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摂食障害 Eating Disorder

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皆さんは摂食障害という言葉を聞いたことがありますか。
おそらく聞いたことはあっても、よく知らないという人がほとんどでしょう。
しかし、摂食障害は誰にでも発症のリスクがあるのです。
特に、あなたのような若い人にはね。

あのダイアナ妃もまたその1人でした。彼女は、約10年もの間、大量の食べ物を食べ、それを吐き出すということを止めることができなかったそうだ。

さて、摂食障害とはどんな病気なのでしょう。
摂食障害は異常な食生活を繰り返す病気です。
それは大きく分けて「過食症」と「拒食症」の2つに分類されます。
「過食症」の特徴は、大量の食べ物を詰め込むように一気に食べることです。自分でコントロールすることができないことが患者を苦しめます。彼らの中には、過食した後に下剤を使ったり自己嘔吐をして太らないようにする人がいます。
「拒食症」の特徴は、明らかな低体重です。体重が増えることに恐怖を感じ極端な食事制限を行います。
発症のきっかけは心理的なことです。ダイエットもまたその一つです。
若年層の発症が目立ちます。

高校2年生の夏休み、わたしは食事制限をはじめました。理由は、自分の見た目が気に入らないことによる自己嫌悪と恋でした。
好きな人ができて、今まで以上に自分の容姿に自分自身が厳しくなりました。
鏡に映る自分、写真にうつる自分、ぜんぶぜんぶ、ブスに見えて仕方ない。
ぜんぶ、ぜんぶブスブス、醜い、ゆるせない。
そこからすぐに行動を移しました。
未熟な私は、痩せれば全て解決するんだと、そう考えた。今思えば、その時のあなたは全然太ってなんかないよ。可愛いのに。

わたしのダイエットの始まり、まずは
パンやご飯などの炭水化物を避けるようになりました。すると体重はすぐに落ちました。友達にもなんかスッキリした?とか痩せたんじゃない?って言われるようになってきた。
結果が出て嬉しかったから、さらに食事制限を厳しくしました。甘いものなんて考えられないよね。
1日900カロリーが限度、なのに運動量は日に日に増やすんだよ。
みにくいじぶんをかえるために、きびしく、きびしく。
すると、だんだん食べ物が怖くなってきたよ。
友達から小さなお菓子をもらった時、
なぜかとてつもない恐怖感を覚えました。
私を太らせる気?…やだ、絶対に食べない、こわい、チョコレートがこわかった。
お母さんがほぼ毎日かんたんなお弁当を作ってくれていました。料理は得意じゃ無いお母さんのお弁当は、PFCバランスなんてめちゃくちゃな訳で。白米に炭水化物のおかず。。
それが怖かった。
半分だけ食べて、あとは中身をこっそり捨てていました。
お母さん、ごめんね。


こういうことを低BMI下回っても続けました。髪の毛はたくさん抜けて、生理はずっと止まっていました。寒気がすごくて脚は骨ばってる。
うすうす、いってはいけない領域にいってしまったと、感じ始めた。けど、もうなにも私を止められないの。痩せていることだけが自分のアイデンティティだった。痩せていない自分は自分では無い。

しばらくすると食べ物に対する強い憧れを抱くようになる。
コンビニやスーパーの食べ物コーナーを毎日チェックして、Youtubeで大食いコンテンツをずっと視聴していました。X(旧Twitter)では、摂食界隈の方々めちゃフォローして、過食の菓子パンがズラーっと50個は並んだ写真を毎日眺めていた。
うん、そう
きがついたら、脳みその中
ぜんぶ
ぜんぶ
食べ物で埋めつくされてた。

ある日、ついに限界を迎えて夕飯を食べたあと家にあるお菓子を食べ尽くしました。

あんなに厳しいダイエットしてたのに。
わたし、罪悪感で死にたくなりました。
家にあるお菓子を貪る私はきっと化け物みたいだったでしょうね。
けれどその日は、
それでは満足出来ず、コンビニに行って菓子パンを買いました。
1年ぶりの菓子パン。
口にした瞬間、甘みが痺れるくらい気持ち良い、異常なほどに味を感じた。
うまい、うまい、うまいなぁ、、
なんと、
約2000カロリーをその夜はほんの一時間あまりで摂取しました。食べ終わった後の罪悪感といったら。。
もうここからは

地獄の過食期の始まり

です。

家族が不在で家に1人でいる時に、それは始まります。
過食とは恐ろしいものです。
私は高校1〜2年生の間にバイトで貯めた貯金が約20万円ありました。
非常に真面目だったので、ほんとに貯金には一切触れずに今まで残してきました。
しかし、過食によってその20万円は一瞬で溶けました。
私の場合、
一回の過食で使う金額は5000円程でした。
高校3年の4月〜11月まで過食は続きました。
200,000÷5000=40
その期間の間に約40回は過食をした計算になります。
コワイ^_^
過食とは、コンビニやスーパーでとりあえず食べたいものをカゴにぶっ込んで、胃に詰め込むのです。カロリーなんて気にしない、4000カロリー一気に詰め込む日だってあったよ。(ミスドの食べ放題1人で20個食った)
でもやっぱり、過食が終わった後の虚無感ってすごいんだよね
トイレに顔を突っ込んで、何度吐こうとした?
口の中で噛んで噛んで、飲み込む前に吐き出すチューイングだって、数え切れないくらいしたよね。

でもね、そうこうしてるうちに
きっかけとなった恋も終わりました。
それでさなんか全部虚しくなっちゃって、

何のため、誰のためにこんなに苦しんでるんだろう?って。

わたし自分のために、生きたかったな、って。



体重は過去最高重量になった。
けどね、そんなプニプニのわたしでも良い、
わたしがわたしを受け入れてあげようって、‼︎‼︎
…ついに思えた。

ダイエット終了宣言!


普通にご飯をたべる努力を始めました。

普通ってなんだろう、
わたしが思う普通の食事とは、
いちいち食品のカロリーをアプリに入力して計算したりなどせず、3食すべて、お料理一品一品をゆっくりよく噛んで味わって、食べることだった。
もちろん最初は下手くそです。
食事下手くそすぎて、夜ご飯何回目だよってくらい食ったね。
もういっそ落ち着くまで、食欲に制限をかけないことにしたの。(過食期がきてから胃袋が無限大になっちゃったの) 
でもね
そしたら、ほんとに、食欲が落ち着いてきたの。
久しぶりに
「お腹いっぱい」
を感じられた
の。あのときすごく、幸せだった、な。

それから2年たったのかな、
今大学生で、体重なんて気にせずとも幸せに生活できてる。夜中にラーメンだって食べれちゃう。
寝る前にアイス食べたって、わたしはいつも可愛いって、やっと思えるようになったんだ。
あたりまえはあたりまえじゃない。
ご飯を食べて「おいしい」って思えるのがどんなに幸せか、「満腹」を感じられることがどれだけ健康なことなのか、忘れないでね
おいしいは愛だって!

この病気は本当に誰でもなりうるのです。
わたしは身を持ってそれを実感しました。
とくに先進国では、食べ物を簡単に入手することができます。SNSの発達により、より他人と自分を比較する機会が増えました。この世の中には摂食障害のリスクで溢れています。毎食毎食を大切に、適切な量を食べましょう。身体に不調をもたらすほどのダイエットは間違っています。食べ物は体を作ります、食べることは生きることです。もしも少し贅肉を落としたいなら、筋トレをして間食を減らすというだけでも大きく変わると思います。今の時期は欠食を習慣化させないでください。自分は自分、他人は他人。

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Have you ever heard of “Eating Disorders”?
Maybe some of you will say yes, but most people would say they don’t know a lot about it.
Did you know, it is possible for anyone to develop  an eating disorder? Especially in young people like you.
One of the most famous figures in history, Princess Diana of Wales, suffered from bulimia. In an interview, she said she would binge eat and then vomit. Her eating disorder lasted for about 10 years.

First ,  I’m going to explain what an eating disorder is.
It is an extraordinary eating habit where a person has a distorted of themselves. This can be caused by psychological or emotional problems, low self-esteem, troubled relationships and sometimes the cause can be biological. However, the reasons vary from person to person, and there’s no exact one reason.
The two most common kinds of eating disorders are but not limited to “Anorexia” and “Bulimia”.
“Bulimia” is to overeat and then regurgitate your food: to binge and purge.
This disorder affects peoples brain and doesn’t allow for people to be in control of their eating habits. Some people use laxatives or vomit to prevent them from gaining weight.
“Anorexia” is characterized by an unusually low weight. They fear gaining too much weight,so they are on an extreme restrictive diet.
The major causes of this disease are psychological and emotional.
Sometimes going on a diet can lead to anorexia.

Just a year ago, a friend of mine started dietary restrictions due to self loathing. She used to cutout carbohydrates in her diet and would only eat certain kinds of food. She lost a lot of weight. Although her BMI(Body Mass Index) was lower than a healthy weight, she couldn’t stop her disordered eating. She had several negative health effects such as, losing hair and her period stopped. She constantly thought about food but would not eat. One day, she bought a lot of food from the store and excessively ate and drank. To make matters worse, she repeated this behavior several times a week. Fortunately, she realized that she needed to change. After that, she made an effort to eat regularly.

I think that this disease is very awful and everyone is at risk of getting this disease. In addition, there are high beauty standards that are advocated through Social Network Services. Because we are only born with one body, I think it is really important to accept yourself. People who have confidence and can accept themselves are the most attractive.
It is not right to go on a bad diet like binge eating or not eating at all. Food helps nourish your body. To eat is to live. If you want lose weight, you should not skip meals, but work out or change your diet in a healthy way. I wish you a healthy and enjoyable life!

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