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超影響力④「私たちが人を動かせなかった理由」

トモーロです。

今回で超影響力の解説は完結します。本日の内容は、この本の中で私が一番大事なんじゃないかと思った内容です。

それが「私たちが人を動かせなかった理由」という話をしていきます。これまで私たちがついやってしまっているNGなことを3つ紹介したいと思います。

それではさっそくいきましょう!


【伝統的な考えに真っ向勝負】

まず私たちの思い込みとして、「画期的なアイデアが正義」、「見た目より話の中身が重要」、「自分は温厚な性格」というように思い込んでしまう。

これらの思い込みが人を動かせないということにつながって行ってしまいます。その1つ目が「伝統的な考えに真っ向勝負」してしまうということ。

私たちが何かアイデアが思いつくと「素晴らしい思いつきだ」と絶対的な確信をもってしまいます。しかし、それに執着してしまうとかなり視野を狭めてしまいます。

相手に発信すれば喜ばれると思い発信するが、思ったより歓迎されず、むしろ迷惑がられてしまう。そして、「あいつはダメな奴だ」と認識するループに陥るのがオチ。

そのような伝統的な考えを変えるのに必要なのは、相手を変えようとせず考えさせること。「今のままで満足か?」、「どうしたらいいのか?」という問いかけにより、自己選択させることが重要です。


【話す前に自分に集中】

2つ目の理由は、「話し始める前に自分に意識を向けていない」ということです。いくら外見より中身だといっても少なからず見た目の印象はあります。

むしろ、最初の印象で結果は全く違うものにすらなります。例えば就職面接。最初の印象で8割が決まると言われているようです。

それもそのはず、人は2秒で目の前の相手の好感度を測っているからです。たった2秒で相手の性格などの中身が分かるわけがないですよね。

判断するのは見た目なのです。最初に「この人は賢そう」という印象を与えることができればその後のメッセージも好意的になります。

なので話の内容よりも

・楽しそうに挨拶する
・相手の目を見る
・相手のは話に相槌を打つ


といったことを心がければ相手に賢そう、リーダーシップがありそうなどの印象を与えることができます。


【客観性を見失うな】

最後のダメな理由は「人を動かす側になると客観性を見失う」ということです。あなたの身の回りにはいるでしょうか。

当選した途端に威張る政治家、出世した途端態度が変わった同期、事業で少し成功しただけでカリスマと勘違いする起業家などの人たち。

このような人たちはなぜ変わってしまうのか。その原因が「客観性」を見失ってしまっているからです。

人間は元々自分自身を客観視することが苦手な動物であり、自分自身のことを高く評価してしまいがちです。

そこで、客観性を維持するのに重要なのが「知的謙遜」です。知的謙遜において私たちが日ごろから確認しておかなければいけないのが目的、前提、視点です。

まずは目的。「自分が今何を達成しようとしているのか?」、「何を目的としているのか?」を常に確認しておくことが重要です。

次に前提です。前提とは「自分が今当然だと思って行動していることは何か?」という事です。これを考えることで思い込みを少なくしていきます。

最後は視点。「現在の視点で問題を眺めるとき、そこに公平性は保たれているのか?」といったことです。確認することで、様々な視点で物事を眺めることができます。

以上の3つを確認しておくことが客観性を維持する方法です。


【さいごに】

いかがだったでしょうか。ここまで超影響力の解説記事を4本お送りしてきました。

人間の根本的な性質から、人を動かすためのテクニックまで詳しく解説されていて、すぐに誰かと会話して試してみたくなるような本だったのではないでしょうか。

もし気になった内容があるというかたはぜひ普段の会話から試してみても面白いんじゃないかと思います。

ではまた✋


ここまで読んでいただいてありがとうございます。この「トモーロの部屋」noteでは皆さんの学びのきっかけになるような記事、そして仕事に役立つような記事を週3回を目途に書いています。

もし、気に入っていただけたのであればスキ、コメント、フォローよろしくお願いいたします。それではまた次回お会いしましょう!

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