Juliano Takagi

LinkedIn認定Creator プロジェクトコラムニスト「Velocity思考で冒…

Juliano Takagi

LinkedIn認定Creator プロジェクトコラムニスト「Velocity思考で冒険するように仕事を楽しもう!」 InnovationLinkグループの 亿诺凌信息技术(上海)有限公司 CEO及び、㈱イノベーションリンク COO。

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  • プロジェクト型組織とマネジメント

    昨今議論が盛り上がっているJob型とメンバーシップ型といった組織形態もしくは雇用形態の違い。そして副業の浸透、リモートワーク、リーダーの役割、シニアの再活躍など「仕事」を取り巻く環境がすさまじい勢いで変化し始めています。 プロジェクト型はこういった新しい働き方にとても親和性が高く、結果を意識しながらも個々の能力や成長を高める最適な組織形態だと言えます。 「あなたのその仕事、プロジェクトにしてみませんか?」仕事や組織の矛盾を見直すきっかけになるかもしれません。プロジェクトリーダーになった貴方を応援したいと思います。

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002 これからの時代におけるプロジェクトは

会社の組織は色々な形態がありますが、商品やサービスといった「事業」を生み出す部署の組織の基本形は二つ。一つは機能型でもう一つはプロジェクト型になります。そして、この二つを融合したものがマトリックス型となります。大企業は資源・人材の効率性を考えマトリックス型組織が多いのではないでしょうか。ただ、マトリックス型の課題は「親分」が複数居ることにより、プロジェクトの運営が難しくなるという課題を持っていました。そしてこれからの組織はネットワーク型へ。 1.ネットワーク型組織へ 働き

    • 026 夜勤バイトは自分の体力診断

      年末恒例の夜勤バイト働くという行動には様々な種類がある。 夜勤バイトは様々な人達が期間限定で集まり、繁忙期のお手伝いをする。今回は地元食品工場でお歳暮詰め合わせセットの梱包。 夜勤は生活時間が昼夜逆転してしまうので、身体のリズムが狂ってしまい体調維持がとても重要。一方で夜勤を経験すると自分の体力・気力・体調レベルを計測することが出来るので、一種のトレーニングと健康管理バロメーターとしても活用できます。 非常時の予習バイトは20代前半から70代までの男女様々なメンバーで構成さ

      • 025 人の話を聞ける人=いい人 果たして本当?

        人の話を聞いてくれる、とか耳を傾けてくれる という話題が最近特に多い。人の話に耳を傾ける人が良い人で、その逆は「悪」というという構図が成立している風潮だが果たして本当か? 私には多少違和感がある。 人の話を聞ける人=いい人 確かにそうかもしれない。が、ここで気を付けたいのは「話し手側」の問題が問われていない。 人に話を聞いてもらいたいのであれば、よく考えた方がいいい。その話をさらに聞きたくなるのか?講義やトークでも理解できないのは「聴く側の問題」と捉えている人が多い。分か

        • 024 なりたい自分とあるべき自分、そして本来の自分

          脳科学の世界では「自分にとって心地よい状態」は自分でコントロールするしかない、と言われています。それを解き明かす一つの手法として、私は3種類の自分像というものを定義してみました。 社会生活を送る上で仕事でもそれ以外のコミュニティー、そして家族の間でも様々な「自分の顔」があるはずです。コロナの影響で内向する時間が増えた方も多数いらっしゃると思いますが結果、自己を見つめ、改めてどうしたいのか?何が一番自分にとって幸せ・カンファタブルなのか、自分探しを始めた人も少なくないはずです。

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          17本

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          016 採用人事とプロジェクトの深い関係

          1. 貴方なら、誰を選びます⁇ 私の海外駐在時代、現地mgrの採用面接の経験、とてもはっきりしていて面白いです。 Aさん:私はあなたの命令に必ず忠実に従います🤗 Bさん:私はこの分野でこれだけ多数の経験と実績を持っています🤗 Cさん:私はあなたと共にこういった事をやってみたいです🤗 実は、この面接の裏には隠れた事実があったのです。現地のリクルート担当が10名位の応募者に対して基本的な一次スクリーニングで3名に絞り込み、私の面接にセットしてくたのでした。3名は明らかにタイプの

          016 採用人事とプロジェクトの深い関係

          021 言われた事を言われた通りにやるのは悪なのか?

          よく、「言われた事しか出来ない」「言った事しかやらない」という言葉を耳にします。そしてこれらはとてもネガティブな意味を持っていますよね。しかし、場面によっては「言われた事を言われた通りにやること」これが、とても重要な事でもあるのです。 例えばメーカーは安定した製品を大量に生産することが使命。いわゆる量産。そこには生産現場で決まったプロセス通りに加工や組み立てすることがとても重要となるのは誰でも分かると思います。もし、現場の作業者が勝手に創意工夫をして徐々に異なる方法で加工、

          021 言われた事を言われた通りにやるのは悪なのか?

          018 二番手という妙

          世の中「一番になりたい!」「一番でなければ意味がない」という声は多い。しかし私は「二番」という位置が実は好き。何故か? 二番は常に前を見て追う立場ともいえる。前を向いてチャレンジできる最も素晴らしい位置。我武者羅に追いかける、そして戦法も考える。一番手は良きライバルでもある。 逆に一番はとても辛い。一位であることを期待され、そうでなければ自らを肯定できないプレッシャー。それでも断トツの一番は素晴らしいが、光と影を常に意識しなくてはならない。 今の時代一番手が一強となり全

          018 二番手という妙

          017 ショットは技術。パットは感性と経験?

          今回はゴルフネタから入ります(^^♪ ゴルフサバイバルと言う人気番組で、女子プロゴルファーの卵に対して、シニアプロからのアドバイス。数々のアドバイスの中、気になった言葉がこれ。自分の様なアマチュアはショットもパットも女子プロと比較したら天地の差ですが、この言葉だけは妙に分かる気がします。トッププロと成績が出せないプロの差。皆持ち前の運動神経というのは当然で、練習量も大差ないのでしょうが、その微妙な差とは。 ゴルフの場合、ほんの少しのスコア差で優勝出来るかが決まる、とても残

          017 ショットは技術。パットは感性と経験?

          020 個人の信用から会社の信用へシフトとは

          55歳を超えたら自分に信用を付けるのではなく、自分の会社に信用を付けろ!というお話。 クルマを買い替える(現行車がもう寿命(-_-;))の為、街の中古車販売店を巡っていたところ、あるお店の店長と色々とお話する機会がありました。 クルマを購入する場合、大抵の場合はローンで購入。サラリーマンであれば、勤務先の信用と毎月の給与が担保となりローンの審査に有利。対して、自営業の場合は利益があまり出ていないとローンの審査が心配ですよね。しかも立ち上げたばかりだと信用も無いし。 しかし、

          020 個人の信用から会社の信用へシフトとは

          015 自分の仕事にGPSを付ける

          コロナの影響によりオンラインワーク、テレワークが浸透してきた現在、上司も部下も同僚も、皆が快適に業務を進めるにはどうしたらよいのでしょうか?これから大勢の人が直面する課題です。海外の会社を運営しているのでかれこれ約2年、ほぼテレワークで仕事を進めてきた私から見てもテレワークの形態はCOVID19の影響によりこの数か月で劇的に進化したと言えます。一番変化したものは、ツールよりも「仕事の仕方として認知された」こと。ここは大きな進化と言えるでしょう。 長らくリモワーク中心の生活か

          015 自分の仕事にGPSを付ける

          019 品質検査もVARの時代に

          機械加工部品の場合、出荷検査や現地での立会品質検査はとても大事。弊社でもコロナの影響により中国の生産工場に出張できずに半年以上が経過。そこで、とうとう遠隔VAR(ビデオ判定)を試験的に採用してみました。最初は、カメラの位置、ピント、光量などの設定が難しく一つの部品を検査するのに3時間位かかっていましたが、4回目を迎えてかなり実用域に達してきました! 1.意外と使えたVARVARとはビデオアシスタントレフェリーという意味で、サッカーのW杯でも採用された新しい手法。なので機械部

          019 品質検査もVARの時代に

          014 プロジェクトは、8時だョ!全員集合

          変なタイトルで恐縮です。実はこれ典型的なチームワークなんじゃないかな?と思っているからなんです。もちろんお馴染みドリフターズのメンバーは元より、お茶の間の皆さんだけでもなく、ショーを作り上げる全員が集合したとてつもないチームワーク。 上から「たらい」が落ちてくる場面。これも計算された絶妙な「間」があるようです。しかもメンバー毎にその「間」が微妙に違うらしい。ほぼぶっつけ本番の屋台崩し。かなり綿密に練りこまれたコントと演技。遊びで楽しくやっている様に見えて、途方もない計算と練

          014 プロジェクトは、8時だョ!全員集合

          013 内部改革は上手に外圧を利用

          大企業にとって社内の改革はやたら骨が折れる。こういう時は外圧を上手に利用してみましょう。外部と上手く連携し内部を変えていく。大企業ほど、新規事業への進出や、社内改革、DX化の推進などと大きなスローガンを掲げているのですが、実は社内でそれを推進することはとても大変だという実態があります。そこでベンチャー企業の力を借りて推し進めよう!という話は枚挙に暇がありません。しかしながら、どれも上手く進まないケースが殆ど。 これらはコラボレーションプロジェクトによって解決してみてはいかが

          013 内部改革は上手に外圧を利用

          012 プロジェクトは、任せて任される

          唐突ではありますが、サッカーの試合で日本とドイツを比べてみると、ドイツの試合運びは無駄が無いなぁ と感じてしまいます。日本人は、毎年ドイツ人よりも354時間長く働いているのに、国民1人あたりのGDPは、ドイツよりも約13%少ないと言われています。日本の1人当たりのGDPは2018年に26位まで転落。その理由の一つとして日本人は会議と書類整理に時間を費やし過ぎと指摘されています。仕事の仕方でもやはり日本は無駄が多いと言えるのでしょうか? 周囲のコンセンサスを得ないと事を進める

          012 プロジェクトは、任せて任される

          011 リーダーはゴールを目指した判断が大事

          プロジェクトリーダーに限らずリーダーとなった場合に最も必要とされるアクションは「判断」とも言えます。リーダーシップというと統率力や牽引力を第一に思い浮かべるのは当然ですが、順序としては「的確な判断が出来る>信頼される>リーダーとして認められる」と考えてみてください。 色々な事が不確実になってきた昨今、この原点となる「判断すること」が特に難しくなってきました。 1.それ、本当に正しい?これまで変化が少なかった日本社会ですが、雇用システムの見直し、ハンコの廃止に見られる様なル

          011 リーダーはゴールを目指した判断が大事

          010 シニアはプロジェクトで「知」を提供

          1.関わり方を見失ったシニア高齢化、省人化、テレワーク、Job型、再雇用 などミドル・シニアを取り巻く今、雇用環境は日本の年齢構成の変化とコロナの影響によるダブルパンチ状態と言えるでしょう。人数が多い大企業ほど、コンピテンスのはっきりしないミドル、シニア層の有効活用は人事部にとっても重要な課題。 こういったシニア層への厳しい批判は、「妖精さん」もしくは「働かないおじさん」という言葉を生み出し、ますますプレッシャーがかけられています。ちょっと視点を変えてみると、こういったシニ

          010 シニアはプロジェクトで「知」を提供