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環境によって特性は変わる ストラテラ服用日記878日目
昨日は、診断名によらずにその人そのものを見ることが大切と書きましたが、もう一つ奥があってその人の今置かれている環境を見るというのもとても大切です。
人は環境によって自分の特性が出る場所が変わります。
例えば、事務職とか子育て中は、かなりマルチタスクが要求されるので、ADHD的な要素が強く出ることが多いです。
そう言った方でも、逆にマルチタスクがひと段落するとASD的な傾向が強く出たりする場合があったりします。
だいたいの方は、それなりにASD要素とADHD要素が混じり合ってるので、どういうことに困り感を感じているかは環境要因が大きいと言えます。
得意なところはスイスイ出来ますが(人より優位に出来てるのにそれに気付けずにみんなも同じくらいできるでしょと思ってしまうのも発達の悲しい部分かも)、苦手なところはどうしようもないくらいにどん詰まる。
どん詰まるような仕事とか環境とかに置かれていると、そこだけがクローズアップされすぎて(マイナスを重く受け止めてしまいすぎるのも特性としてある)、困り感が強く出てしまう。
なので、困ってる方のお話を聞いている時などに、その人の今この瞬間を聞いて感じることがとても重要。
先入観は本当にいらない。
普通の会話でも、先入観やバイアスを無くして、ジャッジをやめて話をしてみると世界が広がります。
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