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017 ショットは技術。パットは感性と経験?

今回はゴルフネタから入ります(^^♪

ゴルフサバイバルと言う人気番組で、女子プロゴルファーの卵に対して、シニアプロからのアドバイス。数々のアドバイスの中、気になった言葉がこれ。自分の様なアマチュアはショットもパットも女子プロと比較したら天地の差ですが、この言葉だけは妙に分かる気がします。トッププロと成績が出せないプロの差。皆持ち前の運動神経というのは当然で、練習量も大差ないのでしょうが、その微妙な差とは。

ゴルフの場合、ほんの少しのスコア差で優勝出来るかが決まる、とても残酷なスポーツ。スコアを決めるのはやはりグリーン上のパットになるなあ、というケースを多く目にします。シニアプロが言う、これは練習量ではなく「この一打」に乗せる思いとか、「この一打」をどう処理するかという「経験」そして「感性」みたいなものになってくるのだろう、というのはかなり納得できてしまうのです。

仕事でも生活でも、人間分からない事は多々あります。分かっていることで予定通りになった時は成功。分かっているのに出来なかった時は失敗。しかし、分からないことで想定通りにならなかったら、それは必ずしも失敗とは言えません。でも、現実は同じ土俵で同じ状況の二人の選手で一人が成功し一人が失敗する。それは「分からない事に対する勘」の差でしかない。そしてそれが「運」に繋がるのかもしれません。
人事採用の時、能力、技術、経験抜きにして人気のある人は「運の良い人」。運の良い人になるためには、「勘」を身に着けるのが大事だとすると、「勘」とは何ぞやと興味が湧いてきました。

勘とは何か?調べてみると、

「分析的な思考によらないで直観的に物事の真相をとらえる精神作用。ある盲人が通りすがりの人の足音を聞いてその人の性別,年齢,職業などを言いあてるとか,ある敏腕な刑事が些細な偶然的な出来事から何か「ピンとくる」ものを感じ取るというような場合である。このような働きはだれでもが一朝一夕にして身につけるようになるものではなく,長時日の経験の積重ねから生れるものである。黒田亮の『勘の研究』 (1933) が著名。」

結局、練習>経験>勘>運 となるならば、原点となる練習を積み重ねるしかないということですか!? 分からない事に対する勘を育てる、結局のところ、これには継続は力なりと言う格言が当てはまるのかもしれません。



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