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『働く君に贈る25の言葉』を読んで・2

こんばんは、東大生のとんびです。

今日も夜散歩に行ってきました。この後は勉強しないと、、、

昨日の本紹介「『働く君に贈る25の言葉』を読んで」の続きになります。

第4章

advice18上司の強みを知って、それを生かしなさい。

4つの「部下力」 
1.上司の注文を聴く
・上司が何を期待しているのか
・チームの中で分担すべき役割を確認
・自分の仕事がチーム全体のなかでどういう意味があるのか
・どの程度掘り下げて仕事をすればいいのか
2.上司の強みを知って、それを生かす
・取引先の人脈をつかんでいる上司であれば、その人たちの特徴や対応策を教えてもらう
・情報通であれば、どこから貴重な情報を得ているのか、徹底的に研究する
3.上司への報告やコミュニケーションの仕方は、その人にもっともふさわしい方法を選択する
・日々、情報がほしい上司もいれば、一定期間ごとにまとめてあげてほしい上司もいる
・口頭で報告されることを好む上司もいれば、文書で報告してほしい上司もいる
4.上司を驚かせてはならない
・何か問題が起きそうな兆候があれば、必ず事前に報告しておく

advice22自分を偽らず、素のままに生きなさい。

「本当の自分を隠そうとしても、それはムダなことだということです。」

「会社人生とは長いものです。そして、周りの人は、じっとその人のことを見ています。10年もすれば、本当はどういう人なのか知れ渡ってしまうものです。」

「もちろん、欠点は直そうと心がけなければいけません。しかし、直すことと隠すことは違います。気が弱くても、気が短くても、根気がなくても、それを素直に表現すれば、ほとんどの人はそんな君を受け入れてくれますよ。」

advice23逆風の場こそ、君を鍛えてくれる。

「私は一貫して、どこに配属になっても関係ないと思ってきました。」

「とにかく、目の前にある仕事を運命だと引き受けて、力を尽くせば、必ずそれなりに道が拓かれると思います。」

「がんばる人、努力する人が、最後の最後まで不遇などということはほとんどないですよ。志があって、周りの人を大事にしていれば、必ず誰かがそれを見ているのです。」

「だから、職場の良し悪しで一喜一憂しないことです。いや、むしろ、不遇な部署にいくことを『チャンス』だと思った方がいい。」

「伸びるのは、日陰の部署で気持ちを腐らせずにがんばってきた人に多いのです。」

第5章

advice24運命を引き受けなさい。それが、生きるということです。

「何があっても、自分を見捨てないでほしい。『これが、自分の運命なのだ』と、踏ん張って引き受ける覚悟を捨てないでほしい。」

「もしも、その運命から逃げても、そこには新たな運命が待ち受けています。そして、再び君に試練を与えます。私たちは、逃げ続けることはできないのです。」

advice25人を愛しなさい。それが、自分を大切にすることです。

「仕事に結果をもたらすのは、能力というよりも熱意です。そして、熱意を生み出すのは、一緒に働く人たちとの信頼関係であり、『その人たちのことが好きだ』という気持ちなのです。」

「好きな人には利を与えようと思いますが、嫌いな人にはこれができない。(中略)『好き嫌い』の感情を克服するのは簡単なことではありません。人間がもって生まれた自然な感情ですから、これに逆らうには我慢が必要だからです。我慢には苦痛が伴います。」

「しかし、これはあくまでも『目先の苦痛』にすぎません。長い目でみれば、『目先の苦痛』に耐えることによって、より大きなリターンを得ることができるのです。」

「私も、このような努力を繰り返すことで、10人のうち5人しか好きでなかったのが、6人に増え、7人に増え、8人に増やすことができました。」

「想像してみてください。職場の大部分の人を好きになれたら、君は毎日会社に行くのが楽しいでしょう?」

「人を好きになるということは、人を嫌いになることに比べて、ずっと幸せを感じるものです。なぜなら、誰かを好きになると、その人も君のことを好きになってくれるからです。」

「そして、誰かに好意をもってもらえると、君はもっと自分のことを好きになれます。そして、自分のことが好きになれたときにはじめて、人は幸せを感じることができるのです。」

感想

著者は、自閉症の長男、肝臓病・うつ病の妻のため、育児・家事・看病の必要性から毎日18時に退社するために課長職の本質を追求したそうです。

家族が大変な状況になり、心が折れそうになりながらも現実を受け止めて仕事も家庭もうまくマネジメントするのは並大抵の努力ではできないと思います。

運命を引き受け、それでもなお人を愛するという生き方を目指して、今後の人生を送っていきたいなと思いました。