三代朋也/ミシロトモヤ

映像を主に表現活動をしている21歳です。味噌汁と納豆が好きです。「等身大」をテーマに文…

三代朋也/ミシロトモヤ

映像を主に表現活動をしている21歳です。味噌汁と納豆が好きです。「等身大」をテーマに文筆していきます。 その他SNSはこちらから https://lit.link/tomoyamishiro10m03

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最近の記事

【エッセイ】未来とクソッタレに溢れた成人式

どうも、三代朋也です。 2023年、お疲れ様でございました。 本当に、怒涛の一年でございました。創作活動に於いても、個人的な部分の変化に於いても、怒涛怒涛怒涛でございました。 本当はね。本当は「2023を振り返ってみよう!」という記事にしようと思っていたんです。一月、二月、三月…と順番に振り返っていこうと思ったのですが、一月の成人式の話で色んな話を思い出してしまって、とんでもない長文記事になってしまいそうだったので、一旦止めました。 師走に成人式の思い出を書くという変な記事に

    • 【さんぽ#1】普通列車で15時間!大阪から埼玉へ!前編

      さんぽ!どうも、三代朋也です。 久々のnote投稿になります。文章を書くのが好きで始めましたが、いつも変な哲学が混じった変なエッセイになってしまうなあと悩んでおりました。あれ、なんか知らないですけど、体力使うんです。なので、もっとヘルシーで、何か定期的に投稿できるものがないかと悩んでいました。 何かないだろうか…。飽き性の私が定期的にやってること…。 あ、さんぽだ。 そうです。私はよく、さんぽをするんです。 そして、面白いものがあれば写真を撮って、面白そうな人がいれば勇気

      • 【エッセイ】板挟みの毎日へ

        お久しぶりです。書きたいこと書きます。 お久しぶりです、三代朋也です。 最後にnoteを書いたのが去年の9月だと言うことを知って、身体の震えが止まりません。毎週投稿を当時はしていましたが、今年の3月から4月にかけて上演した舞台の制作が始まり、「こりゃ毎週書いてたらぼかあ死んでしまう」と判断して休止しておりました。あとは新しくやりたい事も見つけて、それにチャレンジしてました。あとで書きます。 さて、なぜ急に再開したかと言うと、色々あったからです。別に理由は言いません、ごめん

        • 【エッセイ】差し入れの「最悪」とは何か考える記事2

          前回の記事「差し入れの『最悪』とは何か考える記事」のまさかの続編です。 ↓↓前回の記事はこちらから↓↓ というのも、インスタグラムのストーリーで宣伝した際に、出来心で「あなたの思う差し入れの『最悪』はなんですか?」とアンケートをしたところ、なんと18件の回答がありまして、これは紹介しないといけないという気持ちと、みんなどんだけ大喜利したいんだという思いから、続編を書く事にしました。 前回のおさらいをしておくと、差し入れに適していない条件は7つ。 そして全ての条件が揃う

        【エッセイ】未来とクソッタレに溢れた成人式

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        • さんぽ まとめ
          1本
        • 死についてのいくつかの考察
          3本

        記事

          【エッセイ】差し入れの「最悪」とは何か考える記事

          差し入れとは、ねぎらいの意味を込めて飲食物を送ることである。 発表の場を多く経験した私は、多くの差し入れをいただき、多くの差し入れを送ってきた。 差し入れとは、相手が喜ぶことが大前提であり、最優先事項であり、常に「最高」を目指しながら、人々は何を差し入れにしようか熟考するのである。 そこで私は考えた。 逆に「最悪」を目指すと、差し入れは一体どのような形態になるのだろうか。 そこで今日は、最悪な差し入れをできる限り考えていきたいと思う。 きっと最後には、最悪を知ることで最

          【エッセイ】差し入れの「最悪」とは何か考える記事

          【エッセイ】才能

          気を悪くする人には申し訳ないが、私は「才能」とか「センス」とかそういう言葉があまり好きじゃない。 なぜかというと、とても都合の良く、使い方が浅はかなものが多いからだ。 人それぞれが持っている個性そのものを「才能」「センス」と一言で片付けるのが苦手だ。そもそも私は、才能やセンスなどという概念は「存在しない」に等しいと考えている。 何か得意なものがあるのなら、まずそれを見つけるまでの歴史があり、それを「続けよう」と思う意志があり、挫折や喜びが紆余曲折あったりと、たくさんの環境

          【エッセイ】才能

          【エッセイ】二十歳になってから

          2002年6月、二十歳になりましたので、二十歳に関するお話を二つ。 「はじめての年齢確認と小さな奇跡」二十歳になって解禁されるイベントはたくさんあるが、私が最も楽しみにしていたのは「年齢確認」である。 あれこそ大人にしかできないイベント。レジの液晶にいっぱいに映る「二十歳以上」というボタンを押す体験。年齢を確認するため身分証をサッとだす仕草。あの「手続き感」にとっても憧れがあった。 そしてついに今夜、私も手続きができる‼︎ 「タ〜ラララララ〜ラ、タララララ〜♪」 聴き馴

          【エッセイ】二十歳になってから

          【短編小説】嘯く蟬

          今日の蟬も、やけにうるさい。  ジジジ、ジジジジジジ。  空のベッドに向かって、俺はただ目を向けることしかできない。揺蕩うカーテンの向こう側で、俺を嘲笑うように鳴く蟬たちの声が騒々しく聞こえる中、俺は秀の声を思い出す。 「いいよな、おまえは」 「え?」  顔を上げると、秀が窓の方を見ている。カーテンを透かした木漏れ日が、青白い衣服の中を泳ぐ。 「蟬ってさぁ、一週間しか生きられないってよく聞くけど、あれって成虫の話だけなんだ。幼虫の間に、七年くらい生きてんだって」  

          【短編小説】嘯く蟬

          【エッセイ】かわいい

           私はこの世の中に無限に存在する言葉のなかで、最もポジティブで最も警戒すべき言葉を知っている。  「かわいい」である。  「かわいい」という言葉はどんな言葉にも凌駕することができる魔法の言葉だ。  「綺麗」の反対語は「汚い」で、「面白い」の反対語は「つまらない」。しかしなぜだろうか、「かわいい」の反対語は私は見つからない。もちろん「かわいくない」という言葉はあるが、それは「かわいい」という前提があっての考えである。  「ブサかわいい」「きもかわいい」という言葉があるように

          【エッセイ】かわいい

          【エッセイ】あの世の同窓会で、会いましょう

          天国や地獄、死の後は無になる、お星様になる。 死生観とは人の数ほどあるが、私が考える死生観はこちら。 「あの世、同窓会説」 ※今回のエッセイはこちらの「彼願」という映像作品を制作するために書いたエッセイを加筆したものです。 日々、たくさんの選択の中で生きている。 私たちは1日に最大で3万5000回の選択をしているそうだ。 今日の朝ごはんにはコーヒーか、オレンジジュースか。ズボンから履くか、シャツから着るか。先に寝癖を直すか、あとで直すか。 もし、オレンジジュースを選び、シ

          【エッセイ】あの世の同窓会で、会いましょう

          【エッセイ】追々、妖怪になりたい

          「妖怪という名前のつく、子供に大人気だったコンテンツは?」  そう聞かれたら私は、「ウォッチ」の前に「ゲゲゲ」が出る。それぐらい昔から妖怪が大好きだ。  妖怪は古来から、恐怖を与え、日本人の想像力を掻き立ててきた。今でもなお、現代怪異と言われ、「口裂け女」や「人面犬」など、日本人に影響を与え続けている。  そんな妖怪という存在。一体なんなんだろうか。  よくこういう話をする人がいる。 「私、妖怪とかいないと思うんだよね」  ロマンって知ってるか? 「だって見たことないもん

          【エッセイ】追々、妖怪になりたい

          【エッセイ】この世は「選べる天国」

           死について考えてみようと思う。  大前提として私は、死ぬのが怖い。めちゃくちゃ怖い。何故怖いのか。それは「知らない」からだと思う。人間は知らない事がとても怖い生き物で、その怖さを掻き消す為に知的探究心が備わっているのだと思う。知識を蓄えて、少しでも怖くないように生きるのだ。  ただ、「死」には情報が無さすぎる。何故なら死んだ人はこの世にいないから、誰も死んだ後のことを教えてくれない。「死人に口無し」とはかなり、すごく、素晴らしく、言い得て妙である。「死」とは情報が無さすぎ

          【エッセイ】この世は「選べる天国」

          【エッセイ】トゲ

          私は今、大変な問題を抱えている。小さくも大きな問題である。 どんな問題も、事の重大さというのは当の本人しか分からない。その事を理解しながらも、時たまに他人の事情を憶測する事なく、軽薄な態度をとってしまう私は愚か者である。 だから私の抱えている小さくも大きい問題の痛みを分かって欲しい訳でもない。ただ聞いて欲しい。人に聞いてもらうことで楽になる事もあるからだ。どうか私を救って欲しい。 昨日から左中指に棘が刺さって痛いです。 痛いんです。なんでこんな小さいものからこんな大きな

          【エッセイ】遺す

          表現すること。その入り口は“残すこと”だった。  私はとても忘れっぽい。昔から覚える事が苦手で、勉強に於いても「暗記すれば点を取れます」と言われた場所で得点を取れたことは少ない。しかし負けず嫌いの私は「空欄」という答えは認められず、とりあえず何かで埋める努力はしていた。1番ひどかったのは家庭科のテストにて、「小口切り」が正統の解答欄に何を血迷ったのか「魔神斬り」と書いていた。痛恨の一撃である。  生活に於いても、記憶力は乏しい。中学生になった時には小学生の記憶は欠落している

          【エッセイ】遺す

          はじめまして、三代朋也です。

          はじめまして、三代朋也です。ミシロトモヤと読みます。 普段は映像を中心に表現活動をしている者です。 自己紹介2002年生まれの埼玉育ち。ピチピチの21歳です。よく老け顔と言われます。そんな人にはよく物理攻撃をしています。  前述の通り、普段は映像を中心に表現活動をしています。13歳の頃から映像に興味を持ちはじめて、そのままズルズルと楽しくここまでやってきました。  高校は芸術系の学校に進学し、その中で演劇部に所属したりもしました。いつも表現活動が隣にある生活だったからか

          はじめまして、三代朋也です。