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自分に正直に生きられない。けどそう生きたい。

自分に正直に生きられたらどれほど楽か。常にそう思って生きてきた人生。そうしたいけど、できない自分に苛立ちと疑問を投げかける日々。それが私の人生なんだと、諦めにも似た感情に包まれています。

では、「自分に正直ではない」生き方とは何か?それは次の考え方が主に挙げられます。

・常に他者に気を遣う
・自分よりも他者優先
・頼まれ事を断りにくい
・他者の評価を気にする

もっと自分中心に考えれば良いのに・・・そう言われることもあります。それが出来たらどれだけ楽か。どれだけ人生が楽になるか。けれども、それがどうしても出来ないのです。常に他者を気にし、「期待に応えたい、応えなくては!」と生きています。

自分の好きなように生き、他者からどう見られるかを気にしない人を見た時、「この人はなぜそうなれたのだろう?」と、とても不思議に思うのです。この国では、他者に迷惑をかけないよう教育を受けます。個性を表に出すとすぐに叩かれ、その他大勢の1人になるよう矯正されます。本来は欠点ではないにもかかわらず。それでいて、社会に出ると「個性を出せ」と言われ、また個性を出すと「和を重んじろ」と注意を受けます。

そうして出来上がったのが、「和を重んじる」という都合の良い言葉に、個性を抑え込むことを無意識に叩き込まれた「私」です。今はその価値観を直そうと、思考法や価値観の上書きに取り組んでいます。自分の内にある様々な価値観を掘り出し、本当に望むものは何か?を自分に再認識させるよう努めています。

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価値観とは自分の「信念」であり、「信念とは自分で信じ込んでいるもの」と、コーチングで教わりました。強く信じているからこそ、他者の価値観と合わない時は歩み寄れないのです。私の場合は「心の中では歩み寄らない」ですが、表面上は相手に合わせています。それが「和を重んじる」のだと信じ込んでいるから。

一度しかない人生をこのまま過ごして本当に幸せなのか?もっと幸せになれる方法はないのか?日々そう考えています。今が幸せでないなら、幸せでない理由を特定すること。特定して何ができるか?まずは自分の考え方や価値観を変えてみる。それでも幸せになれなければ、環境を変えるのも手段の1つです。

そうわかっているのに実現できない。だから悩む。それが私であり、他にもきっと同じ悩みを抱えている方がいることでしょう。ネガティブな感情に囚われやすい私ですが、それでも精一杯生きています。頑張らずに自分本位に生きれる日を夢見ながら。

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