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雑談

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#身体

妻(夫)は自分の身体の延長という

妻(夫)は自分の身体の延長という

ある患者さんと話していた話。

その男性は十数年妻の介護をしていた。

もうすぐ80歳を迎えるにもかかわらず、仕事を続け、家事全般をやり、妻の身の回りの世話をし、さらには趣味も楽しんでいるという驚くべきパワフルな人だった。

身体に痛みがあってリハビリに通っていたのだが、症状が緩和するにつれて色々なことを話してくれた。

日常のこと、趣味のこと、妻のこと、昔のバブル期のときどんなことをして遊んだか

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わたしのお茶の時間よ

お茶の時間が好きなのはいつからだろうか。
お茶の時間を持つようになったのはいつからだろうか。

この時間は私のものという約束がされていて、いつもは目に見えない時間というものが、カップ一杯のコーヒーとして目の前に置かれているような、そんな気分になる。

1日を振り返れば仕事という社会活動か、家事という自分と家族の生活を営むための時間か、目的があるものが大半を占めている。

目の前に置かれた”時間”は

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最後に跳んだのいつだっけ

最後に跳んだのいつだっけ

「この前、久々に走ったらびっくりしちゃって。」

産後の患者さんとの話の流れでそんな話になった。妊娠したら日に日に身体が重くなるから走らなくなっていって、身体も元に戻りつつある今日この頃久しぶりに走ろうとしたら思ったより進めなかった、という。

小走りくらいはするけど全力ダッシュしたり、階段を一段飛ばしで駆け上がったり、最後にしたのはいつだっただろう。

最後にジャンプしたのはいつだっただろう。

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今更ながらアイドルのすごさに気付く

今更ながらアイドルのすごさに気付く

先日2人目の妊娠がわかって、それからと言うもの体調の悪い日が続いている。
いわゆるつわりであって、悪いものでないのは理解していても、体調が悪いと心まで荒んでいきそうになる。

いろいろどうでもよく思えたり、人と関わる気力が出てこなかったりしてしまう。
寝れる時にたくさん寝て、自分の身体になされるがままだ。

そんな中で感じたのは、「無条件に心を明るくするもの」の存在だ。

美味しそうなレシピ本(気

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