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部活あるある「食トレ」は意味があるのか?!をぼちぼち解説

皆さん、お久しぶりですm(*_ _)m

最近は、なかなかnoteを書く余裕がなくてサボっていましたが、また更新していきますのでよろしくお願いいたします(^-^)

さて、本題に入りましょう。

「食トレ」部活動などで経験した人も多いのではないでしょうか?

たくさん食べさせられ、いい思い出がない人もいると思います。僕も食トレと言われ、無理にでも大量にご飯を食べさせられていたので、あまりいい思い出ではないです(笑)


(今は食トレってあまりないのかな?色々厳しくなってますからね。「ジャーを空にしろ!」これは絶対でした(笑))


結論から言うと、食トレをする意味はあります。

ここで重要になってくるのは指導者がなぜ食トレをするのかを理解する必要があります。


食トレをするメリット消化・吸収機能を改善することにあると思っています。より多くのエネルギー(グリコーゲンなど)を蓄えるのはもちろん、試合の時などの糖質摂取にもプラスの効果がありそうです。

糖質は高強度の運動やトレーニングのパフォーマンスに影響すると言われています。

最近の研究では高糖質食を摂取している人では糖質の、高脂肪食(ケトン食)を摂取している人は脂質の、消化・吸収機能が高くなると言われています。

つまり、普段あまり糖質を摂取していない人は糖質の消化・吸収能力があまり高くないということになります。


例えば、高脂肪食を摂取しているアスリートが試合前にグリコーゲンをチャージしようと糖質を摂取すると、腹痛などが生じパフォーマンスが低下してしまうことがあります。

日頃から糖質の消化・吸収能力を高めておくことで、試合中や試合と試合の間などに糖質を摂取した際に腹痛や不快感などの運動誘発性胃腸症候群の対策にも効果的かもしれません。


食トレのメリットについて書いてきましたが、「吐くまで食べせる」とか「嫌になるまで食べさせる」はお勧めしません。

嫌になるまで食べさせると言うのは食欲に対して悪影響です。食事の量と食欲は深い関係にある思われます。食欲に関しては過去に書いたノートの記事を参考にしていただきたいです。


吐くまでというのは論外です。


私自身の話にはなりますが、部活の合宿などで吐くまで食べさせれていた時は、食事を少し食べただけで吐きたくなるくらい精神的に追い詰められていたこともありました(笑)
(全然笑えません)

必要であれば、なぜ食事の量を増やした方がいいのかを指導者が説明し、少しずつ食事量を増やすことが理想でしょう。


人気があれば色々な「食トレ」について詳しくまた記事を書こうとおもいます(^ ^)


参考
スポーツ栄養学最新理論〈2020年版〉


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