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発達性協調運動症(障害)(DCD)の本当の問題 ストラテラ服用日記755日目

発達性協調運動障害(DCD)は、いろいろなところで生活に支障をきたす。
手と手、目と手、足と手など、複数の身体部位を協同させて行う運動に困難になってしまう障害です。

分かりやすいのは、単純に不器用(微細運動が苦手)、スポーツ(特に道具をつかうもの)が苦手などになると思います。

今日お話したいのは、実際の症状ではなくそこから生まれてくる弊害のところです。

一番の弊害は、そこからできないやつ認定されるところで、幼少期などは学力よりも運動能力が重視される場面が多いとどうしても下に見られやすくなる。

ひどい場合は、と言いたいところだがよくあるパターンとしてはそこからいじめに繋がってしまう。例えば、昔よくやったドッジボールなどで標的にされやすかったりするとそこからもいじめに繋がっていってしまったりする。

残念ながらというべきか発達障害の場合はコミュニケーションも苦手な場合も多い。

口下手で運動ができないとなるとバカにされる確率は高くなる。バカにされいじめに繋がるような雰囲気があるとどうしても自己肯定感が下がってしまう。

これがとても問題で、ある意味その人の一生を左右してしまう。できないできないと言われ続けつことで(実際に言葉にされるか、非言語コミュニケーションで伝えられるかは別として)、不全感を抱えたまま成長しそこを克服する事ができずにいると、生きづらさがどんどん膨れ上がってしまう。

DCDはAPD様症状とならんで本当に邪魔なオプションだと思いますが、なんとかそこから自己肯定感の低下に繋がらないような文化が醸成できたらいいなと思います。


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