ダイエットにおけるたった1つの本質
『食べすぎず、たくさん動く』ダイエットの本質はこれだ。
なんだそんなことか、という前にもう少しだけ読み進めてほしい。
日々、新しいダイエット法が登場し、何を信じれば良いのかわからなくなることがあるはずだ。
「炭水化物を抜く?夜9時以降は食べない?」
その方法が本当に効果があるのか、頭を悩ませる方も多いはず。
私たちは皆、彷徨うように次なる「奇跡の方法」を探しては、挫折と再挑戦を繰り返す。
だからこそ、本当に大切なことが何なのか見失いがちだ。
もう一度言うと、ダイエットの本質は『食べすぎず、たくさん動く』。
例外はない。奇跡のダイエット方法は存在しない。
本題に入る前に軽く自己紹介をさせていただこう。
もう情報を求めて彷徨わないようになるはずだ。
「食べすぎず」の定義
重要なのは「食べすぎず」の定義。それはあなたの基礎代謝相当のカロリーを取ること。
基礎代謝とは、私たちの体が生きていくために最低限必要なエネルギーのこと。
呼吸をする、心臓が動く、体温を保つなどの基本的な生命活動にはエネルギーが必要だ。
具体的には、寝ている状態でも心臓が動き、呼吸が行われ、体温が保たれるためにもエネルギーは絶えず消費されている。
ストイックな人でダイエットがうまくいってない場合ほど、厳しく食事制限しすぎていることが多い。
食事量が基礎代謝以下になっていないか確認しよう。
基礎代謝分のカロリーに匹敵する食事量はけっこう食べれるので満足感も高くなるはずだ。
基礎代謝はこのサイトで計算してみよう。
予想以上に食べすぎているかも
私たちの体は、摂取カロリーと消費カロリーのバランスによって成り立っている。
過剰なカロリーは脂肪として蓄積される。逆に消費カロリーが摂取カロリーを上回れば体重は減少する。
当たり前と言えば当たり前だ。このシンプルな原理が、ダイエットの全て。
奇跡の方法は存在しない。(体脂肪1kg落とすには7200kcal必要だ。)
たくさん動くことで消費カロリーが増える
1日30分のランニングや週に数回の筋トレ、週末に楽しむスポーツ、さらには暗闇ボクシングのような新しい形のエクササイズも、全ては「たくさん動く」ための手段にすぎない。
あなたが続けやすいこと、かつ楽しめることで、自然と消費カロリーが増え、ダイエットにも繋がる。
筋トレを軸にランニングやスポーツなどを取り入れてみることがおすすめだ。
筋肉がつくと基礎代謝が上がるので消費カロリーがさらに増えていく。
つまり、ダイエットを成功させるためには、流行りの方法に振り回されるのではなく、「食べすぎない、たくさん動く」という基本的な原則に忠実に行動していくことがダイエット成功への近道となる。
ただし、過度な制限はNG。
女性の場合、女性特有の期間が来なくなってしまうケースも存在する。
最後に過度な制限例として、SNSでもよく目にするケトジェニックダイエットを紹介する。
大半の人がケトジェニックダイエットのやり方を間違えているので過度な制限になりやすいダイエット方法の1つだ。
おさらいすると、ケトジェニックダイエットとは・・・
三大栄養素であるタンパク質・脂質・炭水化物のカロリー比率を
3:5~6:2~1に設定して食事制限を行う方法のこと。
ケトジェニックダイエットは本当に必要?
結論、あなたが健康診断や医師から、「メタボリックシンドローム」と診断されていない限りはやらないほうがいい。
本当にケトジェニックダイエットをやりたいのであれば、あくまでも自己責任の範疇でやってみることをおすすめする。
または、医師や管理栄養士と相談すること。やるとしても期間を1ヶ月以内に抑えるべきだ。
世界最高峰の大学であるハーバード大学の医学部は、ケトジェニックダイエットは不健康で重大なリスクがあると警告している。
潜在的なリスクはたくさんある。内容をざっくりまとめてみた。
ここまで発表されていながら、それでもあなたがケトジェニックダイエットをやりたいのであれば止めはしない。
例えば、あなたがモデル業をやってて短期間で一気に体重を落としてボディラインを整える必要があるとしても、やるなら1ヶ月以内に抑えるべきだ。
ちなみに、炭水化物を少量でも食べながら、食事管理をするやり方とケトジェニックダイエットは全然違う。
低炭水化物ダイエットが最低でも100gの炭水化物がとれる食事内容だとすると、ケトジェニックダイエットの場合は10~20g以下。つまり炭水化物はほぼ取らない食事内容になる。
ダイエットの本質は非常にシンプル。
「食べすぎず、たくさん動く」
この基本に立ち返ることが、真の成功への鍵だ。
あなたのダイエット成功を祈って今日は終わろう。
最後まで読んでくれてありがとう。
ではまた。
いただいたサポートはプロテインになって僕の筋肉が成長します。