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020 個人の信用から会社の信用へシフトとは

55歳を超えたら自分に信用を付けるのではなく、自分の会社に信用を付けろ!というお話。

クルマを買い替える(現行車がもう寿命(-_-;))の為、街の中古車販売店を巡っていたところ、あるお店の店長と色々とお話する機会がありました。
クルマを購入する場合、大抵の場合はローンで購入。サラリーマンであれば、勤務先の信用と毎月の給与が担保となりローンの審査に有利。対して、自営業の場合は利益があまり出ていないとローンの審査が心配ですよね。しかも立ち上げたばかりだと信用も無いし。
しかし、意外と赤字か黒字かはあまり関係なく月々のカードの支払いとかが遅延無ければ審査は通るということが分かりました。それより、もっと大事な事を教わりました。

1.人間55歳位を境にローン会社からの信用度が低下する

店長曰く:
最近の若い人はクルマにあまり興味をお持ちでないので、ウチの店もクルマが大事だった中年以降の世代の方が殆どですよ。でもね、長らくこの商売を続けてきた経験として、人間55歳位を境にローン会社からの信用度が低下するんですよ。サラリーマンなら安心と言うわけではないんです。大抵の会社さんは60歳が定年で、当然給与は下がります。そして最近は55歳位からは役職定年制により給与が下がる傾向ということは常識化しています。然るに、55歳位を境にその人のローン限度額は一気に低下するんですよ。もちろん、有名企業の重役さんとかであれば別でしょうけど、そんな人は少数派。大抵の人はこれくらいの年齢に下がるんです。厳しい話、今まで買えたレベルのクルマが買えないんです。

2.自分個人ではなく自分の会社に信用を付加していく。

でもね、起業して自分で会社を持つと、個人でなく会社の信用がどうか、と言う話に替わるわけです。結論から言うと、55歳位を境に起業して会社の社長となり、自分個人ではなくて自分の会社に信用を付加していく様にシフトしたほうが良いんですよ。で、会社法人で買えばいいんですよね。

新規に立ち上げた会社がそう簡単に黒字化することなんて無いんですから、赤字であったとしても関係ありません。会社でクルマが必要なら、法人名義で購入すれば良いわけで、そこでローンの審査が通らないという事はあまりないんです。中古車なら2年で減価償却するのが一般的なので毎月の経費で除却していけばいいんですよ。勿論、とんでもなく高級なクルマを購入するのではなく、外車でも国産でも200万円位の中古車を法人購入するのであれば、ローン審査が通らないという事は無いんです。商用車だって新車なら普通に200万円位しますからね。中古車の場合は減価償却期間が基本2年なので、24回ローン金額 全てを経費計上出来ます。残価はゼロですが、再び売却して値が付けば、それは売り上げに計上出来ますよ。中小企業の社長さん達の多くがイカしたクルマを乗られているのは、そういう事なんです。

3.会社を退職したら、法人を持つべき!?

ローンを例えにしてしましましたが、話を元に戻すと55歳以降は個人の信用が上昇することは少ないというのは分かる気がします。ならば会社を立ち上げ、その会社(法人)の信用を上げていったほうが絶対にいいというのは確かにアリだ。。法人は人間と違い、歳をとってパフォーマンスが下がるという事が無く、逆に時間と共に信用が上がるんですから。会社を退職したら、法人を持つべき。特に今の時代は改めて正しい選択なのかもしれません。

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