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<鳥善スタッフインタビューVol.8>加藤 航さん

こんにちは。いつも鳥善noteをご覧いただきありがとうございます。静岡県浜松市でレストランやウェディング事業を運営しています、株式会社鳥善と申します。

前回のnoteでは初のイベントであるおとなりさんちとのコラボイベント有機野菜直売会のレポート記事をご掲載しました。↓

今後も浜松の地域と繋がるイベントを実施していく予定ですのでお楽しみにしていてください。

今回はスタッフインタビュー第8弾として、2021年春からダイニングマネージャーを務めます加藤 航さんを紹介したいと思います。入社6年目の生え抜き社員である加藤さんは若くして頼れるリーダーへと風格も漂うほどになったとスタッフからも評判です。
入社後はサービス、ウェディングプランナー双方を経験。より幅広い視野を持ちながら現在の仕事へ取り組む想いなど詳しくお聞きしました。

〈プロフィール〉
加藤 航(かとう こう)
大阪府出身、浜松育ち。2016年入社の26歳。
国際観光専門学校へと経て、新卒で鳥善入社。中学生の頃にホテルで働く父親の姿を見てホテルマンに憧れる。家庭では寡黙な父親が、職場のホテルでは最前線に立って笑顔でお客様と接する姿に強烈なインパクトを受ける。自身の将来をホテルのフロントマンになりたいとイメージしたのが進路を決める上での決め手になった。また、専門学校時代にはホテルでのアルバイトを経験。バンケットへの配属をきっかけにキャプテンというポジションの存在を知り、次第にサービスの仕事の魅力に惹かれていくことになる。鳥善入社後はウェディングプランナーの経験もして、若手スタッフから頼りになる存在で現在はダイニングマネージャーを務める。また、広大な敷地を誇るジ・オリエンタルテラスの【ガーデンマネージャー】の異名を持ち、日々ガーデンのメンテナンスをを欠くことはない。

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■これまでの経歴、レストランやウェディング業界を目指すことになったきっかけは?

野球少年だった私が将来のことを考えるきっかけになったのは、中学校の時にあった職場見学体験での出来事です。偶然、父が勤めているホテルの名前を見つけた私は本当に”なんとなく”それが気になってしまって。

今でも会話の少ない私と父ですが、それは当時から変わっていなくて。そのおかげで家では寡黙な父親がどんな仕事をしているのだろうと興味を持ち、見学先に決めたことを覚えています。

しかしそこでの父の姿は、日頃見ている父の姿とは別人のようでした。支配人という立場でありがながら、積極的に女将と最前線に立ち笑顔でお客様の対応をしていたのです。それは子供ながらに衝撃的な姿でしたね。でも、それが本当にカッコ良くて今でも忘れられないんです。

やがて、自分の将来を見据えて料理人か救急隊員かホテルマンになろうと真剣に考えるようになりました。でも、やっぱりあの父の仕事する姿が印象強くて。私はホテルマンになろうと進路を決めることにしました。

専門学校時代には委託生制度(寮生活をしながら現場で働く制度)にて市内のホテルでアルバイトを経験させて頂きました。私としてはフロントを経験したかったのですが、バンケット(宴会サービス)へ配属されました。

なんの知識もイメージもない中、初日から厳しい指導が始まりました。とにかく見よう見まねで仕事を覚える毎日。

ある日、結婚式の会場へと仕事で入る機会がありました。実は私にとって生まれて初めての本物の結婚式がその日でしたから、そんな私が入って良いのかと躊躇う部分もありましたね。

なにもかもが初めての場所で目に止まったのが《キャプテン》の姿でした。現場を取り仕切るその姿は圧倒的な存在感に魅力を感じて、父とは同じ業界ながらもウェディングの仕事やサービスに次第に惹かれていくようになっていきました。それから、学生時代には先輩方の模擬結婚式の会場としてジ・オリエンタルテラスを利用したことも大きな刺激になりました。

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■鳥善との出会い、入社に至るストーリー

こうして専門学校時代に偶然にも鳥善との出会いがありました。会場だったジ・オリエンタルテラスのギャラリアの空間を体験した時に時に「ここはすごい!」と感動したことを覚えています。
私自身が当時から、自分が働くならお客様に自信を持ってご案内が出来るところがいいと考えていたこともあり、鳥善で働きたいと強く思うようになりました。

学生時代の私は現場で日々揉まれていたこともあって、少し自信過剰になっていた気がします。今思うと少し恥ずかしいものです。
ただ、しっかりと”なりたい姿”を描いていたこともあり、自分が誇りを持ってお客様へオススメできる場所で同じ夢や目標に向かっていく仲間と働きたいと考えていたり、”この人についていきたい”と思える人との出逢いや場所を就職先として探していました。

若き日の自信家の私はここで仕事がしたい気持ちを全面に採用面接を受けました。しかし、後から聞く話だと最初は採用するかどうかは会社側としては悩んだらしいですね。
個として加藤航は鳥善に相応しいとは思われなかったのでしょう。今ならなんだか納得出来ます。

試験を終えてから数日後に現代表の伊達より一本の電話が入りました。

「僕はお店創りを通じて街の価値を上げたいと思っているけど、ついて来れる?」

この言葉は今も僕の行動の根源になっています。それほど強い意志を感じたからです。
そして、その言葉を受けた私の返事は一つしかありませんでした。

これからどんな人生が待っているんだろうとワクワクしましたね。

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■サービスの仕事をする上で大切にしていること、楽しみにしていること、鳥善の好きなところは?

入社後の鳥善は今よりもレストランの集客に苦労していました。
今では考えられないような光景ですね。ランチもディナーも本当に少ない数のお客様で。当然来てくださるお客様へは最高のパフォーマンスでおもてなしをします。しかし、やっぱりお客様の入り状況によってはモチベーションにも直結して来るもの。

入社してすぐの私たちに出来ることは時間さえあれば徹底的に掃除をすることしかありませんでした。それはもう、とにかく”今出来ることはなんだろう”と考える毎日。
おかげで掃除に関してのノウハウは磨かれましたけど(笑)

あの頃は人の入れ替わりが激しくなっており、私たちのような若いスタッフしかいなかったのですが、それが会社が変わるチャンスなんだと感じていました。自分達が中心になっていく予感ですね。
そうして頑張り続けていると、2年目からはレストランの集客は右肩上がりに伸びていきました。その変化を現場レベルで体感出来たことは私にとっても財産になっていると思います。

そう言う日々を経験しているからこそ、今あるレストランの賑わいが本当に嬉しく感じるのです。
たくさんのお客様に来て頂き、楽しんでくださる時間。笑顔で溢れる時間はお店を活気付けてくれるんですね。
お客様のおかげです。本当に感謝しています。

やがてウェディングプランナーへと転籍します。自分の至らないところから不甲斐ない思いをすることもありましたが、そんな私に先輩方には本当に愛情を持って指導して頂きました。3年半のプランナーの経験で多くの新郎新婦様と結婚式をつくるご縁を頂くことが出来ました。
ここまでレストランサービスとウェディングプランナーの経験を積み、鳥善で働く上でも自分の軸を形成する時間を経て現職へと配属されます。

私がいつも大切にしていることは感謝の気持ち。先輩や仲間に対して。そしてお客様ひとりひとりに対しての感謝の気持ちを大切にしています。

現在はダイニングマネージャーとしてチームを牽引する立場になりました。自分自身が目指す姿を追い掛けながら、チームのメンバーの成長を促す役割が今の私にはあります。
お客様にどう喜んで頂くのかを常に考えることも、メンバーにどう頑張ってもらうのかも欠くことの出来ない大切なこと。一緒に働くメンバーには誇りを持ってもらえたら嬉しいですね。

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■ダイニングマネージャーになって半年。自分自身のこれからの未来図、鳥善で叶えたい夢は?

もうすぐマネージャーになって半年になります。改めてその責任の重さを感じながらも、それをやりがいに変換して頑張る毎日です。

子供の頃に見たあの父の姿を見て、私はこの世界に飛び込む決心をしました。いつか私が一人前になったら、そんな父と二人で食事に行ってみたいと思っています。
ちなみに、これはいつか母から聞いた話なのですが、新婚旅行に行ったときに普段から口数の少ない父が料理に出てきたビスクを「美味しい」と言って喜んでいたのが忘れられないんだよね、と言うエピソードを聞いたことがあります。
なので、食事に行ったときにはビスクを用意出来たらいいなと思っています。そんな日を迎えられるようにこれからも自分を磨いていこうと思っています。

最近になって、私はサービスの魅力を伝えることが好きだと気付きました。
地元の学校などに訪問し仕事について伝える職業講話などの機会を経験し、自分が今後貢献できるのは教育のジャンルだと感じたからです。
そして、その部分が今後の鳥善のビジョンである街づくりに生かせると。
私はもっと地域とのつながりに関わりたいんです。

結局、人が好き。
お客様に喜んで欲しい。これが原点ですね。

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鳥善【ジ・オリエンタルテラス】のこだわりのあるウェディング情報やレストラン情報は公式Webサイトよりご覧ください。

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