所だったので、本当に様々なお客様とご一緒することがありましたね。
仕事の内容としては、私は新規接客は担当せずに、ご成約頂いたカップル様一組一組と時間を掛けてプランニングを重ねて当日まで進めていくこと。
少人数から大人数の結婚式まで幅広く担当をさせて頂き、3年間勤務して200組ほどの新郎新婦様と一緒につくり上げた結婚式はどれも忘れられないものになっています。
ある大人数のパーティーの担当の時には引き出物の数量が合わず、真夜中まで何度も何度も数を確認したのは苦い思い出ですね。こういう経験ってウェディングプランナーでは誰もが一度や二度はあることなのですが、目立たないところで緻密な確認の繰り返しが重要な仕事でもありますから。
ホテルウェディングを経験した私は新しいウェディングのスタイルの経験をしたいと模索し始めました。
そんなとき偶然にも出会ったのが今私のいる会社である鳥善でした。
現代表の伊達との出会いが「ここでウェディングプランナーとして頑張りたい」と心を突き動かしました。
それは伊達の思い描く結婚式を通しての未来へのビジョンに共感したから。
そう言えば、最初の面談はいわゆる面接っぽくなかったですね（笑）
カジュアルに結婚式についての想いや考え方についてを先代の社長と現代表の伊達を交えて話して。ここで一緒に働けると思ったら本当に嬉しい気持ちになったことを今でも覚えています。
私にとって鳥善でウェディングプランナーになることは”これで最後”と言う覚悟もあっての決断になりました。
■ご出産を経て育児と仕事の並行させている毎日。考え方や働き方はどのように変化したのでしょうか？
鳥善の会場であるジ・オリエンタルテラスのウェディングプランナーになったものの、なかなか最初の頃は自身の経験して来たウェディングのイメージとの違いに戸惑ってばかりでした。
しかし、そこから新たな仲間を加えて、考え方やスタイルを少しずつ変化をさせて今ある鳥善ウェディングチームが出来て行ったんです。
ただただ真剣に全てのお客様と向き合っていて、気付くとたくさんの後輩プランナーが私には出来ていきました。
すると次第に後輩の育成や、個人としてではなくチームのことをしっかりと考えられる様になりました。私は3人きょうだいの長女で育ったせいなのか面倒見がいい性格みたいで。
そういった新人育成や”教えること”には興味があったからだと思うのですが、いつからかそうした役割を任せてもらえる様になりました。
その後、私は結婚・出産を経て再びこの鳥善に戻ってくることが出来ました。
鳥善では結婚・出産を経験したプランナーがいませんでしたので、私のように復帰したパターンは珍しく、私の立ち位置も第一線のプランナーから事務メインの仕事へとシフトチェンジをすることになりました。
子供のこともあるので働き方を変化させることは必要でしたので、こういった環境を用意してくれた会社には感謝しています。
現在は在籍するプランナーのプランニングの確認や発注などの仕事をメインにしながら、若手が多いチームスタッフのアドバイス（指導？）をする毎日になっています。
今の私だから出来ることがあると思うんです。他のスタッフが経験していないことを知っている。ウェディングにおいて結婚経験も出産経験も経験があることで信頼と安心を感じて頂くことが出来るのだと思っています。
プランナーとしての経験も同じですね。多くの新郎新婦様の結婚式をつくって来たからこそわかることがあります。そして、感じることもあります。
それを汲み取りながら、私はこれから結婚式をつくる後輩プランナーへと伝えることは今の私に出来ることなんだと考えているんです。
子育てと同じとは言えませんが、鳥善のこれからを担う人材の育成に私はすごく意義を感じています。これからの未来をつくるのは若手の成長にも掛かっていますから。
■自分自身のこれからの未来図や鳥善で叶えたい夢は？
子育てとの両立をして働ける環境。このモデルケースは鳥善のこれからにも必要なことだと思っています。経験のある人材が次のステップでもしっかりと活躍出来るステージがある環境は、チームとしての土台をより強固にしてくれると私は思っていますから。
鳥善には若くて素晴らしい仲間がたくさんいます。もっともっと伸びていけるはずですし、私も同じように成長していきたいですね。
そして、実はいつの日かまた私はウェディングプランナーになりたいと思っているんです。きっと母親になる前と今とでは価値観の変わった自分だからお二人に寄り添えるプランナーになれるはず。
私の人生、ずっとウェディングプランナーで来ましたから。
やっぱり、これからもウェディングプランナーとして生きていきたいなって思っています。それが私の鳥善で思い描く未来図なんです。
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