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diary

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私の私による私の為の備忘録。日々。
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#京都

2023.04①

抗えず、あっけなく沈み込んでいた3月が終わり、迎えた新年度。

なんとか保っていたメンタルはガタガタになっていたことをここに残しておく。
去年から張り続けていた精神はもうカラカラに乾き、もはや粘度を失っていた。
思考は潜ろうとするたび大量の浮き輪を巻き付けられたかのようで、常に三半規管がやられている感覚になっていた。そしてとても短気になっていた。
定期的にある打ち合わせは、私のケアに充てられる始末

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2023.02②

仕事や趣味、家族に恋人、友達知人このどれらにも全て愛を注ぐことは到底出来ない。
愛は有限であり、しかもその半分は自らの為に必ず確保されている。

だからこそ人間だし、だからこそ苦しみ、面白いのだろう。

「どう生き抜くか」という話題が自身の周りのトレンドになって久しく、
例に漏れず目を通す以上に踏み込んで、知識として取り入れてきたが、
思春期にとてつもなく掲げられた「半径5メートルの君へ」という指

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2023.1③

太った。わずか1ヶ月で3Kgも。
ここまで体に変化が起きるのかと驚いた。
体重が増える分には、特に問題があるわけではないのだが、
「やつれたなぁ、、」と思っていたのにも関わらず、その逆を身体が進んでいたので驚いた。さてはて。

若手ミュージシャンの音響を2本担当させてもらい、今まで自分で歌ってきた機会がどのようなものだったのかを身をもって思い知ることが出来た。
リハの音作りから、本番を迎えるまで、

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2023.1②

果てしないと思うような地平も歩みを止めなければ、もとい生きていれば歩まなくとも辿り着く。恐ろしい真理。
久しぶりに眠れない(物理的に)日が続いていて、久しぶりの休日を迎えている。

音響やデザイン、企画会議など様々な事に携わらせてもらって感謝と重圧と松屋をひたすら周回しているような、そんな日々。
長くミュージシャンを名乗って歌い回ってきたが、実績など本当に乏しいモアザンの私にこのような機会を頂いて

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朝が降る。

昨日は1日おセンチな感情を必死に抑えて過ごした。
今は明日からに向けての事を考えて、自分が今何歳になのかを数えないと分からなくなっていた。
年末の河原町の交差点で聞こえてくる咆哮のような冒頭で始まる私のハイライトだが、師走の走馬灯といって差し支えないほど、あっという間に駆け抜けた。
明日から紛うことのない新しい生活に変わり果ててしまう。
今までずっと繰り返してきた日常を崩すというのは、正直な気持ち

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春は曙。夏、武蔵丸。

最近は毎日、違う人たちと夜な夜な電話をしている。

僕はとても電話が苦手な方なのだけど、それはそれは長い時間続いた。

コレが数年前なら膨大な電話料金が忘れた頃にドサっとのしかかってきて、より一層電話に対する嫌悪感が増していったのかもしれない。

本当に今は通信関連は便利になったものだ。

まさに今、僕はその恩恵を受けている真っ只中にいる。

コロナ禍という未曾有の事態から生まれた副産物で、とても

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Pow-wow。

Pow-wow。

朝の占いを見なくなって久しい。

端から見れば無駄かも知れない、そんなちょっとしたモーニングルーティンが様々なバランスを取っている。

ここで一発新しい「何か」を定めていきたい所。

ずっと思っているのは早朝ランニング。しっかし本当にこれに関しては出来る気が一向にしない。これはもう仕方ない。気長に待つ他ないだろう。

コーヒーミルでも買って「豆から珈琲」を出来るほどマメな性格でもないので、これもな

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金色の男。

五年前、その定められた期限を守れなかったウッカリな青年は、時を経てその約束を今度は守り金色の手形を授かった。

これで僕も立派な優良運転手。これからもハンドルを極力握る事なく安全に生きていこうと思う。



そんな中、しれっと10月の公演が二本中止になっていた事を白状しておこう。

歌う機会が無くなるというのはやはりグッときてしまう。

それでも主催者側の意向に従うのは致し方がないところなので、

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秋。

季節の総選挙たるものがあるとすればいつだって軽く入賞しちゃう季節、秋。

最右翼として挙げられるは春。なかなかの強敵では有るけれど、そのキャラクターは全く正反対で異なると思っている。

言うなれば「半袖長ズボン」が春とするならば、秋は「長袖短パン」

冬に名残と夏の名残がそれぞれ出ていて、似て非なる感情の移ろいを運んでくる。

〇〇の秋、というキャッチコピーを沢山持っているのも評価すべきポイントだ

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34→35。

昨夜はsomeno kyotoにてワンマンライブ。

「34歳を駆け抜けるツアー」と勝手に銘打って始まった日程のファイナルだった。

如何でしたでしょうか?

10年来の方から初めましての方まで、北は北海道から南は岡山まで。

私史上とんでもない振れ幅のある客席と向き合い、歌えた事はこれからの糧になることだろう。

良いステージだった、とも感じています。

この感覚が、昨日共有してくれた皆さんと誤

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まっ白な日に。

わお、びっくりだ。

どこかのボタンを押したらCell The Rough Bucthの『RED』が流れてきた。

いいじゃない、このまま進めよう。



今年はどんなふうに夏にケリをつけたのだろう。

変わらず忙しない毎日で、そんな事に目を向けることも無く、陽は短くなった。

毎年なんだかんだとソワソワしていた9月も、もう終わる。

そんな時間の流れに少しばかりの焦燥感を抱きながら、それでも俯

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耳あて。

一年と1ヶ月に少し満たない程度、住んだこの部屋にカーテンを付けた。

付けてこなかった理由は大して無く「気付かない内に朝が来ないように」という一見センシティブな、しかしその実、ただの夜更かし防止の為の方法だった。

外の情報を、これだけ少し遮断するだけで部屋内の雰囲気はシャキッと締まり、より集中力が醸し出そうなこの感じを見ると、なんとも間の抜けた、なんならただの怠惰だったんじゃなかろうかと不要不急

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循環。

一昨日くらいから、約3ヶ月ほど閉ざされていた窓を開放した。

それに伴い、その間の除湿を担い続けてくれたエアコンも止め、ようやく今年の夏が終焉したとする。

二日続けて映画を観ることにも成功した。

「ステキな金縛り」と「HALLO WORLD」スペルは合っているだろうか。。あえて確認はしない。自身の米力を信じてこのまま進めていく。(と、言ったけど違和感ゆえの予測変換によるとH「E」LLOでした。

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release。

今日が火曜日だということに、まず驚いている。

「燃えるゴミを出さなくちゃ!」と飛び起きたのだけど、それはどうやら昨日の朝の話で、明後日までパンパンのゴミ袋を玄関先に保管することを余儀なくされた事を思い知った朝の一幕。今日は朝ごはんをしっかり吉野家で済ませたのでパソコンに向かっている。

なんともウダウダと過ごした昨日だった。ワンマンにお越しいただいた皆様に感謝のメールを送り、それ以外ご飯も食べず

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