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教育について

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#教育技術

人前で授業する力をつけるために

人前で授業する力をつけるために

教師5年目くらいで書いた文章です。

自分のHPに研究授業・模擬授業の記録をつけている。ようやく200回を超えた。記録を見るとそれぞれの模擬授業のことが鮮明に思い出される。
生まれて初めての模擬授業は「2003年6月」。
2003年にサークルに参加するようになった。しばらくは見学だけで模擬授業はしなかった。先生方が次々に模擬授業に挑戦する姿を見て自分もやらなければいけないと感じ始めた。
次のサーク

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教室はきれいにして返す

教室はきれいにして返す

春休み。教師は、1年間使った教室を片付けて新年度の教室に移ります。
その際大切なのは、

4月よりきれいな状態で次の先生に明け渡す

ことです。
私は先輩の先生からもそう教わり、自分自身それが当たり前だと思ってやってきています。
1年間使った教室には様々な汚れが溜まります。次のような掃除を行います。

⑴児童用机椅子の足の埃をとる
⑵机の天板、ロッカーを雑巾掛け
(この2つは修了式の日に、子供達に

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「言葉」で教師としての威厳を保つ

「言葉」で教師としての威厳を保つ

15年前の文章です。

 言葉は人間性を表す。「教師」たるもの自分の言葉に自信を持ちたい。
大学を卒業してすぐに教師になった。現場の経験は教育実習の数週間のみ。そんな私が4月担任になった。「なんとかなる」と思ったが現実は何とかならなかった。 
「子どもといい関係を作りたい」「子どもと同じ目線でいれる教師に」。言葉はかっこいいかもしれないがこれが間違いの元だった。
 「若さを生かし」子どもと友達のよ

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跳び箱指導は誰でもできる

跳び箱指導は誰でもできる

20代の時の実践です。

昨年初めて6年生を担任した。学級にAさんがいた。体が小さく運動を苦手としていた。
体育の跳び箱の授業。Aさんは開脚とびができなかった。その他にも数名いた。彼らを「向山型跳び箱指導」で指導した。A式を数回やっただけで跳べるようになった子。何度も何度も繰り返して跳べるようになった子。次々と成功していった。Aさんも何度も挑戦した。次々と成功していく友達を横目に何度も何度も練習し

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私の時間活用術

私の時間活用術

前回書きましたが、過去の自分の文章をアップデートしてみます。

「私の時間活用術」というテーマで2005年に書いた文章です。

誰にも1日24時間しかない。
「仕事を効率よく進めたい」というのは誰もが思うことである。
 仕事を行うにあたって心がけていることは2つある。
1 学校の仕事は学校で行う。
2 できるだけ勤務時間で退勤する。
 学校の仕事は学校でやるが夜遅くまで学校に残って仕事をしている人

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小学校におけるノート指導

小学校におけるノート指導

朝日新聞の記事より。

全部は見られないが大体の内容は、わかると思います。
この記事に出てくる向山洋一先生からは書籍やセミナーなどでたくさん学んできました。
当然、私も算数の授業でも定規を使って丁寧に書くように指導してます。

しかし、この記事にもあるように定規を使う事が目的になってはいけません。
定規を使う事を目的化してしまった先生が、
定規を使ってないから全部やり直しなさい
という指導をしたの

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仕事ができる人の机はきれい

仕事ができる人の机はきれい

教師の仕事場は、大きく2つです。
教室と職員室。
それぞれに机があります。
今まで経験したことで感じるのは、

仕事ができる・速い人の机はきれい

ということです。
私自身のことを言うと、教師になって最初のころは整理が苦手でした。
机には、書類が山積み。机にも収まらず教師用机の周辺にも様々な荷物が散乱という状態でした。
残念ながら、教師の仕事については「授業」や「学級経営」などについては研修があり

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