書籍「勇気を持ちたい仲間への応援歌」 あらすじ連載【8】 再送
皆様、いつも本当にありがとうございます。
極端な自立体験記(日本語の全く通用しない場所で自分と向き合った、日本人一人きりの20代米国留学)です。勇気を必要とされている方々の一助になれば幸いです。
【8】生まれて初めての父への本気のお願い事。
真剣勝負でした。
「アメリカに行きたいんです。英語を勉強して帰国後の就職に活かしたいです。僕は、父さんと母さんから自立する必要があると思っています。強くなりたい。このままでは、自分は流され続けてしまう。父さん、アメリカ行きを許可してほしい!」
「この世の中に、息子が真剣に考えて出した結論に反対する親がいるわけがないだろう。行ってこい」
私は、この父の言葉を一生忘れることはありません。私の宝です。
出発日の朝、玄関先で一人息子をいつまでも見送る母の姿。忘れることは決してありません。
「お母さん......」
素直になれず、母にきちんと挨拶できずにいた私、もっと話しておけばよかったという自責の念にかられ、走り去る車の後部座席から振り返り、心で何度も呼び続けました。「はじめてのおつかい」は、切なく静かに始まりました。
成田空港。見送りに来てくれた友人数名に、今生の別れのような顔で手を振り、乗り込んだ飛行機。そして、いよいよ動き出す機体。「もう後戻りできない」、そう思って見つめた天井を忘れません。
「よしっ、やってやるぞ!」
未知の世界の扉を、私は確かに自分の手で開けたのです。
この時に。
つづく...
どうかよろしくお願いいたします
●日本人の心に火をつけたい 日本を元気にしたい●
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