マガジンのカバー画像

ブログ2

622
運営しているクリエイター

2018年5月の記事一覧

Netflix映画 死霊館 エンフィールド事件

 前回視聴した、POV映画『ヴィジット』は「カット割りの魔術を使わない」ホラー映画だったが、『死霊館』は「カット割りの魔術」をとことん突き詰めた映画。  冒頭、降霊術のシーンから始まる。ロレインがとある館に潜む悪霊を体に宿し、惨劇が起きた一晩を追体験する。地下へ行くと、鏡が出てくる。鏡の向こう側にシスターの格好をした悪霊が出てくる。振り返るロレイン。“こちら側”には悪霊はいない。鏡の方を振り返る。“鏡の中”にいた悪霊がすっと目の前に出てくる。  『死霊館』は私が好きなタイプの

Netflix映画 ヴィジット

 とある姉弟の物語だ。姉弟が祖父母のところへ1週間遊びに行くことになったのだが、母もずっと疎遠で、姉弟にとっても初めて会うことになる祖父母。一見すると、穏やかで優しい感じの祖父母だったが、夜になると奇妙な行動を見せ始めて……。 ※ ちょいネタバレあり  姉弟が祖父母と過ごす1週間を、ビデオで撮っている……という設定のPOV映画。  『ヴィジット』は一応ホラーというカテゴリーではあるのだが(Netflixではなぜか「ホラーコメディーのカテゴリーに入っていたが?)、物語の前半

Netflix映画 ハート・ロッカー

 2004年バクダッド郊外。戦争映画だが、派手な銃撃シーンはない。テロリストが街中に仕掛けた爆弾を解除するのが、主人公達ブラボー中隊の任務だ。  映像はかなり粒子が粗い。ドキュメンタリーふうのハンディカムと望遠レンズの画像が交互に流れる。パッと見、映像にさほどの力は感じられない。劇映画的な画力を感じない。クローズアップの画面が多いし、望遠レンズの映像もさほどかっこいい画だとは思えない。  街の通りに、爆弾が仕掛けられている。その爆弾の解除に、防護服を着た兵士が1人向かっていく

Netflix映画 クリムゾン・ピーク

 冒頭3分から幽霊様の登場である。月の光が射し込む廊下に、すっと柳の枝のような影が伸びて、それから幽霊本体が登場し……ああ、この映画好きだわ。最初のシーンで思った。  が、その後幽霊の出番はなく。20世紀初頭のアメリカの風景、アメリカの物語が始まる。  日常のシーンは、時代がかったいかにもなセピア調のカラーだ。それはそれで美しいのだが、屋敷のシーンに入ると「緑」が入ってくる。蝋燭のオレンジを間に置いて、赤と緑の光が対立する。最初、赤と緑のライトは主張が強すぎるように感じたが、

Netflix映画 キング・アーサー

 映画冒頭からいきなりムマキル。しかももの凄くでっかい。ムマキルが軍団を薙ぎ倒し、橋を崩壊させ……とかなり痛快。映像の速度はスローと早送りを映画の最後まで何度も繰り返す。ノーマル速度のまともな映像がなかなか出てこない。映像の撮り方、編集のセンスがいかにもガイ・リッチー監督で格好いい。  『キング・アーサー』は「アーサー王伝承」に出てくるキーワードを部分的に拾って、あとは好き放題に作られたファンタジーだ。「考証? なにそれ?」と言わんばかりに、思い付くままにアイデアを突っ込ん

Netflix映画 ジュラシック・ワールド

 第1作目からいろいろ問題ありだった『ジュラシック・パーク』が4作目にしてついに開園。第1作目から20年……人で賑わっている園内の光景を見て、感慨深く思う。そのシーンに、第1作目から流れるジョン・ウィリアムズのテーマ曲が流れ(4作目の音楽はマイケル・ジアッチーノ)、ああ『ジュラシック・パーク』に戻ってきたんだ、という気分にさせる。  しかし、映画史上初めての恐竜CGで人々を驚嘆させたあの感動も、今となっては過去のもの。人々は「ただの恐竜CG」は飽きている。そこで古代史には存在

Netflix この世界の片隅に

 この物語は、すずさんの目を通して描かれている。  すずさんは本人が言うように、普段からぼんやりとしている。時々、日常と空想がふわりと混じっていく。このエピソードは実際なのか、空想なのか……どちらなのかわからないが、ただなんとも居心地のいい空気感を作ってくれる。  絵はなんとなく子供っぽい。柔らかな線でふわりと描かれるキャラクターは、頭と手が極端に大きい。カメラの高さは、いつもやや上から。人物と風景を少し見下ろすように描かれる。キャラクターが並んで対面しているのに、顔は少しこ

4月28日 ニコニコ超会議ハイカラライブ感想

→【けもフレ,アイマス,スプラトゥーン2 など出演】超音楽祭2018@ニコニコ超会議2018[DAY1]  イラスト制作作業をしながら、BGM代わりに『超音楽祭』を流す。制作の調子もよく、充実した時間だった。  トリを飾ったのは『Splatoon2』ハイカラライブ。テンタクルズ&シオカラーズによる2度目のライブだ。  2度目となるハイカラライブは、前回気になっていた映り込みがだいぶ軽減されている。観客のペンライトが映ってない。前回よりもキャラクターがくっきりと見ることがで

4月27日 pixivフォロワーついに1000人達成!

 pixivフォロワー1000人達成!!  みんなありがとう。  何気なく見たらいきなり「1000」になっていてびっくりした。今朝まで980くらいだったから……。いきなり数字が飛んだ。  急激に増えて1000人達成したけど、できれば「998……999」と数字が昇っていく瞬間を見たかった。  確か、4月初め頃までフォロワー数は950人くらいだったはず。ここ最近は、ずっと数字に変化はなかったと記憶しているが……。  漫画制作終了後のイラスト発表が効いているようだ。  ただし

4月26日 NintendoLabo 売れてるね。でも……

 おや、Labo売れてるね。ロボットはもうちょっと売れても良かったんじゃないか? 1位:Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit【任天堂】 9万3118本 3位:Nintendo Labo Toy-Con 02: Robot Kit【任天堂】 2万7667本 →ファミ通.com:最新販売本数ランキング TOP30  Laboはどれだけ売れるか、見込みを作るのは難しかっただろう。なにしろ、ゲーム史において前例のないゲームだから。しかも、

4月26日 pixivでクリエイター向け投資システムが解放されたが……やりません!

→pixivFANBOXを全クリエイター向けに提供開始!  今さらこういうのやられてもね……。  もうすぐ絵描き引退……ってタイミングで。  今まで色んなことやってきたけど、全て無駄だった。すでに似たようなサービス……ファンティア、Enty、Ci-enにアカウント作って作品を公開しているけど、入金した人なんて1人もいなかったもの。  そもそも、フォロワーが1人もおらず、作品を公開しても見ている人、1人でもいるか? みたいな感じだったし(Ci-enには21人のフォロワーがい

4月25日 Splatoon1でチートプレイヤーに遭遇

 『Splatoon1』でチートプレイヤーと遭遇した。  チートプレイヤーに遭遇するのは、ずっとプレイし続けて初めてのこと。「本当にいるんだ!」とちょっと嬉しかった。  ゲームの始め、イカたちがスポーン地点に出てくる瞬間、1人だけすーっと横にスライドしているキャラが。  ゲームを始めてみると、チェイスボムを無限に連発し続けるローラー使いを発見する。  立ち回りははっきり下手だったので、異常な数のチェイスボムをかわして、チートローラーを撃破。  さて、進軍しよう……と思ったが

4月23日 レイアウトにこだわりすぎると読みづらい

 何年も読み続けている雑誌があるのだが、ここ最近、同じレイアウトデザインのページが多くなった。「その号」だけの話ではなく、毎号同じレイアウトを使ったページが増えている。これも経費削減なんかな。  その以前は、毎ページ毎ページ、レイアウト凝ってたんだがなぁ……。やっぱりこの雑誌、売れなくなってるんだろうなぁ。汎用性の高いデザインを作って、使い回している感じ。  今時「雑誌」という時代でもないから、仕方ないかなぁという気もするけど。私は紙媒体の方が愛着があるから、まだ買い続けるつ

4月21日 RPGの地名が憶えられない……

 あれから『ドラクエ11』は続けている。(売ろうかと思ったけどね)  「魔法の鍵」を手に入れた。  でも魔法の鍵で開く扉はどこにあったか……。  昔は目を閉じれば全てのマップ、全ての宝箱の位置を正確に思い出すことができたのだが……今はさっぱり。ぜんぜん憶えてない。  やっぱりトシだな……。  なんなら、ドラクエ初期シリーズのマップは、今でも正確に覚えている。昔のことばっかり記憶しているのも、やっぱりトシだなぁ……。 (一番憶えているのは『ドラクエ4』。ファミコン版、PS版、