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転職2.0を読み終えて

トモーロです。

今回は、先日まで行っていた「転職2.0」の解説を踏まえて私がこの本を読んで感じたこと、思ったことを書いていきたいと思います。

今回も本からいろんなことを学んでいきました。特に、最近では転職が当たり前になりつつある時代の中で、「やってみたいけどなかなか一歩が踏み出せない」という方には、背中を押してくれる1冊なのではないかと思います。

これまで同調圧力の中でできたよくわからない常識だったり、ルール、価値観が変わる本だと思います。

それではいきましょう!


【我慢して働くな】

この本の中で何度も主張されている言葉が「我慢して働くことが一番無駄」です。この言葉は私の中でも非常に強く心に響きました。

この言葉だけで、これまでの仕事の常識や価値観を一瞬でひっくり返してしまい、この言葉に対して「そんな甘い考えで生きていけるわけがない」とイライラしてしまう人もいるでしょう。

しかし、この本を読み終わった時には「1つの会社で定年まで働いて本当にいいのだろうか」ともう一度自分を見つめ直すと思います。

これまで転職と聞くと「今の会社についていけないから」とか「職場の人が嫌だから」といった理由が多く、日本ではそれらを「逃げる」という言葉でくくられてしまいがちです。

そんな価値観でいるので「辛くても、苦しくても立ち向かえば報われる」というストーリーをどこかで信じながら仕事に取り組んでいます。そのような環境下で過ごしているうちに「仕事=辛いもの」という価値観が定着してしまいました。

転職がこれまでネガティブに考えられてきた所以がここにあります。つまり、価値観が昔のまま。なので、転職は逃げる道と考えるよりは、道を選び直すという言い方もできる。


【転職のハードル】

転職と考えると、これまで仕事ができる人がやるものだと思っていました。そのハードルは高く、市場価値の人たちだけがやるものであって、私みたいな凡人はおとなしく今の会社に感謝しながら働いていくのが良いものだと考えていました。

また、転職活動するとなるともう一度就活みたいなことをしなければいけないのかという気持ちにもなると思います。しかし、それらの考えは完全に思い込みに過ぎなかった。

転職がハードル高く感じてしまうのは私たちが転職の方法もやり方も知らないから。つまり、単に情報不足なだけだったのです。方法ややり方が分かれば転職のハードルは劇的に下がります。

むしろ、本を読んでから就活のやり方すら間違っていたのではと反省させられました。「自己分析」というもの1つとっても「自分のタグ」を考えるというやり方はやっていなかった。

私たちは、大学から就職した会社に入社しただけであたかもそこの常識が日本の会社の常識である。すべてに当てはまるものだと思い込んでしまう。これは、あの名著「FACT FULLNESS」の中でも語られている単純化本能「世界は一つの切り口で理解できる」という人間の思い込みに似ています。

私たち人間は、シンプルなものの考え方を好む性質です。しかし、それでは世界をとんでもなく誤解してしまうというのが単純化本能です。これを私たちは、会社を見る時に当てはめてしまっています。完全に思い込みです。


【個人労働寿命を重視】

最後に、世の中の変化について話して終わりにしたと思います。なぜ転職の考え方が最近になって拡大し始めたのか。それは、企業の平均寿命よりも個人の労働寿命のほうが圧倒的に長くなっているからです。

この言葉を聞いて私も「確かにそうだな」と思いました。特にコロナ過になってそれが明白になったのではないかと個人的には思います。もはや一昔前まで「この企業に入社すれば一生安泰」と思われるような大企業においても倒産リスクとは無縁ではなくなりました。

逆に、ベンチャー企業が有名大企業を追い抜くこともある。どんどん企業の中で下剋上が起きてくるのではないかと思います。そんな時代を迎えるにあたり、転職を経験しているかしていないかというのは失敗・成功は置いておいてかなり武器になるのではないでしょうか。

「この会社、今のままではやばいな」と思った瞬間から動きなれている人とどう動いたらいいかわからない人とでは明らかに差が出てしまいます。

周りの人達はいろんなことを言ってくると思います。でも、今この記事を読んでくれる人なら理解できるはずです。言ってくる人は「単にやめてほしくない」と思ってるだけ。あなたに行動を起こしてほしくないんです。

残酷ですが「あなたに行動を起こして成功してほしくない」と少なからず思っていると思います。「このままじゃいけない」と一番理解できているのはいつだって自分自身の本音です。

その本音と真摯に向き合い、行動を起こしてみませんか?

では、また✋


ここまで読んでいただいてありがとうございます。この「トモーロの部屋」noteでは皆さんの学びのきっかけになるような記事、そして仕事に役立つような記事を中心に書いています。

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